子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ登別校9月「ポロト・はじめてのカヌー」

2009年09月05日 17時22分58秒 | いぶり校
今年最後の水遊びは、優雅に湖でカヌー、としゃれこむこととなりました。
行先は、白老のポロト湖です。
ここは、あんまり風がない場所なので、はじめての子でもカヌーを楽しめます。

恒例となりつつある、おやつショッピング。コープさっぽろにて。
少し、コツをつかんできたようです。みんなと、あとで交換するらしい。



今日のポロト湖は、深い霧の中でした。



青空には恵まれなかったけど、いいんです。
カヌーは、雨よりも風の方が大敵。湖面は鏡のようでした。

いきなりカヌーには乗らないで、まずはここがいったいどんな場所なのかを
探ります。ありゃ、もう水に入っている者もいますが…。
エビや小魚が、結構簡単に取れる面白い場所のようです!



こんな、ここちよい場所があります。水にぬれる前に、しっかりお弁当を食べて
エネルギーを蓄えます。



よし、準備OK。



うえだんなから、パドルの持ち方を教えてもらいました。
でも、それだけ。「さあ、行こう」って、
まだ乗り方とか、分かんないんだけど。
しかも、大人は一緒に乗らないの。



まあ、とにかく、まずは思うように乗ってもらいます。
普通は、「こうやって漕いでね」「こういうときはこうしてね」
というインストラクションがあるものですが、
それもいいのですが、
こういう遊びは、「体得」するものだと思っています。
まずはやってみて、あれこれ試して、人のを見て、工夫して。
たまには失敗して、でもそれをしっかり振り返って。
「体験学習法」というのですが、そんな手法にのっとって、進めています。
もちろん…。
安全な湖、そして信頼できるスタッフがいるからこそ、できる活動でもあります。

    

最初は近場で少し練習をしたら、ポロト湖を一周しました。
うまく船を操れるチーム、「お前そっち漕げ」「お前さぼんなよ」と
言い争いが始まるチーム、
「うえだんな、この船、故障してる」ともののせいにするチーム、
まあ、端から見ていると
申し訳ないけど、面白くて仕方がありません。
それでも、船はうまく進むものです。
最後は、なんとかうまく操れるようになったような気がします。

それにしても、ポロト湖は本当に神秘的な湖です。
子どもたちも、そんな湖の静けさに吸い込まれるようでした。

が!
やっぱり、イエティくらぶですわ。
優雅にカヌー、なんてそんなことだけで満足はしないようです。
最後は、やっぱりみんなガボガボ泳いで、浮いて、飛び込んで。
カヌーに乗りたい子は乗って、そうでない子は、自分の好きな遊びをして。
カヌー鬼ごっことか、けっこう難しい遊びもしていましたねえ。
そんな姿を見て、ちょっと安心したのはぼくだけでしょうか…。



おしゃれなカヌーツーリング、
そしてダイナミックな水遊び、

日帰りなんだけど、ボリューム満点な一日でありました!
コメント
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