やよ日記。

今日作ったお料理のこと、お散歩中に見つけたものなど私の今日を書き綴ります。

8月18日 錦市場

2007-08-22 14:57:02 | お出かけ
京都在住の弟(出不精)のオススメスポットの一つが、
この錦市場。
たくさんのお惣菜屋さん、食材屋さんなどが所狭しと並び、
「京の台所」として親しまれているそうです。
あまりの出不精加減に、血の繋がりに疑問が生じた彼ですが、
食への興味という点が、我々の遺伝子の共通項のようです。

この市場、食材以外にも面白いこと満載。
果物屋さんの店先には
「ドンタッチ プリーズ」とカタカナで書かれた注意が。
英語だし、外国人向けの注意だろうけど、
カタカナでは、、、日本人しか読めません。
しかも、「ドン」の「ン」がちょっと小さかったり、
「ドント」ではなく「ドン」だったり、
微妙に発音よさそうなのが、さらに気になる。。。

他には
「本日、毎月恒例、月に一度のアフロの日」
と大々的に書かれた衣料品店があったり、
「鬼嫁」「なんでやねん」
と書かれたTシャツが隣り合わせて売られているお店があったり、
(ペアで着ろということかな?)
不思議な町でした。

しばし散策して疲れたので、やはり、甘味処で休憩。
かき氷でも、、、と思って休んだんだけど、
店頭でお餅をついているのをみちゃったら、
ついつい、磯辺も、、、とこんなセットを頼んじゃいました。



黒蜜の氷、やっぱり美味しい。
どうして関東ではあんまりメジャーにならないんだろう?
あの味と名前が結びつかない黄色や緑よりよっぽどいいと思うんだけどなぁ。

お餅も、つきたてで食感が良く、もち米の香りがいいお餅でした。
食べてみて正解だったかな。
美味しいものを食べて、太ってしまうのは、
まぁ、仕方がないことだ、とあきらめがつくし、
その分、帰ってからダイエットも頑張れそうな気がします。

宿でいただいて美味しかったお漬物も、
打田でしっかり買いこんでみました。

かなり種類豊富で、しかもどれもすごくおいしそうで迷っちゃったけど、
しば漬けや辛子小茄子、割干大根など厳選して購入。
うちに帰っても、しばらく京都気分が満喫できます。

京都の旅も、この錦市場でおしまい。

いろんな所に行って、美味しいものをたくさん食べて、
かなり、充実した京都旅行でした。
暑くてばてそうだったけど、、、

季節のいい時に、もう一度訪れたい街です。

国内旅行って、これまでほとんどしたことがなかったけど、
北海道も京都も、行ってみるたらなかなか面白く、
国内も侮れないなぁ。。。なんて、思わされています。
まだまだ、私が知らないだけで面白いところはたくさんあるのかな?

8月18日 カフェランチ

2007-08-22 14:41:26 | お出かけ
京都とはいえ、
京懐石ばかり食べるほど、財力もなければ、和食好きでもない我々。
ランチは、一風変わったカフェでいただくことにしました。
古いビル(新聞社か出版社だったかな?)を改装したビルの、
地下に位置する「アンデパンダン」は、
サンドウィッチやご飯メニューのプレートがある、
いわゆるカフェ。
カウンターでおーだを済ませてから席に行くスタイルのお店で、
この日のメニューは、
ハーブチキンのバゲットサンド、タイ風肉味噌炒めごはん、クロックムッシュなど5種類ほど。
それぞれスープやサラダもついて6~700円程度とお手頃価格なのもうれしい。
私がいただいたバゲットのサンドは、
カリっと香ばしいクラストの焼き立てのバゲットを使っているので、
バゲットサンドにありがちな、噛みちぎれないということがなく、
具とパンを一緒に、美味しく頂けるサンドでした。



強いて言えば、
付け合わせのかぼちゃサラダに、
春雨の皮を揚げたカリカリが入っていたんだけど、
カボチャとの相性はいまいちかなぁ。。。
混ぜ入れずに、トッピングにすればまだ良かったのかな?

お店の奥には、映像スタジオのようなものもあり、
店内だけでなく、トイレのインテリアもすごく凝って、
なかなか面白いお店でした。
近くにあれば、また行きたいなぁ。。。

お近くを通った際には(通るかな?)
ぜひ、寄ってみてください。

8月18日 建仁寺

2007-08-22 14:31:56 | お出かけ
京都に住んでいる弟と合流し、
昨日食べそびれた(というか入らなかった)都路里のソフトを食べながら、
一路、建仁寺へ向かいます。

都路里のソフトクリームは、
昨日のアイスよりも甘さがぐっと抑えられていて、
美味しく点てたお抹茶を冷たくしていただいたような感じ。
暑い中、ソフトクリームなのに、美味しく入っていきます。
抹茶好きなら、試す価値あり。

京都に住んで4年目になるという弟は、
私と同じ遺伝子を持っているとは思えないくらい出無精で、
寺社仏閣はまだ二つくらいしか見たことがないらしく、
建仁寺も今回が初めて。
せっかく京都にいるのに、、、もったいない。

建仁寺は、繁華街にすぐ近くに位置しているのに、
敷地が広いせいか、すごく静か。
たくさんのお庭があり、それぞれに名前がついています。
広いお屋敷の小さな中庭もあれば、
立派な枯山水の庭園もあります。



さらさらとした水面のような穏やかな枯山水の庭。
午前中だからか、参拝客も少なく、静か。
枯山水の名園、龍安寺よりも、こちらの方が趣があるかも。

離れには、二匹の龍が顔を見合せた天井画もあります。



平成13年に描かれたものだから、まだ新しいんだけど、
それでも、黒々とした大きな龍は迫力がありました。
龍の天井画といえば、東照宮の鳴き龍も立派だけど、
また違った迫力がありました。
東照宮のほうが、どっしりと構えて強そうな感じだけど、
こちらの方が背景の黒の色に、引き込まれるような感じがあります。

今回の旅での寺社仏閣めぐりはここまでだけど、
建仁寺が、京都におけるMy Best 寺かな?
次に京都に行く機会があれば、このお寺には、必ず訪れたいです。

8月18日 一澤信三郎帆布

2007-08-22 14:21:30 | お出かけ
一時期、後継ぎ問題でワイドショーを賑わせた
「一澤帆布」
ブランドを継いだ元の(長男の)お店ではなく、
技術と職人を継いだ新しい(三男の)お店へ行ってきました。

このお店、入場制限をするほど混んでいる人気店で、
一人3個までの購入個数制限があるにもかかわらず、
夕方には商品もかなり少なくなってしまうとのこと。
せっかく宿からも近いので、朝イチで行ってみました。
(とはいっても、宿で十分くつろいだのでみんなの朝ニ~サンくらい?)

お店までの道ですれ違う人がみんな店の紙袋を持っているので、
もしや、、、とおもったけど、やっぱり、朝から行列。
めげずに並び、店内へ。

帆布、、、キャンバス製のバッグがたくさん並んでいます。
どれも形はすごくシンプルで、
形×布(色・柄)の組み合わせで商品が作られています。
同じような大きさのバッグで、同じ布でも、
値段が倍くらい違うものもありますが、
どうやら、手間数=価格になっているようです。
トートバッグでも、左右を縫ってマチをつけたものは安価、
別布の底をぐるりと貼り付けたものが高価。
さらに、被せや金具などがつくと、、、という具合。
シンプルで丈夫そうなトートを二つだけ買ってみました。
使い勝手は、おいおいご報告します。。。

すぐ向かい側が一澤帆布、長男のお店で、
信三郎帆布の紙袋を持った人の列ができています。
けっこう、両方買うんだなぁ。。。
そんなにたくさんトートバッグを買ってどうするのかな?
ミーハーだなぁ。
・・・あんまり人のことは言えないか。

8月18日 すごい朝ごはん

2007-08-22 14:12:13 | お出かけ
いいお宿は、やっぱり朝ごはんもいい。

ご飯、赤だし(なめこ)
味付け海苔、ちりめん山椒、お漬物
湯葉豆腐の鍋
茄子の揚げびたし
出し巻きたまご
小松菜と油揚げの辛子醤油和え
焼き鮭と辛子子茄子
グレープフルーツゼリー

湯葉豆腐鍋は、
湯葉と豆乳を焚いて鍋の中で豆腐に仕上げたもの。
できたてのお豆腐は、お豆のいい香り。

茄子の揚げびたしは身欠き鰊のおだしで。
関東でも、鰊は魚コーナーを探せば買えるけど、
京都では、鰹と同じくらい普通に売られていました。
柔らかく、えぐみのない鰊は、
鰊がそれほど得意ではない私でも美味しいと思えるほど。

出し巻き卵は、かなり薄い層が重なっていました。
そのせいか、固さのわりに口当たりがやさしかった。

デザートのゼリーは、
そのまま食べるとグレープフルーツの苦みが気になるけど、
添えられた黒蜜をかけると、絶品に。
黒蜜って奥が深い。。。

ちりめん山椒やお漬物のような小物もいちいち美味しい。
お漬物は錦市場にあるお店のものだということなので、
買って帰ることに決定。

朝からこんなに食べちゃって、、、
ますます体重計が怖いじゃん。。。

8月17日 夜のお散歩

2007-08-22 13:59:20 | お出かけ
お食事を運んでくれた仲居さんが、
近くにある「高台寺」がライトアップされている、と教えてくれたので、
夕涼みがてら、お散歩に出かけてみました。

さすがに昼間のような激しい暑さはないけど、
それでもなお蒸し暑い、、、

高台寺につくと、階段もきれいにライトアップされています。

本堂の周りには提灯が並び、なんとも幻想的。


名前のとおり、少し高台に位置しているので、
京都の夜景も見ることができました。

ライトアップされたお寺は、
昼間のものとは一味もふあたじも違い、
なんとも幻想的でした。
仲居さん情報、かなりナイス。

春の桜のころ、秋の紅葉の頃も、
夏同様のライトアップがされるみたいだけど、
両者は激混みらしいです。
たしかに、きれいそうだよなぁ。。。

歩くのが気持ちいい温度になってきたので、
祇園の街を歩いてみることにしました。

で、おなかがいっぱいのはずなのに、寄り道。。。
都路里茶寮本店へ。
夜だけど、階段には列ができていました。
でも、昼間に比べれば断然空いているそうです。
10分程度待ち、店内に入り、もちろんかき氷を注文。

抹茶とミルクの2種類の蜜がかかったものに、
3種類のアイスと抹茶ゼリー、白玉団子が乗ったスペシャルです。
アイスは変更も可能、とのことだったので、
「抹茶アイス」「抹茶シャーベット」「ほうじ茶アイス」にしました。
(本当はほうじ茶ではなく抹茶ヨーグルト)
小豆も食べたかったので、追加でトッピング。
あれ?お腹がはちきれんばかりにいっぱいだったはずなんだけど。。。

でも、こんなにお腹がいっぱいなのに、
ちゃんと美味しいんだから、すごい。
抹茶の香りもいいし、変な苦味はないし、
ちゃんと甘いものは甘いし、バランスがすごくいい。

ソフトクリームもおいしいらしいけど、
これはテイクアウトで並ばずに買えるので、明日にしよう。

宿に戻ってお腹を見ると、パンッパンに膨らんでいました。
ヒップハングのパンツだったから、履けていただけのような、、、

家に帰っても、体重計には乗れないかも。。。

8月17日 京料理の宿 坂の上

2007-08-22 13:42:13 | お出かけ
今回の旅の主目的地が、二日目のお宿「坂の上」

普段、私たちの旅行に於いて、
「宿」は、
交通の便がよく、荷物が安全におけて、シャワーのお湯が出るところ。

それ以上の条件を付けることはほとんどなく、
ビジネスホテルでも、どこでもかまわないんだけど、
今回は、せっかくの京都なので、
美味しいものをお部屋でのんびり、、、ということで、
お料理が美味しいお宿を予約してみました。

私は和食を作るのがあまり得意ではないので、
美味しいものをちゃんと食べて、
勉強しよう!というわけです。

普段のお宿よりも、お値段が張るだけあって、
お部屋には床の間にちゃんと生花が飾られていました。
内風呂はヒノキ造りだし、
いかにも!な和風の鏡台もあります。
仲居さんも、ちゃんと着物を着ていて、すごく丁寧。
やはり、いいものはいいみたいです。

楽しみにしていたお夕飯は、
本当にバラエティーに富んだ京懐石のメニュー。
一つずつゆっくりと運んできてくれます。

まずは、先付けで山芋ととびっ子の寒天寄せ

山芋のぬるぬる感が程よく残り、
下に張ってあるおだしと合っていていい感じ。

次はお椀で、枝豆豆腐と金目鯛の葛寄せ

枝豆豆腐は、枝豆のいい部分だけを固めたような感じ。
添えられている菊花南瓜の食感がすごく良かった。

それからお造り、中トロ、鯛、剣先イカ


口休めはそうめんです。

鰻と温泉卵、茗荷などが乗せられています。
鰻は、あまり好きではないせいもあるけど、
別々に食べたほうがいいかも。

そしてきれいに盛り付けられた八寸。

鱚の緑和え、コーンのしんじょ、焼新銀杏、サーモンの手毬寿司、焼貝柱、川海老、ユリ根の抹茶茶巾、こけもも(in ほうづき)、さつまいも
全部一口分くらいしかないのが残念。
(たくさん来ても食べきれないけど、、、)
さつまいもは型を抜いてあげたものに飴がかかっていてカリカリ。

焼き物は魳の幽庵焼き。

味付けが優しく、魚本来の味。

揚げものは、鱧の天ぷら(青のり衣)

前日のランチに食べたてんぷらとは大違い。
衣は程よくさっくり、中の具はふぅわり、、、
ひょうたんの形をした器に大根おろしが乗っているのがかわいい。

蒸し物は冬瓜と豚の角煮。

豚の角煮とは大根を合わせがちだけど、
冬瓜のほうが癖がなくて、豚をよくひきたてています。

お食事はトウモロコシごはん。

少しモチ米が入っているからか、旬のトウモロコシだからか、
甘いいい香りがします。
お腹はいっぱいのはずなのに、食べたい。。。
お漬物には、食べやすいように隠し包丁が入れられています。
こういうひと手間が、美味しく食べられる秘訣なのかな?

デザートは無花果のコンポート。

無花果を赤ワインで軽く煮て、
煮汁をゆるくゼラチンでとじたものをあわせてあります。
生のメロンが少し添えられているのが食感のアクセント。
デザートは、何か果物だろう、、とは思っていたけど、
こんなにちゃんと手をかけているとは思わなかった。

子供(かなり良く食べる)と分けたのに、
もう、はちきれんばかりにおなかいっぱい。

大満足です。

ちなみに、うちの子は相当この料理が気に入ったらしく、
仲居さんが入ってくるたびに
「おぉ!」
っと歓声をあげ、笑顔で出迎え、
仲居さんを喜ばせていました。。。

8月17日 六波羅密寺で思うこと

2007-08-22 13:18:39 | お出かけ
清水寺から茶碗坂を下り、
空也上人像の待つ、六波羅密寺へ。
この像は社会の教科書にも載っているもので、
上人が念仏を唱えると、言葉が仏像の形になる、、、という言い伝えを表したもの。
口から、小さな仏様が数体出てきています。
(写真撮影は不可)

この六波羅密寺、相当小さいお寺なんだけど、
空也上人像のいる宝物殿を見るのに、拝観料を500円とります。
あの、清水の舞台ですら300円、
東西本願寺に至っては無料なのに、、、
この拝観料の値付けって、何を基準にしてるのかな?

写真は、不思議な念じ用車輪?
ボンジが描かれた車輪を願いを込めて3回まわします。
回すことで、念仏を唱える代わりになるのかな?

8月17日 八坂神社~清水寺

2007-08-22 13:13:16 | お出かけ
本当は平安神宮近くのデリでお弁当でも買って、
外でランチ、、、と思っていたのですが、
そんなに長時間外に出ていたら死んでしまいそうに暑かったので、
予定は変更、祇園方面へ向かいました。
ロールケーキも食べちゃったし、
ランチは特にとらず、食べ歩きを楽しもう、、、というわけです。

祇園のバス停を降りてすぐの八坂神社は、
昔から縁結びの神様で知られている、ということですが、
舞妓さん、芸妓さんが多いこの界隈で縁結びなんて、
なんだか実らぬ恋をたくさん見届けていそうで切ないです。

八坂神社の近くには、
ちりめんじゃこで有名だという「やよい」を見つけました。

おじゃこのほかにも、
「こんぶさん」「ごんぼさん」
など、ちゃんと「さん」付けで呼ばれる佃煮が並び、
なんとなく、親近感を持ってしまうお店でした。

八坂神社から、清水寺までは、
雰囲気のある小路、坂がいくつか続きます。
それぞれに、美味しいもの、面白いものがたくさん並んでいて、
どれも気になってしまいます。

ガイドブックで「ハッとするほど美味しい」と紹介されていた甘味処で、
本の一押しだという、おはぎをいただきました。

・・・あれ?美味しいのかな?これ?
かなり、微妙でした。
おはぎのご飯が、ふつうのご飯とお粥の中間くらい、
べちゃべちゃとした感じで、口当たりが悪く、
餡やきな粉も特筆するような味ではなく、、、
ハッとするほど、美味しくありませんでした。
すごくわかりにくいところにある小さいお店なので、
一度通り過ぎてしまったのを戻って行ったのに、、、
店内には私たち以外のお客さんはなく、
お店のおばちゃんは、バイトの子と
私たちの前に帰ったお客さんの悪口を言ってるし、
お茶を入れてくれた湯呑は、なんだかカビ臭いし、
ガイドブックのコマを有料で買ったお店だな。たぶん。

八橋屋さんも多く並んでいるけど、
それぞれに、かなり工夫を凝らしています。

抹茶やゴマだけに飽き足らず、ラムネ、マンゴー、桃、
塩あん(塩ブームがこんなところにも、、、)
他にもいろいろあり、どれも味見し放題だったんだけど、
やっぱり普通のものが一番おいしい。
でも、味見しすぎて買う気になれず。。。
味見を積極的に進めすぎるのもよくないよ。お兄さん。

そして、気になったけど食べなかったのがこれ。

世界一辛いソフトクリーム。
涼しくなりたいんだか、暑くなりたいんだか。

いろんなお店をみながらだからか、
暑いのに、結構歩けちゃって、無事、清水寺に到着。



舞台のある高台は見晴らしがいいばかりではなく、
気持ちのいい風も吹いてきます。
あくせく坂を登ったかいがあった、、、かな?