なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

木曽路の旅... その弐でござる

2022年10月14日 | 

※今回も長文です。お時間のある時にお読みくださいませ。

 

 

こんばんはZUYAさんです

旅日記に限らずブログは、いつも可能な限りなるべくコンパクトにまとめたいと思っているのですが...“根”がお喋りなもので~

ま、とにかく「木曽路の旅」の続編を、気楽にご覧くださいませ~  

 

          

 

中山道のドライブインで女子大生とその親友であるOLの2人組にナンパされた話の続きからでしたね~

もちろん嘘です~  

 

 

家人と食事をした奈良井宿「越後屋」さんは、ZUYAさんの生まれた年に始められたそうで、もうすぐ半世紀を迎える老舗の食事処。このエリアは“木曽漆器”と言うのが有名らしく、こちらのお店でも食器に使われていました


ランチを済ませた後は、再び宿場町を歩きます。この奈良井宿、意外に長く連なっていましてじっくり観光するとなると、2~3時間は要するみたいです(全長1kmちょい?)。ZUYAさんは雨が気になったので、十八番の“端折り”でぐんぐん進みました(家人がいくつかのお店を覗いているのにも気が付かずに...)

 

鎮神社

 

狛犬A

 

狛犬B

 

鎮神社より望む

 

そして車を停めた無料駐車場から一番遠い所(ほぼ1km)にある「鎮神社(しずめじんじゃ)」へ到着。千葉県の香取神社とご縁があるとか。なぁんて考えていたら、雨がパラパラと降り始めてしまいました

予報よりも1時間ほど早い降り出しですが、2人とも傘はちゃんと東京から持って来ていました~ 

 

が、

油断してしまい車に残した旅行鞄の中に…

ZUYAさんは直ぐさま近くの土産物屋の店先に、ビニール傘を見つけたので買おうとすると家人が、“無駄な買い物をするな!これぐらい歩ける!”と言い張り購入を断念しました...(以前、“旅に出てケチケチするな!”と豪語していましたけど...)

 

 

 

 

 

そこから数百m歩いたところにある国の重要文化財に指定されている「上問屋資料館」へ一先ず逃げ込みました(上4枚の写真)。中を見学し始めましたが、外から聞こえる雨音がだんだん強くなっていき、“どうやって駐車場まで行くんだよ...”と気が気でなく、せっかくの貴重な資料を見るのも上の空(写真だけは辛うじて...)

見学(?)を終えて外に出ると、二進も三進も行かない雨の強さ…ええ、もちろんZUYAさんは不機嫌になりましたよ。しかもカメラも裸で持っていますし、何よりも傘をさっき買っておけば...

すると家人は責任を感じたらしく、“さっきのお土産屋まで戻って傘を買ってくる!”と雨の中を駆け出して行きました(片道約500m近く...)。本当に走るのが好きな夫婦ですね(前回を参照)。傘を持たない観光客は多くが軒先に避難していましたが、止める間も無く行ってしまった家人...

仕方なくZUYAさんもベンチにでも座って待っていようと座ると、対面の店で売られているビニール傘が目に入る...

え!?数百メートルも雨の中を走らなくても目の前にあるやん~!

と思いましたが、時すでに遅し...

 

さて家人のおかげで(?)傘は手に入りましたが、雨のお陰ですっかり手持無沙汰に。今晩お世話になる宿は食事の多さで有名なようで、何処かでお茶(3時のおやつ)でもと言うのも...

 

宿場町の雰囲気に合わせて近年に作られたそうですが...

 

 

雨で人通りが少なくなった奈良井宿を今一度撮り納めてから、早めに宿の方向へ進むことにしました。道すがら何かあるかもしれないので~ 

と、思ったのですが田舎を舐めてはいけません...

な~んにもない

本当に何もないのですよ。緑と点在する家と、そして雨だけ...

 

 

本当は夕方にチェックインする予定でしたが15時に宿に着いて、もうひたすら寛ごうと決めました。一晩お世話になる宿「りんどう」さんに着いて玄関を入り、“こんにちは~”と何度か声をかけるも誰も返事をしない...田舎あるあるですね、

ザ・開けっ放し

でもスリッパが置かれていたので、“もし留守中にいらっしゃっても”と言う考えがあったのかもしれません。試しに電話を鳴らしてみましたが、無情にも目の前の台所とも思われる所で鳴り響く...

入口のソファーに腰かけていると、ZUYAさんよりも母の年齢に近いと思われる民宿の女将さんが登場。深々と頭を下げられ部屋に案内されると、何故か二間続きの広い部屋... 

「今夜はZUYAさん夫婦しかお客さんがいないので、広く使って下さい」と

ネットで予約した時は何組かいたはずですが、やはりこの天気予報で判断されてキャンセルされたのでしょうね。なおさら2つも部屋を使うのは申し訳ないので、スゥーっと間の襖は閉めておきました

 

 

 

窓からの景色

 

ZUYAさんが宿を選ぶ時の絶対条件は「24時間入浴可能の浴場」があると言うことです。温泉や設備やビールの銘柄なんぞ二の次です

夕食は18時。先ずは大の大人が5人は入れそうな湯船に、贅沢に1人で浸かるZUYAさん(※写真はもちろんありません)。置かれているシャンプー類が「メリット」なのが、庶民性を感じさせます。誰かさんが働いている都心の高級スーパーとは違いますね。でもボディソープは空だったので、云十年ぶりに石鹸で洗いましたよ

お風呂から上がるとまだ16時。とりあえずビールをお願いすると、お盆にはサービスの漬物...もうこれだけでこちらを選んで正解ですね~

 

 

そして目覚ましをかけて、夕飯までお昼寝…

5分前に女将さんが呼びに来てくれたので、食事処へ行くと、家人と共に口をあんぐり...

 

 

いやいや、あり得ませんからと言う量...そして温かい内に食べて下さいと次々に温かい物を持ってくる女将さん。写真を撮る暇も味わう暇もないくらい次から次に出て来ます(すいません、全ては撮れませんでした...) 

何が凄いかって一人ずつにうどんの入った「牡丹鍋」があるのに、別に信州蕎麦が出てきましたよ~

 

信州と言えば馬刺し

 

海の物はこの天婦羅の海老だけ

 

煮物も美味し

 

鉄板の岩魚の塩焼き

 

家庭菜園からの新鮮野菜

 

牡丹鍋。きのこは「坊主茸」、下にはうどん...

 

マツタケの土瓶蒸し

 

よくの山の中の宿に泊まると“何故に海の魚の刺身?”と思うことがありますが、こちらは天婦羅の海老以外は全て家庭菜園と山の物だけ。そして更には自家製の「どぶろく」がお代わり自由なのです。このエリアは2002年に地域の活性化を目的に「どぶろく特区」として認められたようで、各家庭でどぶろくを作ることが出来るそうです

んなわけで、もうお腹いっぱいになりました。この後は雨音を子守歌にして眠りについたとさ~

 

To be continued... 

次回に続きます

Have A Good Night,Folks!