やたろうの屈折劇場

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大阪市長選挙の朝によせて

2011年11月27日 07時30分48秒 | やたろう日報(でも不定期)

僕は京都市民で投票権がないので様子見ですが、個人的な意見を書いてみたいと思います。

 

独裁 VS 民主主義 都構想 VS 大阪市を守る

など耳障りのよいスローガンが飛び回っていますが、所詮政治家のやれることは少なくて

 

利権の再配分(税金の再配分)に尽きると思います。

 

ホワン・ルイも「銀河英雄伝説」の中で政治家のあり方をこう述べています。

「政治家とはそれほどえらいものかね。私たちは社会の生産に何ら寄与していない。市民が納める税金を、公正かつ効率よく

再分配するという任務を託されて、給料をもらってそれに従事しているだけの存在だ」

 

平松さんには実にオールスターキャスト(何せ共産党も支持しているくらいです)で各種利権を持つ団体が支持を表明しています

橋下さんはそうではありません。

これは単純に利権の再配分において、平松さんには裁量、つまり改革の余地がとても少なく橋下さんには大きいことを示しています。

善悪の価値判断基準ではありません。

だから、大阪市民の有権者の方は、辻元や石原のアジに惑わされず冷静に以下の価値基準で判断すればいいのです。

 

大阪市が今のままでこれからも推移すれば自分の利益になるか?

それとも今のままだと損害をこうむるので利権の再配分をドンガラでやり直して欲しいか?

平松さんに大阪市を改革する事は全く期待できませんが(なにせ、まず支持団体の取り分を確保してから、あまりを再配分するわけですから)、それでよい人はそれでも構わず投票すればいいのです。

橋下さんに大阪市を改革する可能性は残されていますが、従来の利権構造からは激しい抵抗が予想されますから、少なからず混乱するでしょう それでよい人はそれでも構わず投票すればいいのです。

少なくとも

独裁 VS 民主主義

などというそれこそ頭の悪い判断基準は使用せず(そもそも選挙で選んでいる段階で独裁じゃないし)

変化を望むか今まででいいかで判断していただければと思います。

ちょうど選挙開始の時間ですね

まともに選挙権を使いましょう。

 

 

 

 


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