パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
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World Cup~Quater Finals終了まで

2006-07-02 23:51:34 | サッカー
 64試合のワールドカップも残すところ4試合だけになってしまいました。昨日でベスト4が出揃っちゃいましたが、前のエントリ以降の感想を

○フランス3-1スペイン
 間違いないく今大会ベストの試合のひとつになりそう。試合前はGLを圧倒的な強さで勝ち上がったスペインの勢いが勝ると思われていただろうし、ジダンのラストダンスだと思ってこの試合を観たし、実際スペインがゲームを支配して、先制したあたりまではそのままスペインが押し切りそうだった。シャビ、シャビ・アロンソ、セスクの魅惑の中盤は滅多にお目にかかれない美しさだった。珠玉のタレントをまとめ上げ、スペインの監督アラゴネスは素晴らしい仕事をした。対するドメネクの采配は本当に酷い限りというか、単に疲れた選手を入れ替えるだけ。
 でもなぜか最後はフランスが勝ってしまう。しげさんも言ってたけど、結局フランスのベテラン達の経験に屈したのかなぁ~。ジダン、アンリ、ビエラといったメガ・クラック達と、F.トーレス、セスクらメガ・クラック候補の差だったのか?経験で対抗できる唯一の選手ラウルも途中交代してたのが何とも象徴的かも。トーゴ戦あたりでジダン引退が現実のものになってチームが急に結束したんだろうか?とにかくGLとは別のチームだった。
 
○ドイツ1(4 PK 2)1アルゼンチン
 この試合も素晴らしかった・・・けど、録画失敗で延長戦以降はハイライトだけ 左のテベス、右のマキシ・ロドリゲスがドイツの両SBのあがりをケアしてドイツの攻撃に全く躍動感がない。CKから先制してしてペケルマンはしてやったりだったハズ。でも、ジーコもそうだけど、ペケルマンの逃げ切り采配は意図と違う結果になってしまいました。運動量の落ちたリケルメを下げる、前線でポストになれる選手を入れる、まったく理にかなっていたけど。
 オドンコールが入って、ソリンが走り負けるあたりから雰囲気が変わって、走る→あげるという真面目な攻撃を繰り返していたら、あまりの真面目さに嫌気が差したのか?、左サイドがぽっかりあいて、フリーのバラック→途中出場の長身ボロウスキ→クローゼで同点。ドイツの忍耐強い攻撃は見事の一言。ここでガタガタと崩れないのが日本との違いだろうけど、仕留める力はお互いに残ってなかったんでしょうね。PK戦はクジですが、インテルの至宝カンビアッソに辛い役どころが回ってしまったのが残念、というか、後を引きずらないか心配
 
○イタリア3-0ウクライナ
 イタリアの強さも出色だったけど、途中交代で多分出場してなかったオッドが出て、さらにアメリカ戦でOGやらかしてその後外れてたザッカルドまで交代で出て、見事リッピの期待に応えたのが印象的。「全員を必要としている」という采配を実際に行って、しかもそのすべてが戦術的に意味があり、おまけにチャンスを得た選手がその期待に応えていくのだから、チーム全員が一丸になるに決まってる。ペッソット(8年前はジダンをマーク役だった)があんなこと(自殺未遂?)になって動揺するかと思ったけど、結果は逆で、むしろ団結心は強まるばかりのよう。
 リッピよ、インテル監督時代は一体何をしてたのですか?と言いたくなるけど、それでもあなたは素晴らしい監督だったのですね。
 
○ポルトガル0(3 PK 1)0イングランド
 私にとって今大会最大の失望は攻撃にまるで変化のなかったオランダと、このイングランド。若いオランダはまぁしょうがないかと思えなくもないけど、6年間の総仕上げエリクソンに言い訳は許されないハズ。あのタレントを揃えてどうやったらあんなに果てしなく退屈なサッカーができるのか? パッと見て思ったのは、パサーばかりで走る役がいないことで、As.コールぐらいしかスペースをつく動きをしてなかったと思う。怪我のベッカムに変わってレノンが入ったら途端に躍動感が出たのはそのためでは? 
 元々の構想はルーニー、オーウェンの2トップで、オーウェンがパスを引き出す走りをする役だったハズ。怪我したのは不運と言えなくもないけど、体調は万全ではなかったわけで、そこで無理をさせて半年間また戦線離脱という責任をどうとるつもりなのでしょうか?しかも控えFWに、切れとスピードが売りで代表経験も豊富なデフォーではなく、17歳ウォルコットを選んでおいて、一試合も使わないチグハグぶり。本気かよ!?と思っていたけど、デフォーをメンバーに入れておけば控えがいるわけだから安心して2トップにできたわけで、クラウチ&ルーニーorルーニー&デフォーの2トップにして、ルーニーand/orデフォーに好きに動いてもらうことで躍動感もでたハズ。ちなみにジェナスも一試合も出ていないので、結局FWはもう一人多くしてもよかった。
 というわけで、イングランドのサッカーを見てると勝ち上がって欲しくなくなっていたので、PK戦の結果に満足。

○フランス1-0ブラジル
 ブラジルサッカーが好きな私には残念ですが、フランスの完勝。セットプレー含めてブラジルの守備はまぁ何とか持っていましたが、失点シーンはオフサイドトラップ絡みのミスコミュニケーションでもあったんでしょうか?(3人だけじゃ防げない) ジダンを警戒したんでしょうが、パレイラの中盤下がり目を3人にする采配は機能しませんでした。ジダンがこの試合で引退と覚悟したのか?全盛期のようなパフォーマンスで結局彼をマークし切れなかったこともあるし、逆にロナウジーニョがビエラ&マケレレのフィルターの後ろに隠れて力を発揮できなかった。アドリアーノが入って、ロナウジーニョがポジションを下げたら途端に歯車が回りだしただけに結果論ですがもうちょっと早く動いてほしかったかも。守備重視ならエメルソン&G.シルバを並べてガツガツマークしても良かったハズだったけど、「ブラジル」のプライドが邪魔したか? ちなみにあのゴールはジダン→アンリへの初アシストなはず。
 しかしこれでドメネクが名監督とか思われるようならお笑いですね。ブラジルのセットプレーでファーサイドが空く(アビダルのコメント)と見抜いていたテクニカル・スタッフは凄いと思うけど。それだけ何をすべきか分かっているタレント達が揃っているということですかね。

 
ベスト4はヨーロッパだけで、なんだか急に仲間内だけの大会にコジンマリまとまってしまった気がしますが、いずれ劣らぬサッカー大国同士、近隣ならではのライバル意識が好ゲームをもたらすことを期待したいです

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4 コメント

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あっというまにベスト4ですね (くうobnw@ロンバケ中)
2006-07-03 23:48:00
私もだいだい師匠と同じような感想を持ちましたー。未だにどうしてフランスが上り調子なのかよくわかりません。イングランドにいたっては、最後、テリーとファーディナンドが泣いているのを見て、悔しいやら(もちろん勝負に負けてではなく)情けないやらで私も一緒に泣きました・・・。監督の采配の明確な意図、それに応えてきっちり仕事をする個々の選手の能力、キャプテンの統率力、意識を共有できるチームの組織、すべて兼ね揃えた素晴らしいチームにW杯を掲げてもらいたいものです。願わくばイタリアに。
ベスト4 (そらまめ)
2006-07-04 16:06:59
イングランドは選手の頑張りがひしひしと伝わってくるだけに余計にあのヒドいサッカーは見ていられませんでした。

何となくドイツーイタリアが事実上の決勝戦になる気がしますが、どうなることやら。楽しみですね。
決戦直前 (しげ)
2006-07-05 01:37:54
こんばんは(日本時間1時半)。

早寝早起きして準決勝をキックオフから見るつもりだったが、このまま寝てしまいそうですたい。



「中盤を制するものは試合を制す!」(桜木花道風)

というのがフランスの強さの理由の一つかもね。

やはりビエラ・マケレレのプレスは強力。

このスペースが危ない!という危機察知能力と

ここは攻め時!という効果的な二列目の飛び出しは、

まさにベテランならではの経験と勝負強さですな。

RE; (そらまめ)
2006-07-05 14:58:28
セミファイナル一試合目は文字通りの死闘でしたね。寝ないで見れましたか?

ポルトガルもフランスほどじゃないけど経験豊富なので明日も楽しみだね。デコはビエラ・マケレレのプレスに引っかからない低い位置でも仕事ができると思うし、この辺の駆け引きが面白そう。

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