乾 靖のWhite Mountain

北部白山管理人&中宮温泉くろゆり館主がお届けする白山情報満載!

白山紅葉速報 King of trail 中宮道中間部

2018-10-12 | 白山情報

中宮道は滝ヶ岳周辺からゴマ平付近まで見頃を迎えている。今回は冷たい雨でいよいよ冬の到来を予感させた。山頂部は初雪とは成らなかったが、次回寒気が入れば雪をまとう本来の白山の姿が拝めそうだ。

      

これからは降雪期に入るので、利用後の避難小屋の雨戸は確実に閉めて退出すべし。

 

雨の中のゴマを目指して歩いていると、上から一人の男性が下りて来た。77歳に成ると言う男性は加賀禅奥長倉で1泊目、室堂で2泊目、ゴマ平で3泊目で北部を堪能したそうだ。年齢的にも山旅は最後だと思ってやって来たが、北部白山を最後に残しておいて、とても良い思い出に成ったと言う。今まで相当色んな山を歩いて来たけれど、ここ北部白山は最高だとしみじみ語っていた。こんなに感激して貰えるとは本当に嬉しい事だ。そしてあなたの山旅は決してこれで終わりでは無いだろう。年齢以上に若々しく、重装備で軽々歩く足取りは、その背中で経験の豊富さを物語っていた。

 

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三方岩岳への新ルート

2018-10-05 | 白山情報

三方岩岳へはこれまで、ホワイトロード(旧スーパー林道)の県境駐車場からの登山口だったが、栂の木台駐車場からの登山口が10月6(土)開通となる。白山や北アの眺めを楽しむことが出来る眺望の良い稜線歩きの後は、これまでの登山道と合流するコースとなる。出だしはクロベ(ネズコ)の大木が出迎える荘厳な雰囲気を楽しめる。

      

 

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白山紅葉速報 加賀禅定道

2018-10-05 | 白山情報

 

四塚山から長坂を下ると遥かに続く加賀禅定道が見渡せる。百四丈の水源となる広大な清浄ケ原も美しく色付いている。御手水鉢から地獄谷を覗くと、こちらも良く色付いている。山頂部各方面は今週始めより随分色濃く成った印象を受ける。

        

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白山紅葉速報 中宮道

2018-10-03 | 白山情報

お花松原は来週末が最高潮だと思われる。今朝は火の御子峰も輝いていた。北弥陀ヶ原は葉っぱが飛んでいる物も有るが場所によっては素晴らしい所も有る。

           

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白山紅葉速報 室堂周辺と平瀬道上部

2018-10-02 | 白山情報

 今週末は台風で残念なのと、未だに平瀬道登山口まで県道が通行止めなのは非常に残念。

 

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紅葉情報 三方岩岳周辺

2018-10-02 | 白山情報

 

相次ぐ台風の上陸で木々の受けたダメージは大きかった。標高2,000m以上では紅葉前の葉っぱが引きちぎられていたが、それより低い北部白山ではダメージが少ないように思う。ホワイトロード(旧スーパー林道)三方岩岳周辺では木々のダメージも見られず今週末辺りが見頃を迎えそうだ。

 

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楽々新道の倒木

2018-09-19 | 白山情報

台風20号の被害については8/26に報告したとおり、楽々新道のオオシラビソ帯が最も倒木が多かった。次の週にも21号が通過したため、先週加賀禅定道を点検したが20号以上の被害は無かったようだ。同様に楽々新道も新たな被害は無いようだ。登山道は通行可能だ。倒木は主にオオシラビソで、これは根が浅いのか、根っこごとひっくり返っている物が多数有る。また今年は一番上に異常な数の松ぼっくりが密集している。余りの重たさのせいか、先端だけ折れて落ちている物も有った。ふだん見上げている松ぼっくりがこんなに巨大なものだと、地面に落ちて来たものを見て驚いた。他にはナナカマドの赤い実がやたらに目立つ。この異常な数の実は、今年の夏の暑さと関係有るのだろうか?

      

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奥長倉避難小屋補修の記録

2018-09-15 | 日記

平成元年に建替えられた現在の避難小屋は徐々に老朽化して、その都度補修を繰り返してきた。今回は冬期出入口引き戸のレール補修である。これは2008年に交換した記憶があるが本年ついにレールが破損、引き戸落下の危険性があるため交換した。前回はプラスチック製のレールを使用したが、今回は真鍮製にした。長年の耐久性が有ると思ったからだ。そもそも何故こんなに破損するのか?これは冬期利用者の扱いの悪さに有る。雪で埋もれたシーズンはレールは凍り付く。いい加減に除雪して無理に開けようとすると外れるのは当然である。しかもレールや戸車周辺の圧着した氷は硬く、そのまま力ずくではめようとするのでレールを破損するのだ。無理やり押し込んでもレールが曲がるだけでそう簡単にははまらない。これまで何度も外れたまま放置された引き戸をはめ直したことか・・・。多雪地帯高所での設計自体にも問題は有るので、建替えの際は意見したいが、それまでは現状を大事に使わなくてはならない。吹雪が入り込んで避難小屋が使えない状況を放置することは絶対に有ってはならない。外してしまったら命を懸けてはめて帰るのは、冬期登山者の当然の義務である。湯を沸かして融かしてからはめ直すのが宜しい。北部登山者はベテラン揃いであるから、私がこんな事をここで書くのもおこがましい。施設管理者に於いては何度も提言しているとおり、早期の抜本的な解決を願う。過去の補修の記録は下記を参照されたし。2008/4/30(屋根の補修)、2015/4/28(トイレドア補修)2017/4/3(屋根の補修)、2018/3/24(屋根の補修)

  

 

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台風21号後の加賀禅定道

2018-09-15 | 白山情報

前回の20号通過後、北部全域の登山道点検をしたが、翌週さらに強力な21号が通過。加賀禅定道は大きな倒木も無く通行に支障は無い。風当たりの強い所では、ダケカンバやナナカマドの葉っぱがちぎれて吹き飛んでいたり、ダメージを受けていた。山はそろそろ秋色に染まり始めていた。油池の水場も問題無く水を得る事が出来る。

      

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中宮温泉 湯宿 くろゆり プロモーション

2018-09-08 | 日記

くろゆりのお湯は、自然湧出、加水、加温無しの空冷で湯船に届ける完全なる天然かけ流し。胃腸に良いとされる温泉は、炊飯など全ての調理に活用。食材は極力手の届く範囲で調達。いよいよ味覚の秋、今年も森の恵みを授かる事は出来るだろうか。

中宮温泉 湯宿 くろゆり プロモーション

湯宿 くろゆり

 

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台風20号の被害

2018-08-26 | 白山情報

健脚の持ち主、岩間正樹君は一日で中宮道~七倉辻~楽々新道を点検してくれた。彼からの情報によると

中宮道、シナノキ、ゴマ平避難小屋共に全く被害なし。ゴマの頭~三俣峠前後のオオシラビソ帯でやや倒木有り。応急処置済みである。

    

楽々新道は、小桜平避難小屋 異常なし 標高1687m~1776m付近のオオシラビソ帯で倒木無数(10本以上) 登山者は自力突破すべし。これも北部白山の醍醐味。小桜平から上部七倉辻まで(上部岩間道区間)は異常無し。先日の草刈のお蔭で快適に歩けたが、視界無し、非常に風雨が強く寒かった。この時期でも留まれば低体温症を招く恐れありという。今後は防寒装備も必要。

     

昨今北部に入り込む初心者を続けて見かけたが、下調べ不足と体力に見合わない行程を組んでいる。登山地図に掲載されている所要時間はメインルートと違い、かなり辛口で表示されている。健脚者でないとこの時間での歩行は困難。北部白山に立ち入るなら、それなりのトレーニングと情報収集、撤退は早期判断を。

今後も台風はいくつか来るだろうから、避難小屋退出時は清掃はもちろん、雨戸を閉めて頂くよう願う。使いさしのろうそく、ガスボンベ、水の入ったペットボトル。それらは全てゴミとなるので、持ち込んだ物は全て持ち帰るべし。北部に立ち入る登山者は、他人のゴミでも持ち帰る気概の有る者であることを願う。

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岩間道上部

2018-08-23 | 白山情報

小桜平分岐から下の岩間道は現在通行止め。七倉辻から楽々新道経由で新岩間まで通行可。このコースは上部は清浄ヶ原の雄大な眺望を楽しめる。地獄谷の方には荒々しい火の御子峰、谷筋にはまだまだ雪渓が残る厳しい北部白山の様子がうかがえる。

    

樅ヶ丘あたりからゴマ平方面に目をやると2~3年前手取川が濁ると大騒ぎした原因となった崩落箇所が見える。

現在は濁りの原因となる粒子の細かい土は流れ落ちている。あの時この斜面を覆い尽くすまで、ひと夏掛かって凝固剤と言う名のコンクリートをヘリで投棄し続けたが、それも全部流れ落ちた。お蔭で手取川の濁りは一年長引いた。天に唾という愚行はまさにこの事である。人間の手で自然をコントロールしようなどと言うおごりは、必ずしっぺ返しを喰らう。火の御子を見れば分かるように北部は崩落の歴史が刻まれている。そのお蔭で千里浜が形成されたのだ。

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楽々新道 小桜平

2018-08-17 | 白山情報

小桜平までの草刈を行った。6/17に外壁を塗装した。皆で作業したのでまだら模様になっているが、これで小屋も長持ちするのでありがたい。酷暑で干上がっていた水場にも湧水が復活していた。小桜から上部は来週作業の予定。

   

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スウェーデン最高峰陥落か? 氷河融ける

2018-08-06 | 北欧情報

スウェーデン最高峰ケブネカイセ山に登頂したのは10年前の2008年8月。この頃からずっと心配されて来た事が間違いなく今年起きるだろう。氷河で覆われた山頂は温暖化と共に毎年融けてその標高が隣りの北峰より低くなるだろう。その事をAFP通信は伝えている。10年前の写真と、AFP記事の写真を比べても一目瞭然、山頂付近の氷河は僅かしか残っていない事が分かる。計測はストックホルム大学の現地タルファラリサーチステーションが毎年8月下旬にGPSを使って計測している。日本も酷暑に見舞われているが、ヨーロッパもそれを上回る熱波で、スウェーデン国内でも多数の森林火災が起きているという。地球の温暖化暴走のトリガーは落ちてしまったのか?

http://www.afpbb.com/articles/-/3184786?act=all

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お花松原

2018-08-04 | 白山情報

今年の高山植物は猛暑の影響で10日ぐらい早まっている。お花松原でも現在が最盛期となっている。しかし異例の水不足で全面一挙に開花とは成らず、例年のような圧倒的な雰囲気にはなっていない。日の出前から空気がどんよりして、北アまで見通す事が出来ず、ご来光も遮られていた。今年の猛暑は高山植物にもダメージを与えている。名古屋では39℃だというが、室堂では13℃だった。十分涼しいと思うかも知れないが、ここで暮らす植物には日照りと渇水の影響は深刻だ。そう言えば今年はオコジョを見ない。動物たちもダメージを受けているのだろうか?

    

お花松原ではひと際ハクサンコザクラの群落が目を引いたが、残念なことに踏み跡がお花畑の真ん中まで続いていた。自分だけ綺麗な写真を撮りたいという心理は誰にでも有る。ハクサンコザクラを撮るためには足元のクロユリは踏み潰しても仕方ないという心理。人の心には鬼も仏も両方が宿っている。己の仏心を自覚し極める事、これ修行。草刈その物は修行の連続であるが、こうやって無残な姿を見て己の心を清める事もまた修行。山は修行の修羅場である。

場所を移して、室堂平の雪渓の周りにも浄土の世界が広がっていた。雪田の周りに咲き乱れる花と融けて流れる水は生命の源。夏の青空に吸い込まれていた。

 

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