燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

狭心症について

2018-11-02 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 今回は狭心症についてですね。 ⑴労作狭心症 運動など心筋酸素需要の増加をもたらす状況により誘発される一過性の胸痛発作を特徴とする病態。 胸痛は安静やNTGの舌下で速やかに消失する。 ① 新規労作狭心症:  発症から1カ月未満 ② 安定労作狭心症:  発症後1カ月以上経過したも . . . 本文を読む
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胸痛の鑑別、続き

2018-11-01 | 勉強会
  みなさんこんにちは。     前回の続き、胸痛の鑑別です。   気胸:  突然の胸痛に続く呼吸困難で発症する。 外傷性、二次性、特発性がある。 緊張性気胸の場合には迅速な処置を要する。 心外膜炎:吸気時および臥位姿勢での増悪が特徴。 胸膜炎:  吸気時に増悪する痛み(胸膜痛ple . . . 本文を読む
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胸痛のキラー疾患

2018-10-31 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 胸痛を訴える患者には重篤な疾患をもつことが多く、急いで治療を要することが多いので、迅速な対応を心がけましょう。 急性心筋梗塞:  30分以上続く胸痛・悪心嘔吐・冷汗は古典的なtriadですが、心窩部痛や顎の痛みをきたすこともあります。 糖尿病患者などでは無痛性のことも多い。 まれに、心電図異常を認めない場合も . . . 本文を読む
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咽頭痛について

2018-10-30 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 咽頭痛では 片側性バーサス両側性について聞きましょう。 片側性では細菌性を考慮ですね。 とくに、水分や食物の嚥下障害がひどい場合には、化膿性病変を示唆します。 扁桃周囲膿瘍、喉頭蓋炎、後咽頭膿瘍、などに要注意ですね。 写真 ヒンプンですね       . . . 本文を読む
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頭痛診断の基本

2018-10-29 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     頭痛を主訴とするケースの大部分は機能性頭痛ですが、時に生命にかかわる重篤な症候性頭痛が紛れ込んでおりそれを見逃さないことが大切です。 それゆえ、頭痛をきたす疾患の鑑別診断は次の2種類に分類すると便利です。 一次性頭痛:  片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛 二次性頭痛: &n . . . 本文を読む
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前回ケースの診断は?

2018-10-19 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 答えは、レプトスピラ症の治療に伴うJarisch-Herxheimer反応です。 ここでこの病気をまとめてみましょう。 レプトスピラ症は細菌の一種であるスピロヘータのレプトスピラによる感染症です。 人獣共通感染症であり、ヒト以外の動物にも感染します。 発熱、悪寒、頭痛、結膜充血、筋肉痛、無菌性 . . . 本文を読む
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抗菌薬投与後のショック、さて原因は?

2018-10-16 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 今回はショックケースについて考えてみましょう。 30代男性、5日前からの頭痛と全身の筋肉痛で受診。 39度台の発熱、眼球結膜の充血と腓腹筋の把握痛を認める。 2週間前に西表島へ観光に行き川下りをしたとのこと。 血算で白血球数上昇、血小板軽度減少あり。 血液生化学で軽度肝機能障害あり。 . . . 本文を読む
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レプトスピラ症の最重症型は?症候群

2018-10-14 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     レプトスピラ症は、Leptospira という螺旋状の細菌(スピロヘータ)による人獣共通感染症です。 ネズミなどの野生動物などが罹患後に保菌状態となり、尿中に菌を排泄し、これが川、池、水田などの淡水に流れ込み、ヒトが接触すると皮膚の傷や粘膜を通して感染します。 経口でも感染します。 . . . 本文を読む
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髄膜炎菌感染症

2018-10-12 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     髄膜炎菌感染症は、文字通り、髄膜炎を合併する敗血症をおこします。     重篤となることがあります。 急な発症で前駆症状(頭痛、咳、咽頭痛など)が起こった後に、高熱、悪寒戦慄、関節痛が出現し、ときにショックとなります。 しばしば皮膚、粘膜に点状出血、重症化すると紫斑を . . . 本文を読む
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腸チフスについて

2018-10-11 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 Salmonella enterica serotype Typhi,Paratyphi AおよびBなどの一部のサルモネラ菌の感染では、特徴的な全身性発熱疾患を呈します。 腸チフスです。 発熱(階段状に高熱に至る)、頭痛、全身倦怠感、食欲不振、乾性咳嗽、便秘(>下痢)、比較的徐脈、脾腫、体幹部の“バラ疹& . . . 本文を読む
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