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総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

頭痛診断の基本

2018-10-29 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。
 
 
頭痛を主訴とするケースの大部分は機能性頭痛ですが、時に生命にかかわる重篤な症候性頭痛が紛れ込んでおりそれを見逃さないことが大切です。



それゆえ、頭痛をきたす疾患の鑑別診断は次の2種類に分類すると便利です。



一次性頭痛:  片頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛



二次性頭痛:  脳血管障害、中枢神経系感染症、外傷、脳腫瘍、緑内障、副鼻腔炎など



頭痛の正しい診断の大部分は病歴によります。


起こり方、進行度、頭痛の性質、部位、持続時間、随伴症状、悪化要因、繰り返す頭痛かまたは初めての頭痛か、家族歴の有無などに注意します。



症状の分析方法を下記にまとめました。
 

O (onset) 発症様式

P(provocative-palliative factors)増悪軽快因子

Q(quality/quantity)質と程度

R(region/radiation)部位と放散

S(symptoms associated)随伴症状

T(time course/ past time)時間的経過・過去に同様な症状



神経学的異常所見(局所所見や意識混濁)を伴うときは器質的疾患をまず考えます。


突然発症の激しい頭痛(雷鳴頭痛)をみたときは必ずくも膜下出血を考慮しましょう。


頭痛、発熱、意識障害では細菌性髄膜炎の可能性を考えましょう。




写真 那覇市でみつけた石敢當

 

 

 

症候別“見逃してはならない疾患
 
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