5/24ファミリ-マ-sトカップ根室予選大会の標津vs川北戦の第1セットについて
色々検証した結果を説明いたします。
1度目の遅延行為ディレイワーニングですが、監督がタイムを要求した時に主審の笛が鳴っていなくても、副審のタイムのホイッスルと主審のプレイの笛が重なりました。これは遅いタイムの要求で遅延行為となります。
副審がタイムを拒否するか主審が笛を吹かずタイムのシグナルを出すというテクニックもあろうかと思いますが、この大会では副審、記録を各チームから出しておりますので、ベンチ側も余裕を持った行動が必要かと思います。
2度目の遅延行為ディレイペナルティーですが、マネージャーがベンチを立ち、抗議もしくわ質問をしました。これはゲーム中はキャプテンにのみ許されている行為であり、チーム2度目の遅延行為に対しペナルティーが課せられます。
この時レッドカードが提示され相手に1点が入りサイドアウトとなります。ですから次にサーブ権を取った時は次のサーバー②になります。しかし今回はここで①のサーバーが打ってしまったためサーブ順の間違えで更に相手に1点が入りサイドアウトとなります。この後サーブ権を取った時には③のサーブとなります。
記録的に見るとこのゲームは正しく成立していることになります。
サーブ順については小学生は確認することができますが、副審か記録が間違って教えたとしても、間違った順で打ってしまった場合はチームの責任になるとルールに書かれています。
また別件ですが、選手交代についても交代を要求した時にコートに入る選手が準備ができていることが条件なので、何秒待たせてら遅延行為になるということではなく、副審が準備ができていないと判断した場合ディレイとなります。2枚替えの場合もラリーを挟まずに2度の選手交代はできないので2人目の選手も同時に交替ゾーンにいなければなりません。すべてに余裕をもった行動と準備が必要だということです。
しかし上記の試合の場合、相手キャプテンから指摘があったにも関わらず試合が6点も進んでしまったこと、当然6点戻されたチームはルール上整合しているとしても不満が出るのは仕方ない気がします。 が、常識を逸した行動等はスポーツマンとして避けましょう。
また選手、ベンチ、チームに関わる人すべてがバレーボールの基本的ルールやその年の改正点などを確認する勉強会などを開催することをお勧めします。4月に行われるB級以上の伝達講習会に参加した方に聞くなどしてルールを知ることも練習の一つだと思います。知っていることでゲームの中で優位に立てることもあると思います。
標津バレーボール協会長
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます