自転車と山歩き around 北摂

主に北摂周辺のサイクリングと山歩きの記録など

曽根~岡町散歩 東光寺、原田神社、桜塚古墳群

2016-01-27 | 歩き
阪急宝塚線の沿線散歩。先日の服部天神~庄内に続き、今回は曽根~岡町。

まずは、曽根駅で下車。


駅の東にあるヴァイキングビルへ。ずっと昔から、電車の車窓から見えるこのビルの壁画が気になっていた。

ビルの西面の画。テニス、ボーリング、ジムで楽しむ若者?


ビルの南面の画。ヴァイキングの勇者?


ビルには、テニススクール、ボーリング場、スポーツジム、飲食店、事務所などが入居。


ビル内部はどんな感じなのか、ボーリング場を覗いてみたい気もしたが、客と間違われるのも面倒なのでパス。

ビルの北西から見るとこんな感じ。随分年季が入ったビル。ずっとこのまま残ってほしいな。


駅から北上して、東光寺(萩の寺)へ。もとは中津にあったが、大正時代に阪急電車敷設により現在地に移転。

新西国十二番霊場というや境内の雰囲気から、真言系の寺かと思っていたら、曹洞宗の寺だった。


拝観料は200円。この時期は当然だが庭園には萩の気配もない。


境内には正岡子規や永尾宗斤の句碑など、俳句にちなんだ石碑が多くあった。




次に向かったのは、桜塚古墳群のひとつ、御獅子塚古墳。きれいな前方後円墳に復元されていた。中には入れなかった。


南天平塚古墳。円墳だがほぼ破壊されている。


少し東に行くと、住吉神社。雨乞い神事で皿池で身を清めた後、住吉神社の境内で松明を灯して祈る神事が明治初期まで行なわれていたらしい。


大塚古墳。大きな円墳で、上部に登れる。鏡・鉄製甲冑・鉄製剣・盾などの副葬品が出土。


瑞輪寺。もと原田神社の宮寺だったが兵火で焼失し、黄檗宗万福寺の末寺として復興。黄檗宗らしく中国風の山門が珍しい。


桜塚商店街。結構大きな商店街で、閉店しているシャッターもそんなに多くなく、店は賑わいがあった。


この日は寒かったのか、人通りは少なかった。


桜塚商店街の途中に原田神社がある。鎌倉時代以降には、吹田市江坂から尼崎市富松にわたる摂津国中西部72村の産土神社となり、「西牧総社」と呼ばれるほどの規模だったらしい。


五間社流造の本殿は国の重要文化財に指定されている。正面の千鳥破風、軒唐破風が特徴的。


桜塚商店街を抜けると、反対側からは岡町商店街となっていた。途中のどこかで別れているのか?


岡町側は駅に近いだけあって、人通りも多かった。


阪急宝塚線を西に越えて、大石塚・小石塚古墳へ。街中の公園のような感じで、古墳が二つ並んでいる。


古墳の側にある伝統芸能館に、少しだけ古墳に関する展示があった。館員の方に古墳のお話を伺う。


ちょうど伝統芸能館が建てられている敷地の下から、円筒埴輪が出土したとの事。館内の廊下には出土場所の部分だけ色の違ったタイルが敷かれていた。


見学後、岡町駅へ。計7キロ程の散歩。

これまでは豊中は阪急電車で通過するだけだったが、前回・今回といろいろ散歩してみると、歴史的な見どころも結構多くて、楽しめる街だった。




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