沖縄へ行こう!

家族4人で沖縄へ行こう!

沖縄たびにっき⑨ 8/21与那国→小浜

2005年10月02日 23時18分51秒 | Weblog
また荷造り。

迷いに迷って、海底遺跡見学、覚悟を決めて、行くことにする。きっとそんな、揺れないだろう・・。ね?

お迎えのまえに酒造所見学へ。お米のにおいがした。時間ないのに。
「急がない人たちだねえ」と、言われてたらしい。ほんとすみません。

もすらのたまご の方が迎えにきてくださる。
また別れを惜しむ間もなくばたばたと出発。おかみさんと一緒に写真撮れなかったな・・・。

船に乗る。ちょっとクルージング気分だ。
と、思ってたらぐわんぐわんと船が揺れだす。なんじゃこれぇ・・・
むっちゃ揺れるじゃないの。こんなん初めて。台風の時にフェリーに乗ったときも気持ち悪かったけど、ちっこい船なので、揺れが激しい!!

恐ろしくなり、「帰りたい」とつぶやくももう手遅れ。あうーーー

私は高那でも酔わなかった、乗り物に酔っても吐いたことないじゃない、などと自分を励ましつつ、早くこの時が過ぎ去ってくれることを祈る。
はっきりいって遺跡の記憶はあまりない。
あんな揺れるところで下を向くなんて私にはできない。となりのおばさんも
すでにやばそうな感じ。ですよねえ。

かすかな記憶では、「この、すぐ下に見えてる遺跡も本当は20㍍ぐらい下にある」とか・・。透明度がすごいってことかな。

結局おそれていたほど酔いもせず、波がおさまると同時に私の動揺も消える。島をぐるっと一周して終わりだ・・。

でも、海底遺跡のところでシュノーケルなんて、
息できるんやろか・・。恐ろしい・・。
やっぱりダイビングかな。いやいやそういう問題じゃない。いざとなったら上陸できるところがほしい。遺跡に上陸できたらいいのに。

まあ、そんなんでクルージングは終わり、与那国をいよいよ出発。
送ってもらって空港ではっと気づくと、短パン&ビーサン

みんなきちんとした格好なのに、はずかしかった、しかも寒い・・。
でも、ひとりでブルーシールアイスを食べた。

空港からの景色がすばらしく、写真を撮ってたら、荷物が何かすくないことに気づく。あ!まいふな!!

待合室におみやげを忘れ、ダッシュで取りに行かせてもらう。

フェリーの影響だろうか、飛行機は満員。みんなお盆が終わって帰るんだろうな、という感じ。

曇っていて、あんまり景色も見えない。かばんの中を整理してたらすぐに石垣に到着。

Sさんがお迎えに来てくれていた、いつもいつも、本当にありがとうございます。
沖縄料理が食べたいと言ったら「あら、また?」と言われたが、
ちょっとこじゃれた感じのお店に連れてってもらった。
待ってました、ゴーヤチャンプルー。豆腐をよけて食べてたら、「豆腐がおいしいのに・・。」と。好き嫌いがないのが自慢だったけど、最近きらいなものが増えている。豆腐、うどん、らっきょ、わさび、からし。

ゴーヤーは、厚く切って苦みがいっぱい残ってて歯ごたえがいいのが最高。
前連れてってもらった、美崎町の居酒屋のゴーヤチャンプルーは最高だった。

波照間で教えてもらったシリシリー(おろし金)を買うために、金城商店にもいったけど、閉まってた。(で、最終日に買おうと思ったのに、忘れてた。)
歳末大セール!!!って、書いてあった。一年中らしい。

Sさんと別れ、桟橋のコインロッカーに荷物を預け、おみやげを買いに行く。
まずは、ワンピース。海に入った後、おふろあがりに大活躍!!
バリに行く聖子ちゃんに買ってきてもらえるように頼んだけど、今回どうしても必要・・730交差点のお土産屋さんにいいのが売ってたので即購入。
青と水色のやつ。帰ってからも大活躍!

今回学んだこと。
荷物を減らそうと、Tシャツとか下着とか洗濯するつもりで少なめに持ってきたけど、絶対ダメ!!むっちゃ困った。
だって後半、雨ばっか!!

なんぼでも着替えられるぐらい、いっぱい持ってこよう。。

こまごまと買い物を楽しみ、いよいよ小浜へ。
なんでかまた出発時間を勘違いしていて、走る。
滑り込んだけど、「西表島行」って書いてある・・・。
到着して、そこが西表だったら・・・西表に変更しよう。
K先生(沖縄連盟会長)オススメの西表。

でも到着すると、ゴルフバック持ったおっちゃん達がいてリゾートのにおいがしたので、小浜だと確認。よかった。

迎えに来てくれたのは、去年の人と違ってた。
ほんとにえりぃ(子ども時代の)みたいなかわいい人で、にこにこして出迎えてくれたっけ。
お嫁さんだと思ってたけど、ヘルパーさんだったみたい。

宿、到着。なんか、し~~んとしてる。
前来たときはお祭りだったからだと思うけど、今回はどうやら、盆明けだからみたい。

前、行けなかった大岳にとりあえず向かう。宿のおじさんに道をきいていったけど、むっちゃ迷う。

入っちゃ行けないところに入るところだった・・。初めて見たけどすっごい、雰囲気だった。

私がうふだきにもたどり着かない間に、与那国「おもろ」で一緒だったY本さんが
到着し、一緒に向かう。そっこー着いた。
でも階段階段・・。林間を思い出した。

小浜は八重山のてんぶす(おへそ)っていうらしく、八重山のど真ん中にあり、波照間以外の島が見渡せる。

山のある島は、自分が「島」にいることを確認できる。地図で見た形のそのままが自分の目で見れるから。

すごーいいい眺め。いろんな島が見える。石垣はでっかいし、竹富はぺたんとしてる。黒島とパナリは横から見るとそっくりだけど、上からみたら全然違う、らしい。西表は島じゃないみたい。

でも・・。なんか海の色が違うように感じたけど・・。なんでかな。(潮が引いてたからだった。)

夜ご飯を食べてると、祭りの音が聞こえてきた。
なんと小浜でも、伝統芸能を見ることができた。小浜は笛で有名。これは観なきゃ!!
すっごい激しい獅子舞もいたけど、今日は子どもが主役みたい。
どこどこの家の長男のナントカです。といって、三線に合わせて踊る。
子どもの健康を願う行事なのかもしれない。

ちょっと外に出ると、すごーーーーーいきれいな星が出てて、感激した

月が出るのが8時くらいだからそれまでなら、天の川だって見れるかも!!
いい子にしておこう。(みれなかった

スイカ、おいしかった。

そのあと、お散歩に出る。
シュガーロードじゃないっぽかったけど、とにかくサトウキビ畑を延々歩いた。
星が出るかなって期待したけど、それはでなかった。でも、
風が気持ちいい。
部屋よりずっとすずしかった。夜のさとうきび畑とか、遠く見える石垣の夜景とか
、きれいでびっくりした。今までだったら夜ご飯食べた後出歩いたりしたことなかったから、こんなの初めて。楽しかった。

(そう、この日はよかった。)

沖縄たびにっき⑪ 8/22 嘉弥真島

2005年10月02日 22時54分24秒 | Weblog
ず~~っと行きたかった、嘉弥真島にいよいよ行くことになった。楽しみ!
おかみさんが、お弁当を持たせてくれた。

「ちゅらさん」でほんとにえりぃとふみやくんたちが乗ってたみたいな小さなボートで向かう。海の色が、すごいきれい。また、ゼリーに見えてきた・・。

嘉弥真島、初上陸。
いろいろと説明を受け、シュノーケルをしに行く。絶対今日こそは、と思っていた。せっかく一式買ったのに、ほとんど使ってないし・・。

浅いところは、砂で、ほとんど同じ色だったけど、少し行くと
珊瑚が少しずつ見えてきた。魚もいる。
なんかカラフルな魚!サイパンにいたような攻撃的なんじゃなくって、
のんびり泳いでるのがかわいらしかった。
ウミヘビもいた。たて向きで、ひょろひょろ踊ってるみたい。
その近くでは、水面から顔を出すのが怖かった。
だって気がついたらウミヘビの真上にいるかもしれないし・・!!!こわっ!!

三列に川の字になって、いかにも家族ですみたいな魚もいた。かわいい・・。
ニモに似てるやつもいた。(ふつうのクマノミ?)

聖子ちゃんと「もう、シュノーケルはいいよね。海は見てる方がいいよね。」
と話してたけど、楽しくて夢中になりました・・。

シュノーケルタイムが終わり、お弁当を持って、山に登ることに。(標高19m)
緩やかな、草の道。頂上に着いて、写真を撮る。雲がきれいだったので、雲好きの聖子ちゃんに写メを送る。
「おかえりー!」というよくわからん返事が返ってきたけど・・。

頂上よりもそのあとの道の方がおもしろかった。
ほんとに手つかずって感じの岩ごろごろの浜。
日陰でお弁当を食べる。なんと私の大好きなポーク卵おにぎりだった。
おいしい!!!幸せ

岩がだんだんカキ(牡蠣)に見えてきた。でーーっかいカキ。
ビーサンじゃなくてよかった。シュノーケル用のくつを履いてたので。すごい滑る。
道がなくなったらどうしようと思いながらも楽しく歩く。

帰ってからわかったんだけど星砂とかシャコ貝が拾えるとこもあったみたい。

小さい島だし、半日いれば十分かなと思ったけど、あっというまに時間が過ぎて、まもなく帰る時刻。

遊泳区域のところでもいちどシュノーケルをして、小浜に戻る。
今度はほんとに潮が引いてて、ボートもゆっくり進まなきゃいけないみたいだった。すこし行ったところで船を乗りかえて、小浜へ。
楽しかったなあ。雨も降らなかったし。

小浜もあと半日なので、疲れてたけど、チャリを借りて、島を廻る。
なんと和也の木が枯れてた!びっくり。台風の影響らしいから、また生えるみたいだけど。
ショックだったのが細崎。

去年、思い出に残る場所ベスト3に入るほどいい感じだった細崎の浜が、潮が引いてて岩がごろごろだった。
ハデなきれいさじゃないけど、
帰ってから何度も思い出した小浜の景色。
今回はあんまり見れなかったのが残念。かなり疲れて、「やしのき」っていうカフェでかき氷を食べる。
黒糖のかき氷だ。すごいおいしい~~~
かわいいお店だったので、また行きたいな。Tシャツもかわいかった。ほしい・・
そうそう・・・・。
余裕をかましていたが、気がついたら残金のこりわずか・・。
石垣で5万おろしてから来たのに、いつの間に・・。
身に覚えは・・。あるけど・・。

やばい。宿代も払えないかも

明日朝イチで郵便局に行くしかない。

最後の晩ご飯は、たくさんの揚げ物と、カレー。
残すのきらいだから、これまで時間をかけて食べてきたけど
今回ばかりはちょっと無理だあ・・。泣く泣く残す。ごめんなさい。

さあ、そして、今日も夜のお散歩だ!!
今となっては、なんであんなにこわいこわいと思ったのかよくわからん。
でも、なんかとても恐ろしかったのだ・・。

がさっ!!とか音がして、黒いのが動いてる・・。と思ったらヤギだったり。(やぎはもう食べ物にみえる)
においで、牛がいることはわかるようになったけど。
がさっ!!となんか踏んで飛び退いたらただの葉っぱだったり。
冷や汗かきまくり。

でも、きれいなものも見た。さとうきび畑の両脇に小さく何か光ってる。よ~く見たら、たくさんいるよ。
チャリで走り抜けてたらわからないね。
ホタルってことにしようよ!と言ってたけど、やっぱり見たくなって懐中電灯の光を照らすと、むぎゅーって体を曲げたイモムシ・・。やはり・・。
アゲハの幼虫の細いばんみたいな虫・・。まあ、きれいきれい。

で、今夜はコースを変えて、港へ。
Crystal Kayの「恋におちたら」がかかってた。この曲好き。

石垣島の光が見えた。夜の港は、さすがにちょっと寒い。
帰り道も同様、いろんなものにびびりながら歩く。でも小学校を過ぎて、集落が見えると、もうヨユー。何事もなかったよーだ。でも、全身疲れ果てていた。ふぅ~~


沖縄たびにっき⑫ 8/23 八重山の、神さま

2005年10月02日 22時41分37秒 | Weblog
8月23日 8日目 小浜→石垣島

 いよいよ今日が、最後の日だ。寂しい寂しいといいながらも、まだ実感がない。昨日は本当に疲れてすぐに寝てしまったので、やるはずだった荷造りがまだ。しかも、予定よりも早い出発になったらしい。やばい。昨日の海グッズとか、まだ外に干してある。
 うふだき荘。私が来る前までは混んでいたらしいけど、お盆が終わってすっかりお客さんがいなくなったみたい。おかみさんもなんだかちょっと疲れてるみたいだった。ヘルパーさんは今日からお休みなんだって。

 船に乗って、石垣島へ。ホテルをキャンセルしにいったり(「スーパーホテルアビアンパナ」は、とってもキレイでいい感じだった。今度泊まってみたい。)おみやげを買ったり。長田に琉球ワールドができて、そこがとっても食材豊富なので、いつも買う食べ物のおみやげを全然買わなかった。友だちとか先生に、カレンダーとか、おみやげを買う。自分にも、オレンジのポーチを。
 
 最終日は、与那国から一緒に旅してきたYさんの車に乗っけてもらって、石垣島最北端まで行くことに。よろしくお願いします!!冬に来たときは、おしいとこまで行ったけど最北端までは到達しなかったので、楽しみだ。
 10時過ぎになって、グランドホテル前で待ち合わせる。グランドホテルの前にある、めっちゃかわいかった店に行くつもりだったけど、閉まってた。

 さー出発!!宮良を過ぎて、白保を過ぎて。去年泊まった「ヒデちゃん」のいる「民宿マエザト」が見えた。懐かしい。トイレを我慢した思い出が強烈過ぎたが、そういや軽トラの後ろに乗って、海まで行ったり、タイ式のマッサージに行ったりしたっけ(今は、このマッサージは市街地の方へ移転したらしい。極楽タイム!おすすめ)。

 だんだん山が両脇に見えてきた。買ってきたマンゴーとパイナップルを展望台で食べる。やっぱり大阪で食べるマンゴーと比べものにならない。むっちゃおいしい。なのに、残り3個で風に飛ばされてしまった、ショック・・。
 
 最北端の展望台に到着。そこの駐車場のおっちゃんがおもしろかった。おーらいおーらいって、車の後ろでやるんだけど、車に挟まれるまで止めない。死んだらどうする気だろう。「そんな悪い人いないさー」とか言ってたけど。
 
 最北端の眺めもまた、格別だった。すごくきれい。海の色が。
 その後、ちょこっとビーチに行って足をつけた。今思えばこれが、今年の「海おさめ」もうビーサンじゃなくて、スカートにふつうのサンダルだった。こうやってちょっとずつ、普段に戻っていくんだったなー・・。

 お昼は、石垣牛。おなかいっぱい、食べた。
 飛行機の時間までまだまだあると思ってたのに、一日があっという間で、すぐに夕方になってしまった。おみやげにパイナップルをもらった。ず~~~っとそのパイナップルのにおいがしてた。

 飛行機に入ると、離陸するまえに寝てしまった。今回の旅は、とにかく眠れなかった。沖縄に来たら熟睡できるって友だちは言うんだけど・・・?でも離陸直前にパッと目を覚まして、お見送りしてくれたYさんの姿(たぶん)をほんまに一瞬だけど見ることもできた。

 もうなんか、むしゃーまでK式さんの後ろで踊ったことや、ニシ浜の夕日を見たことや、朝方まで、Mくんのギターでみんなで歌ったこととか。夢の中の出来事みたいだ。

 小浜で買ってきたサーターアンダギーを一人食べてると、スチュワーデスさんが飲み物を持ってきてくれた。

 那覇で降りて買い損ねたおみやげを買う。今度はきっと、那覇にも来よう。那覇にも、思い出がたくさんつまっている。

 飛行機はちょっとしばらく乗らなくてもいいかな。一人でとても退屈だったので。
 
 この旅行を計画したとき、一人だから、寂しいのは仕方ないと思ってた。だけど実際一人でいた時間なんてほとんどなかったから、こうやって帰りの飛行機で一人になると結構身に染みる・・。
 いろんな人と出会うのが楽しい。特に沖縄では。だからこんなに好きなんだろうと思う。
八重山の神様が来年もまた、いい旅をさせてくれますように。