ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

頑張れマツダ

2011年10月09日 19時48分43秒 | クルマ(その他雑談)


マツダがロータリーエンジン搭載車の生産を
来年6月で打ち切ると発表しました。

研究開発は続行するという声明はあるものの
燃費基準や排ガス対応など厳しさを増す周辺環境を鑑みれば
実質の終了宣言かと思います。

残念に思う人も多いでしょうけれど、
今までロータリーエンジンが歩んできた苦難の道を思えば
むしろ「よく今まで絶やさずに続けてきたものだ」と私は思います。



それこそロータリーはマツダのエンジンと言って
差し支えないと思います。

NSUは私的には「雛形の欠陥エンジンを作っただけ」であり
それを法外な値段と条件でマツダに売りつけただけでしょう。

その欠陥エンジンをマツダのエンジニアの皆さんが
努力と英知で改善改良し、「マツダのロータリーエンジン」として
完成させたのだと私は認識しています。


そして…「次世代の夢のエンジン」というNSUがぶち上げた夢想を
マツダ自身も具現化することは出来ませんでしたが
ロータリーならではの資質を生かした名車を生み出しました。
それが「RX-7」だと思います。

RX-7の進化はロータリーの進化と完全にシンクロすると思います。
7はロータリーでしか作れない…ロータリーの良さを生かしきる車。
7の同類は世界に存在しないと私は思っています。
そういう意味ではRX-7はRX-7という種類のクルマ、
「RX-7というカテゴリーに該当するたった一台のクルマ」であり、
唯一無二の存在だったと思います。


欠陥エンジンを改良し完成させ、世界唯一のクルマに昇華させ
もう一方ではその成果を生かして日本車唯一のル・マン制覇という
トヨタも日産も為し得なかった快挙を達成しました。

それもこれもロータリーという技術へ対する気持ち。
自らの信じた技術を誰が何と言おうと押し通す強さ、
矜持があったから出来たことと思います。



でもその栄光と裏腹に、ロータリーが歩んだ道は
苦しいことや辛いことがとても多かったと思います。
社会も最後までロータリーを認めることはありませんでした。

そういう中で続けてきた50年間の研鑽は
一企業の行ったものとしては異例なものであり
例え今それを止める時が来たのだとしても責められることは無く
むしろ今までの逆境の中での継続に対して
心から称えられるべきものと思います。

そういう意味で心から「お疲れ様でした」と言いたい気持ちです。


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ロータリーエンジンの終焉と共にマツダは終わってしまうのでは?
そう心配する人も多いでしょう。

でもマツダは終わってなどいないと思います。
昔から変わらぬマツダの良さは「乗り味に優れた走って楽しいクルマ」
ロータリーはそれを具現化するピースの一つに過ぎないとも私は考えます。

RX-7で得た走りのノウハウは他のクルマにも生かされていて
それこそトラックであってもマツダ車は全て乗って楽しいクルマです。
クルマの楽しさを忘れぬ限りマツダは大丈夫でしょう。


***************************************************


そして50年前のRE開発開始もとんでもない挑戦でしたが
マツダは今もまたとんでもない挑戦を始めていると思います。

「スカイアクティブ」です。

脱化石燃料をほとんど全ての自動車会社が選択する中で
「きっとできるはず」とエンジンに限らず全ての要素を見直して
環境基準に対応しようとする試み。
「もっとクルマを突き詰める」
その行為で環境問題に対する姿勢は
ロータリー以上に困難な道程になることでしょう。

化石燃料を使うこと自体が悪とされかねない世論操作の中で
ヘタをすれば自殺行為になりかねません。

ただ…私はその方向性こそ「自動車メーカー」が示すべきものだと
思っております。

自動車は自動車であり続けねば、最後は見捨てられ
他の「自動車の代わりになるもの」に取って代わられるでしょう。
たとえば…大きな電機会社が作る"より合理的な車”などに…。

電機化したクルマ業界が電機企業の浸食を受けるのは時間の問題で
クルマ本来の魅力を忘れたクルマ会社は、
その中で確実に飲み込まれ消えていく事になると思います。
ただの企業体力勝負になるでしょうから…。


ただし…クルマ本来の魅力はクルマ屋にしか出せません。
出せないというか、得意なところはいつまでも長所となるはずです。


そしてクルマの魅力は、私は「エンジンの魅力」だと思っています。
あの音、あの振動、あのフィーリングがあったからこそ
世界中の人は自動車に恋をしたのだと思います。
ただ便利な道具だとしたら、あんなに無駄な要素で進化などしません。
荷車で終わっている筈です。

モーターの音に涙を流す人など見たことが無いし
電車が好きな私もモーターのパワーや性能に感心したことはあっても
音やフィールに感動したことはないです。

モータースポーツの魅力を伝える時に先ず何を伝えますか?
速さや凄さはモーターでも出せますけど
あの音だけはモーターには出せません。
そして必ずみんなあの「音」に酔いしれるのだと思います。
今日、あの音色の余韻に浸りながら家路を辿る人も多いでしょう。
F1ってあの音があるからあんなに魅力があるのだと思います。


そして…子供に限らず、クルマの物まねは「ぶーぶー」でしょう?
マツダのいう「Zoom Zoom」ですよ。


エンジンの魅力の無い自動車は、最後に”クルマ”になれません。

誰が何と言おうと私はそう思っています。


***************************************************



確かに自動車の多くはモーター付きになっていくでしょう。
でも”クルマ”としてファンな姿を保つその存在は
ロータリーやRX-7と同じように唯一無二となるでしょう。

そして…本当に生き残るのは「人の心を打てるもの」だけ。
私は「このまま頑張ればマツダはきっと生き残る」と思いました。




クルマ会社としてクルマの魅力に素直に…そして真摯に向き合い
苦しいことは覚悟の上で「エンジン車にはもっとできることがある」と
あえて言ったマツダの英断には心から感嘆します。

そしてこれからきっとロータリーの時と同じか
それ以上の苦難の道が待っていると思います。

ロータリーは止めるかもしれませんが、今マツダはロータリーを止めてでも
クルマ屋として生き残り、クルマの楽しさを後世へ継承していくという
今まで以上の厳しい戦いを始めようとしています。


ロータリーエンジンを支持し、マツダを支持してくれている人には
ぜひスカイアクティブで戦いを挑むマツダの応援を引き続きして欲しいと思います。




少なくとも私は支持します。
私が好きなのは”クルマ”です。
ただの移動機械ではありません。

エンジンを唸らせ身を震わせて走るクルマに恋をしたのです。



それこそ欠陥エンジンを徹底的に改善し、マツダロータリーを完成させた
マツダになら「きっとできるはず」です。

これからも応援しています。




追伸:
スカイアクティブはそれこそホンダがやるべきでしたよね。
エンジンのホンダ…って昔は言ってたんですけれど。



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旅に行きたい

2011年10月07日 02時44分30秒 | なべ日記(雑記)

「旅行に行きたいなー」という想いが
何か強く湧き上がった昨日今日です。

春先に神戸に行って以来、ほとんど自宅にセルフ軟禁状態で
あまり遠出が出来ていないのもあるのかも知れませんです。


最近は山ばっかりだったので、たまには海が見たいのう…とか。

考えてる時が一番楽しい…というのも事実ですが
出来れば…遠くでなくていいので
旅行らしい旅行がしたいものです。





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ていおん!

2011年10月04日 02時49分36秒 | なべ日記(雑記)

今日からカレンダー通りの出社に…。
ただしいきなり土曜日出勤の5連出で微妙に凹む感じがします(^^;)



風邪引いて…の週明け、景気付けにやす2000で出社してみました。

行きはよいよい帰りは怖い(?)
やす2000、決して少なくない欠点の中の致命的なものの中に
「とてもうるさい」という項目がございます(^^;)

ノーマルの時点でうるさいクルマなのですが
夜間…それも深夜に帰宅したり、そこで車庫入れをするのには
気を使いますです。
意外と「低音」が響き渡るので…(^^;)

フライホイールが軽いものに変わっているのですが
そうでなくても細い低速トルクがさらに細くなっていまして
ちょっとでもラフくクラッチをつなぐと
チェックランプが「ぱんぱかぱーん」と景気良く点灯して
エンジンが止まってしまいます(^^;)
吹かしちまえば楽なんですが、そうすると近所中が目を覚ます訳で…。

アイドリング付近で車庫に向けての緩勾配をそーっと登っていく訳ですが
低速のか細さゆえにその緩勾配が66.7‰の様に感じますです(笑)



会社ではいつもの小娘にやす2000で来た事を気取られてしまい
帰りに乗せて帰る破目にもなりました…。
早く帰ろうと思ってたのに…まぁいいか…です。

スポーツカー乗りたい!…とよく言ってはいる小娘様なんですが
あんな調子で乗れるのかなぁ?
まぁ実際は「彼氏に買ってあげる」が正解なので問題ないのでしょうけど(^^;)






話は変わって

α900、ついにディスコンになったようで…。

機能や性能だけ言ったらキヤノンさんやニコンさんには全く持って歯が立たない、
ただフルサイズセンサーなだけの”駄作”だったのだろうと思います。
バシャバシャうるさく、高級機のくせにミラーショックは大きく、全ての動作が遅く、
そのくせ中級機のα700よりもJPEG画質は劣り、JPEG撮って出しでは
エントリー機以下の劣悪画質をわざわざくそ重たいデータで出すという
デジカメ史上に残る駄作だったろうと思います。
(持っててそう思いますです)

でもね…銀塩カメラの感覚や価値観を保ったままにデジタル化された…という
良くも悪くも”ミノルタ”らしいデジタル一眼レフだったと思います。
そしてそこが諦められず、割り切れない自分にとっては
世の中の誰が何と言おうと「良いカメラ」だったと思います。
あのファインダーと常用感度域での素晴らしい画質。
買って良かったし、これからも大事にしていきたく思います。

きっと間をおいて出るであろう後継機はきっとすごい機体でしょう。
ソニーらしい、高機能で高性能な”スペックの高い機体”になるでしょう。
それこそα77やNEX-7のような…。
でも、もうそれには「ミノルタのにおい」は残っていないでしょう。
きっと私もいつか新しいαを買うかも知れませんが…
もう二度とこういったにおいの機体には出会えないのだろうと思います。





ソニーで今も働いているであろう、またミノルタに戻ったかもしれない…
そしてもしかしたらそれ以外の場所で頑張っているかも知れない…
α900と700を作ってくれた全ての皆様へ…

素晴らしいカメラを作ってくださりありがとうございました。
α900、そしてα700も…大事に使っていきたく思います。

心をこめて何より大事に、そして思い切り使います。
そして動かなくなっても大事に手元に置いておこうと思います。

本当にありがとうございました。



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小林先生ゴメンナサイ(爆)

2011年10月02日 19時48分35秒 | 同人関連


風邪引いていることもあり、気晴らしにこんな絵を仕上げてました(^^;)




「やっくも~♪ 今晩はカレーでしょ?」「そうだけど…姉さん、今はちょっと…」 
まんが/アニメ「スクールランブル」の塚本天満ちゃん・八雲ちゃん姉妹です。



こっちをクリックするとでかくなります~。



ピクシ部にも貼ってあるので、ご参考までに…(^^;)
塚本姉妹 | わたなべ [pixiv]
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=22129896


滅多に版権物の絵は描かないのですが
先日の絵の改良後、よそ様の絵を何とか描けるようになったようで
先ずはこの二人を描いてみました(^^)
先日今さらながらコミックを完読しまして、その勢いで描きました(^^;)


客観視しての似てる、似てないの議論はともかくとして
少なくとも自分には「このキャラに見える」と描いたのは
初めてかも知れません(^^;)
今までは描いても描いても自分自身で「ぜってぇ●●には見えん(涙)」と思って
消しゴムゴシゴシであったので、
そういう意味では自分的には大変化だったのですが(^^;)

一応コミックの表紙とかアニメの絵とかを見ながら描いたのですが…
…とか言いつつ自分のクセ、丸出しに描いてしまったので
よそ様には天満ちゃんと八雲ちゃんに見えないかも知れません(^^;)


そして先に謝っておきます…
小林尽先生、ゴメンナサイ~!(涙)
原作の可愛さ、出せませんでした~(泣)



天満ちゃんは後半は沢近さんと八雲の影に隠れ気味になってしまいますが
アニメではそれなりに出番もあったし、
ヒロインらしい他を超越したところがありましたよね。
烏丸くんが全てを忘れてしまっても傍に居続ける事を選べるあたりとか。
個人的には初期の「バスの上から流鏑馬」あたりの暴走ぶりが
間抜けながらもかわいらしくて好きですが(^^)

そして八雲ちゃんも超純愛娘ですよね。可哀想なくらい(^^;)
ひょんなことから播磨を好きになってしまう訳ですが
姉さんのことを尊敬していて、その姉さんを好きな播磨のことを想うと
自分の気持ちを一切出せないんですよね。
そういう意味で悲しそうな顔をしていることが多そうな彼女ですが
播磨のために何かをしている時は良い顔をしているように思えます。
「お前らもう結婚しちゃえヨ!」って感じですが(^^;)

という訳で信じがたいくらいの純愛姉妹な訳なんですが
その辺りのコンセプトは純潔や淑女というキーワードで
「夏のあらし」にも引き継がれているのかな~と。



背景はアニメ二学期の後期EDを意識しましたが
まるきり真似る訳にはいかなかったので、スクランで妙に拘られている
カレーライスネタで再編してみました(^^;)

「二人は忘れちゃう」あたりを聞きながら見ると雰囲気出るかもしれませんです(笑)
(聞きながら描いたので(^^;))



版権物では「日常」のゆっこもアホで可愛くて仕方ないので
描いてみたいのですが、自分の漫画もありますし、難しいところです。
まぁ…たまに機会を見て版権物も描いていきたいです。



それではこんなところで。




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うーむ

2011年10月01日 23時39分41秒 | なべ日記(雑記)


せっかくのお休みだというのに
何と体調崩してぼろんぼろんです(涙)

ドライブ行こうと目論み、場所も決めたは良いものの
結果論として天候を理由に中止したことが幸いするという体たらく。
よっぽど夏の疲れがたまっていたのか…、
それとも単なる気の緩みか…、


いずれにしても今年はドライブにはあまり縁がないようです(^^;)
来月からはずっと隔週で休日出勤が入っているので
正直それどころではなさそうなのです。


とにかくいまは休むしかないようです。


親をはじめとする家族からは
「仕事に加えて夜遅くまで絵を必死で描いたりするからだ」と。
絵が悪い、止めちまえ!…とは言わないのですが
「しばらく絵から離れて体調を戻しなさい」…と言われてます(^^;)

実は夏コミ以降はそんなにむきになって描いたりはしてないんですが
そういうイメージが付いているようです。


今まで行ったことは無いのですが
マッサージとかの類も受けてみるのも手なのかしらん?



今はまんがは手を止めて…までは行きませんが超スローにして
気分転換をしています。
(手を完全に止めるのはむしろ怖いので)
今まで描こうとしても描けなかった版権物を描いてみたり…と
勝手気ままをしております。
去年の日記を見たら、去年の今頃も絵の改良を兼ねて
版権物にトライ…とかしてたんですね(^^;)

去年描いたやつは結局放置してますが
今年のは色塗りまで仕掛かってまして、
とりあえずは形に出来そうです(^^)

客観視しての似てるか似てないか…は言うだけ不毛なのですが
本人的には「~~にちゃんと見える」と生まれて初めて思ってます(笑)
さぁ、どうなるか…ですが(^^;)



明日は体調が回復しても道路事情的に遠くへ行くのは大変そうですし
スカパー入れてるのに全然見れていないスーパーGT第7戦の
決勝の放送もあります。
無理はせず、絵を描いたりテレビでレース見たりして
養生したく思います。

できれば…猫ガレージさんへ顔も出したいのですが…。




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【御礼】通販終了です

2011年10月01日 10時12分32秒 | 【同人】お知らせ+その他

That’sゆーのす/TE航天の わたなべやすおです。


8月から受け付けてまいりました当サークル冊子の通販ですが
昨日をもって受付を終了させていただきます。

たくさんのご利用、ありがとうございました。



今までに無く通販としての受付数が多かったのですが
ある意味通販の存在をだいぶ知っていただけたのかなと
思います。

今後も機会がありましたら通販を実施しますので
どうぞ宜しくお願いいたします。




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