現代視覚文化研究会「げんしけん」

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【ちかげ】・・・【行人】を研究対象から男性として意識する存在へ。

2007年05月25日 20時16分17秒 | アニメ・映像全般
 書庫の奥。男性について書かれた書籍を読んでいる一人の女の子。男性の勇ましさ・・・【ちかげ】はぶきみなほほ笑みを浮べる。【行人】への興味は尽きないのだった。
 岬。村はずれの洋館。そこが【ちかげ】の住居。そこへ向う【すず】と【行人】。【ちかげ】は【行人】に見て貰いたい物があるらしい。到着し重厚な扉をノックする【行人】。すると、中から【ちかげ】とは明らかに違う声の主での返事がする。【ちかげ】のお姉さん?妹さん?その質問に【すず】が笑顔で応える。【ぱな子さん】。凄い地響きがして、勢い良く扉が開く。【行人】は、その扉の影に挟まれていた。【ちかげ】は、この光景を2階の窓から見ていた。彼女の目的は【行人】の観察をする事なのだ。
 【すず】と【行人】は客間に通される。【ぱな子さん】がお茶を運んで来る。【ちかげ】のメイドをしている女の子のゾウ。世話好きで、気だての良い、島一番の美少女だという。女の子でも、ゾウさんなので【行人】としては複雑そうだった。見つめられるとはずかしいらしいです。それに、ドジっ子でもあるようだ。
 そこへノックをし【ちかげ】が入って来る。なぜか、エプロンしか着てなかった。若妻を演出しているらしい。ハダカエプロンに【行人】は鼻血を放出していた。板前さんの格好。パンダの着ぐるみ。今度は【すず】も一緒に【まち】と【あやね】の赤と青の巫女服で登場する。【すず】は【あやね】の巫女服を着ていた・・・胸がかなりきつそうですね。それは、そうです。洗濯し干しあったのを着ているのですから・・・【あやね】は【まち】に怒られると絶叫と藁人形に刺さる釘の音がした。
 【ちかげ】の普段着はメイドさん。今までの格好は【行人】に喜んで貰おうとしたようですよ。【ちかげ】は島外から流れ着く本や雑誌を集めている。飲食業。動物。巫女さん。若奥様・・・【行人】の慌てぶりは面白い。この島には、嵐が来ると色んな外の世界の品物を波が引き寄せるようだ。本以外にも、沢山の物があり【行人】に見て貰いと案内する【ちかげ】。【ちかげ】の眼鏡が光り輝いた。
 書庫。アイランド号に積まれていたすべての本が保管されている場所であり、多くの書籍と物が散乱する。さすがは島一番の物知りな【ちかげ】である。【ちかげ】は今まで浜辺で拾った物が何なのか分からずに【行人】に聴いて行く。桶ではない電器炊飯器。金庫ではなく電子レンジ。【行人】が【すず】と【ちかげ】に一つ一つ丁寧に説明してくれる。物を見て不思議がる2人に、新鮮さを感じるのだった。実際に使ってみたいと言うが、この島には電気がないので断念した。ここにある物が全てゴミとなってしまう。その事を知り【ちかげ】はショックで真っ白になっていた。
 夕方。【ちかげ】はここにある物がゴミだと知り、残念としながらも、外の世界の文明の凄さを知る事ができて嬉しそうだ。【すず】と【行人】は帰るようですが、これでは【ちかげ】の【行人】を観察する目的が果されていない、慌てて【行人】たちを足止めし、今夜は泊まる事を提案する。迷う【すず】だが、豆大福を食後に出されると聴き、ヨダレをたらして【行人】にお願いをする。【行人】も仕方のない感じで一緒に泊まる事にします。本当に豆大福には目がない【すず】なのです。
 夕食の準備。台所にはかなりの設備があるようです。ですが、意外と【行人】の世界の料理を作るのは難しい様子。ハンバーグ?ラーメン?ドリア?グラタン?パスタ?フォアグラ?ボルシチ?・・・【ちかげ】のハテナが増えて行きます。一方【すず】と【行人】はテーブルに座り、食事を待っている。【行人】は、この洋館の雰囲気で、何が出て来るのかとかなりの期待をしている。そこに【ちかげ】と【ぱな子さん】が料理を運んで来る。そして、食卓に並んだものはハンバーガー。お煎餅に挟まれたホウレン草と豆腐・・・【すず】には好評。続いて、ラーメン・・・麺が糸こんにゃく。次に大きなたこ焼き・・・中のタコは丸ごと一匹で生きいて【とんかつ】と遊んでいるし・・・。だけど【行人】は【ちかげ】の気持ちだけ嬉しかった。けど、やはり空腹には勝てない。【行人】はごく普通の夕食を頼む・・・それは、カレーライス。この島にもあるらしいが【すず】は辛いのが苦手らしい。カレーライスは文明開化と共に入って来た為にこの島にもある。【行人】は、カレーライスを食べ、感涙していた。【すず】は豆大福を食べて幸せなのでした。
 夜。まだ時間は早いので【すず】と【行人】はまたも帰ろうとする。これからが観察の本番なのに・・・強引に泊まって頂く事にする。【とんかつ】と遊んでいるたこ焼きを叩き、【すず】と【行人】を墨まみれにしてしまう。
 バスルーム。なぜか3人で入浴をする事に・・・これは【行人】の悲鳴かな・・・鼻血を出して、後に入る事にした。この島の女の子は羞恥心がないのですね。計算外。【ちかげ】は【行人】と一緒に入り、色々と調べるつもりだった・・・。【行人】への探究心と【すず】のバストが気になり、揉みたいと迫る【ちかげ】であった。お風呂から出て来た【すず】は顔が真っ赤だった・・・違う意味でのぼせたようです。【行人】は一人で入浴をしている。その姿を背後から覗いている【ちかげ】。眼鏡をかけていないのでよく見えない。お湯の中を「水団の術」で進む。どうやら【ちかげ】は忍らしい。そこに【すず】ではなく【ぱな子さん】がお背中を流しに入って来る。【行人】は【ぱな子さん】は女の子として見ていないようだ。【行人】を観察する【ちかげ】・・・顔、身体と惹かれ行く。決して、湯当たりではない。さらに【行人】に迫る・・・ドキドキしてしまう。そこへ【ぱな子さん】が跳んでお湯に入る・・・【ちかげ】はその下敷きになってしまった。
 【すず】と【行人】は、結局泊まる事になるが【すず】は怒っております。お風呂でのけ者にされた思い怒っていた。それに【ぱな子さん】と一緒に入った事にも・・・【すず】は隣のベッドで頬をふくらませている。【すず】と一緒にお風呂に入るまで許して貰えそうになさそうですね。
 ますます、男性への謎が深まる【ちかげ】・・・【行人】の事を考えると・・・ドキドキして、顔が赤くなってしまうのでした。