ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

Kame Pro Club×三響会倶楽部合同企画公演「伝統芸能の今」

2009-10-06 20:36:42 | 三響會
2009年9月28日(月)紀尾井小ホール 18:00~


◆能楽 一調:女郎花
 亀井広忠、大島輝久

◆座談会
 市川亀治郎、亀井広忠、田中傳左衛門、田中傳次郎

◆舞踊:越後獅子(素踊り)
 市川亀治郎、田中傳左衛門、田中傳次郎

会の主旨は こちら(三響會さんのブログ)

チケット代の一部は、すでに、チャリティにまわされるのですが、
小ホール入ってみると、関係者の方、田中三兄弟&亀治郎さんと
募金箱(しかも透明!)の前に全員揃い踏み。
ここを通過しないと、客席へ辿り着けないのです(笑)
関係者らしい方が通過されるときは「先輩、○○円以上ですよ!」とか声かけられてました。

のちの座談会の財団の理事長さんのお話ですが、訥々としたお話振りの中にも
誠実さが滲み出て、聞いているこちらも涙してしまったのですが、
大雑把な言い方で申し訳ないけれど(また、それぞれ個々の深い事情はあるにせよ)
大人のガンは、まあ、治ってしまえば、「良かった、良かった」で終わるところ
小児ガンは、治ってからも、学業への復帰、周囲の理解、進学、就職を迎える時期の困難
(たとえば履歴書の既往症欄に、小児ガンにかかったことを書くか書かないか)
継続治療のための抗がん剤の服用、結婚への問題・・・など
本人も家族も、その後もずっと厳しい戦いを強いられると。
それらをサポートするための財団であり、また、理事長さん自身も、三男の方を
小児ガンで亡くされたそうですが、実際、ご自身のお子様が発病するまで、
小児ガンのことを詳しく知らなかったと。
なので、小児ガンのことを、社会に知ってもらうことも必要であるとおっしゃってました。
女性の乳がんのためのサポート、ピンクリボンは、周知されるようになってきましたが、
小児ガンのこの基金は「ゴールドリボン」がシンボルです。
私たちも入場時と、あと、募金時に頂きました。

舞台については、また後日。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。