パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

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2年間の変化

2007-06-25 23:33:08 | 生活
 そろそろ帰国ってことで。外形的な変化は修士号(公共法と環境法)をゲットしたとか、弁護士資格(NY州)をゲットしたとか、学会発表したとか、インターンである国の国連代表部でリーガルアドバーザーを勤めたとか、ちょっとしたpublicationの予定があるとかで、履歴書とかに書くのはこういうことなんでしょうけど、この手の変化はどうでもいいとはいいませんが、大して重要じゃないですねぇ、私にとっては。形あるものでしか評価できないことへの反発があるせいかもしれませんが・・・これ語りだすと長くなるんですけど。例えば北野武はいい映画を作るから立派なんであってベネチアで金獅子を取ったからエライわけではないとか、オリンピックのメダリストはメダルを取ったからスゴイんじゃなくてスゴイプレーをしたからスゴイんだとか。逆に言うと北野監督だって変な映画は作るし、メダリストだっていつも勝つわけじゃない。賞とかは後でついてくる結果でしかないんだけど、映画のよさとかプレーの質とか分からない人はそれしか見ないし、人を見る目についても同じことが言えると思っているので、単に○○大出身とか仕事は○○ですとかだけで感心されると引いてしまうことが何度かあって、だから帰国して外形的な変化だけで感心されたりすると多分引いてしまうと思う。同じ文脈で、外形的な肩書きだけで誰かを蔑むような論調をみると、そういうことを言ってる人が逆にかわいそうになる。目を見開いて眼前のものを自分の目で見て自分で判断できないんですから。ちょっとエンドレスになりそうなのでこの辺りでやめますが、ブログを一応!?匿名で続けたのもどこの誰だか分からない透明な存在になって内容だけで判断してもらいたかったという部分もあったのかなぁ、多分。

 2年で期待以上だったこと、予想通りだったこと、予想外だったこと等々いろいろだけど、期待以上だったのは何より勉強が面白かったことかな。ある程度何でもできるけどその人なりの特長があるみたいな人材像をイメージとして持っていて(だから理想はオーフェルマウスやコクーなんですけど(ちょっと古))、特長を伸ばそうというのが留学の動機だったわけですが、実際来て思い通りの勉強になるかどうかなんて分からなくてそれなりの不安はやっぱりあったわけです。留学準備を始めた3年半ぐらい?前のアメリカはまぁ一言でいうと環境ネタにとってはDark Timesで、アメリカでいいのかなぁというのもあったし。言語の問題とか法学教育の充実っぷりとか考えて渡米したわけですが、いる間に非常にドラマティックに変わって、そうなると元々法制度面でInnovationが得意な強みが活きてきてもう最近は活気がみなぎっているし、そういうのと併せて、勉強も一部不満(ごく一部には強烈な不満)はあるけど全体で見れば非常に満足度の高い勉強になったと思う。勿論やればやるほどというか不十分な点ばかりで今後も何とかimproveしていきたいなぁと。そのための基礎ぐらいはできたんじゃないかと思う。

 予想外だったのは英語。頭の回転どおり言葉が出てくるって状態には最後までならなかった気がする。いや一応英語でポポンポポーンとと出てくるんだけど、日本語で脳を回しているときのドドドドドドーンという感覚とはどーも違う(訳分かんないですね)。英語で夢をみるようになると聞いたことがあったから期待したたけどそれもなし・・・というか、これは言語に関わらず夢を見てない(覚えていない)だけなので参考にならないか。もっともいつの間にやら電子辞書を持ち歩かなくなって久しいし、気分転換にカタメの英語の本を読んでそりゃ違うだろと突っ込んだり、映画やミュージカルも苦労しなかったり、まぁ進歩したのよね、と慰めてみる

 一つ嬉しいのはパンダさんが非常に忙しそうにしてることで、エントリも少ないですよね 留学ってまぁ言ってみれば私の都合で、日本での仕事もやめて渡米ということになって、英語の問題もよりハードルが高かったわけで、うーーーんどうかなぁと思っていたけど、なんとか頑張って、半年遅れて始めたマスター・プログラムも順調!?だし(私より成績断然いいし)、オケにも入って演奏機会も増えて仲間も増えて、予定が合わなくて困るぐらいなので、有難いことだなぁと。そういう意味では環境法という非常にニッチな分野も音楽も存分に満足させてくれるニューヨークエリアには感謝しきれません。

 私にとって一番重要な変化は自分らしくなったことかな。私を知ってる人は元からマイペースだったじゃんと突っ込むだろうけど、いやそれでもそうなんですよ。道を歩いて誰にも見られないことにも慣れたし(Tシャツ、短パン、サンダルで42ndをウロウロするの最初タメらうんですけど)、皆が違うから「あぁそうなの、違うものだねぇ」と認め合うことにも慣れたし、何でもない場面でもオカシイと思ったらすぐ実行に移すやり方に影響された点も大きい。平均的なNew Yorkerなんて概念はそもそも存在しないし、誰かに合わせてればそれでいいなんてことはココではあり得ないですから。おかげで何の気兼ねもなく「私はこうです」というままでいられたと思うし、似てる点・違う点考えているうちにどんどん自分らしくなった気がします。日本に帰るとそうは言ってられない場面が多いと思うけど、まず自分の頭で考えることは大事にしていきたいと思う。

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2 コメント

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学歴も大した職歴もない私… (猫だぬき)
2007-06-27 10:22:53
出身大学や職業を聞いただけで思いっきり感心してしまうクチです (-_-;) 

でもそれは相手の外側だけを見ている(中身を見ようとしてない)のではなく、そこに至った努力に対して、ただただ敬意を払っているだけですからぁ~って、「そこに至った努力」がどれほどのものかも分からない人から 結果だけをチラ見して「努力したのね♪賢いね♪」みたいに言われても、おちょくられてるみたいというか適当に褒めないでくれというか…?? 実際、私も修士号や外国での弁護士資格がどうスゴイのかすら分からないで勝手に尊敬してますし(汗)

履歴書が賑やかになればなっただけ周囲との関係が変化して見えたり逆のコンプレックスに苛まれるようなこともあるかもしれませんが、みんながみんな何かの型に嵌めて人を見てるわけじゃないですから堂々としていてください & 引かないで下さい~

留学終了、お疲れ様でした。もしかしてもしかしたら、いつか有名になった パンダさん&そらまめさんをテレビや新聞で拝見することがあるかもしれませんね♪
 悲しいかなそのときには 「あ、パンダさんだ!そらまめさんだ!」 とは分からないわけですが、そこに書かれた肩書きに意識を奪われること無く 「人」で判断して見れば、「ああ、昔読んでたブログのあの人に似てるなぁ~」と気付けるかも!? (^.^)

なーんて相変わらずの長文コメント失礼いたしました。
日本でのお仕事も頑張って下さい!

RE; (そらまめ)
2007-06-28 07:37:08
あぁ、パッキングしながらだったのでというか、いやいつも通りと言うか舌足らずなのでスミマセンというか、記録からほぉと思うことに嫌悪感を抱くのは記録の有り無しで手の平を返すような態度のことで、記録から中身を推測する時点で外形的な評価だけ気にしてるわけじゃないと思うんですよね。なんとなく違いは分かるつもりなんですが、ちょっとオーバーに身構えることがありそうな勢いだったので気をつけます、ありがとうございます

少なくとも半年は細々と続けますので引き続きよろしくお願いします。

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