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総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

腸チフスについて

2018-10-11 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。


Salmonella enterica serotype Typhi,Paratyphi AおよびBなどの一部のサルモネラ菌の感染では、特徴的な全身性発熱疾患を呈します。



腸チフスです。



発熱(階段状に高熱に至る)、頭痛、全身倦怠感、食欲不振、乾性咳嗽、便秘(>下痢)、比較的徐脈、脾腫、体幹部の“バラ疹”、およびリンパ節腫張などです。



Peyer板に潰瘍を形成すると腸管からの出血や穿孔を生じることがあります。


パラチフスは類似の病相を呈するが、軽症で死亡率、保菌率も低くなります。



感染源は感染者の便や尿に汚染された食物や水の経口摂取。


潜伏期間は1~3週間ですが、摂取菌量と宿主の免疫能に依存します。



発病初期(1週間)は血液から、その後は便や尿から菌の検出率が高くなります。


骨髄培養での陽性率がきわめて高くなります。



また、便の塗抹検査にて単球がみられることがあります。
 
 
 
 
写真   レプリカですが、世界最古の釣針

 

 

 

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