ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

ビオゴン・マウントアダプター用の加工

2011年08月31日 11時11分18秒 | DMC-GF2

先に逃げ口上(笑)を述べておきます(^^;)

当ブログの記事を参考等にして同様の事を行った際に
不具合が起きましても、当方では責任を負いかねます。
自己責任でご対応くださいますようお願い申し上げます。



さて…スッキリしたところで(^^;)


GF2などパナのマイクロフォーサーズボディに
マウントアダプターを介して
コンタックスGマウントのレンズを着ける場合ですが、
ビオゴン等の後玉が飛び出したレンズは
レンズ側の後玉ガードがボディ内部に干渉して
レンズをボディにセットすることができません…

…というのは有名な話です(^^;)

そして後玉ガードを切り落とせば取り付け可能…というのも
これまた有名な話です(^^;)




では実際問題…
どう切り落とすのか?
切り落したらどうなるのか?


そちらについて書いてみます。



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Biogon 28mmを例に…と言っても
私の手持ちのビオゴンはこれしかないのですが(^^;)


これが切り落とした後の写真です。
赤枠で囲ったところがガードがあった部分になります。







元の写真が無いので申し訳ないのですが
コンタックスGを持ってる人なら手持ちのレンズと比較していただければ
分かりやすいかと思います。


高さ的には、私はこの程度まで詰めました。



ガードが無くなる以上、中途半端に残しても意味は無いので
男らしく根元からばっさりと…(←嘘)
残してギリギリの線に加工してもいいのでしょうけど
その加減が面倒だったというのが実際のところです(^^;)

本当はもう少しきれいに加工したかったですが
素材が結構硬く、かつポロポロと細かく砕けてくるタイプで
カッターなどで整えるのが大変だったことと
後玉付近で刃物を長い時間使用するのが嫌だったため
「見えるところでもないし…」と切りっ放しに(^^;)
細かい破片が落ちることはなかったので
加工時のゴミだけブロアで吹き飛ばして、他はそのままにしてあります。



加工後ですが…

ガードが無くなったとの事で後玉の扱いには用心が必要です。
ただし、元のガードもGのボディにセットする際の干渉防止にしか
用をなさないものですので
用心の具合はさほど変わらないと思います。

あと、ビオゴン系はパナのボディにセットする際等は
アダプターにレンズをセットした状態で取り付けろ…みたいな話がありますが
私は特に気にせず場合によってはアダプターをボディに残してレンズ交換を
することもありますです。
その際にも不具合などは起きてはいませんが、
これもまた自己責任で行って欲しく思います。


そして元のコンタックスGのボディへの取り付けですが
問題なく元のボディでも使えます。
ただ、ガードが無くなったことでボディへの取り付け時には
最低限の注意は払っておく様かもしれません。
(コンタックスのシャッター周り空間は多少広いので
 別に難しいことは無いと思っております)





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Biogon28mm+マイクロフォーサーズは
場合によっては画面端(特に左右)の像の流れが酷い事がありますが
少し絞ってやると軽減するようです。




この2つは画面左右端にはっきりとその傾向が出ています。






こちらは気にならない例です。


デジタル使用ではちょっと癖があるようですが
解像感などはマイクロフォーサーズ純正に対しても
アドバンテージがあるようで
マウントアダプター経由で使う価値は十分あると思います。


本当ならばコンタックスのボディで、本来の画角で使ってやるのが
一番なのかもしれませんが
デジタルで使うことで、コンタックスレンズのまた違った一面が
見られるとも思うようになりました。

話違いになりますが、プラナー45mmはそれこそ積極的に
マイクロフォーサーズでも使うべきと思います。



(上2つは45mm)



(90mm)

コンタックスGのレンズに惚れ込んではいるけれど、
最近のデジタルに慣れちゃうとフィルムカメラはちょっと…と
お思いの皆様。
画角が半分に…などと言わずにマイクロフォーサーズやNEXで
ぜひ使ってみてください。
いい意味で驚きと感動に満ちた撮影ができると思います。

マイクロフォーサーズなら、あとはパナの14mmさえ持ってれば
135換算で28mmF2.5、56mmF2.8、90mmF2、180mmF2.8という
明るいレンズばかりの超小型カメラシステムが完成します。
しかもコンタックスレンズを持っていれば、持ち出し資金はアダプター代だけです。

私的感想ながら、かなり使えると思いますです(^^)



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