燃えるフィジカルアセスメント

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日光は骨の健康の源

2016-04-06 | 養生訓

 

 日光の紫外線は皮膚に作用してビタミンDをつくります。

 

 そして、ビタミンDは骨の発育やカルシウムの吸収を促進します。

 

 ビタミンDが不足すると、小児では「くる病」、成人では「骨軟化症」をきたします。

 

 とくに冬の季節の雪国ではどうしても家にこもりがちになり、日光にあたる機会も少なくなります。

 

 そして日光不足が運動不足とあいまってさらに骨をもろくします。

 

 夏の紫外線は皮膚によくないですが、雪国の人はとくに日光不足になりがちなので、冬は短時間でも日光にあたるように心がけましょう。

 

 背骨の骨折で背中が曲がると、腰痛症、逆流性食道炎、肺機能障害などに罹ることがあります。

 

 長年の生活習慣による予防が大切ですね。

 

 今回はここまでです、新年度を向かえ春本番と思いきや、初夏を思わせるような陽気ですね、沖縄では27度まで気温が上がり扇風機はおろかクーラーの出番か?とのこと、寒かったり暑かったりで体調管理には厳しいですね、では次回に。

 

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