燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

指導医は研修医のロールモデル

2022-07-07 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   大学医学部を卒業したばかりの研修医は、医師としても杜会人としても未熟であり、最初に出会った指導医の影響を直接受けやすい時期でもある。   医学知識や技術のみならず、態度や言葉使いまでかなりの影響を受けることになる。   指導医の責任は重大であり、研修医の社会人としての将来にかなり影響を与えることを自覚して指導にあたる必要があ . . . 本文を読む
コメント

ハイパフォーマンスチームの必須条件

2022-07-06 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   今回はビジネス界でよく引用されている高度のパフォーマンスを達成できるチームの条件を紹介する。   これは医療チームでも適用できる内容。   1) チームのメンバーが共通の目標を認識し、それにむけて行動する。   2) チームのメンバーがお互いに信頼関係を構築するように努める。   . . . 本文を読む
コメント

安全に機能するチーム医療の条件

2022-07-05 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。     現代の病院診療体制の主流であるチーム医療は、医療の安全性と効率とを両立しうる有効な可能性を持つ。   医療内容をチームのメンバーで2重3重のチェックをすると、医療事故は減らせる。   どんなに注意しても、人間個人のミスをゼロにすることは不可能である。   しかし、仮に200回に1回医療ミスが生じ . . . 本文を読む
コメント

Effective Clinician

2022-07-04 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   指導医は研修医のロールモデルであり、ともに働く臨床医であるべきである。   臨床には従事せず、指導のみおこなう医師は実践的で有用な教育は困難である。   すぐれた指導医とは、効果的な臨床医を指す。   それでは効果的な臨床医とは何か。   名著Effective Clinician(1973)でT . . . 本文を読む
コメント

指導医の資質と平静の心

2022-07-01 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   臨床医学の父オスラー先生は、1889年39歳でペンシルバニア大学を去った。   このときの卒業式での講演(平静の心Aequanimitas)において、医師にとり沈着な姿勢に勝る資質はない、と述べた。   これはむしろ指導医の資質と考える。   状況の如何にかかわらず冷静さと心の落ちつきを失わないことを意味する。 . . . 本文を読む
コメント

Never Make a Positive Diagnosis 2

2022-06-30 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   前回の続きです。   医師と研修医の正解率は約20%と低かった。   約40年後、同じ質問を使った研究がボストンのある病院の医師や研修医に対して行われた。   その結果は2014年のJAMA誌に掲載されたが、正解率は約20%と約40年前とほぼ同じであった。   もっとも多い検査後確率の回答は95% . . . 本文を読む
コメント

スクリーニングCEAの陽性的中率

2022-06-29 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。   約40年前に興味深い研究が米国で行われ、1978年のNEJM誌に掲載されていた。   検査の解釈について医師や研修医に尋ねるものだった。   質問はこうである。   「有病率が1000分の1の病気をみつけるために行われた検査が陽性であったときの検査後確率を述べよ。検査の感度はほぼ100%で、偽陽性率は5%とする。」 . . . 本文を読む
コメント

一般人のCEA測定

2022-06-28 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。     前回の続き。   数週間後、追加の検査結果が全て出そろった。   予想通り、全て異常なし。   再検したCEAも正常範囲内であった。   これらを受診者に説明すると、ほっとした表情でたいそう感謝された。   確かにCEAは使い方によっては役に立つ検査だ。   . . . 本文を読む
コメント

血清CEAスクリーニング

2022-06-26 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。明日の午前中、所用がありますので、この時間にお届けします。     病院の指導医となった私が総合診療部門で内科系初診外来をやっていると、人間ドックからの紹介受診者がよく送られてくるようになった。   多数の検査項目のなかには、腫瘍マーカーというのがあり、多くのドックでは血清CEA (癌胎児性抗原)を測定している。   . . . 本文を読む
コメント

Never Make a Positive Diagnosis

2022-06-24 | 闘魂症例検討会
みなさん、こんにちは。     “Probability is the rule of life, especially under the skin. Never Make a Positive Diagnosis” By William Osler, MD   「確率は命のルール。特に体内ではそう。決して陽性診断をしてはならない . . . 本文を読む
コメント