紘一郎雑記帳

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極楽湯・・中国で大ブーム   紘一郎雑記帳

2016-08-07 00:02:36 | Weblog
極楽湯・・中国で大ブーム   
紘一郎雑記帳
中国で日本式スーパー銭湯が大ブームになっている
年間100万人が殺到!「極楽湯」はなぜブレークしたのか?
極楽湯海外1号店の極楽湯上海 碧雲温泉館
 
 スーパー銭湯をチェーン展開する「極楽湯」が中国で快進撃を続けている。
海外初進出先の上海2店舗で入館者が年間計100万人を超え、
9月にも湖北省武漢に3店目を出店する。
 同社の新川隆丈社長は、中国本土で10年以内にフランチャイズも
含め100店舗にする強気の方針を明らかにしている。
成長鈍化が続き、外国資本が相次ぎ撤退する中国ながら、
スーパー銭湯が好調なのはなぜか。
 
湯船にゆっくりつかる生活習慣のなかった中国。
だが、上海市浦東新区に位置する極楽湯海外1号店の極楽湯上海
碧雲温泉館で館長を務める馬場保幸氏によれば、
爆買い目的で訪日した観光客が日本の温泉文化に触れ、
口コミやネットで評判を広げたことが大きいという。
スーパー銭湯を中国にも作った極楽湯が、大注目されるようになった。
 
入館料は大人138元(約2200円)と日本の700円程度に
比べて3倍以上もする。それでも上海の直営2店舗は、
春節(旧正月)前後など冬のピーク時に1日でそれぞれ
4000人以上が押しかけ、入館まで3時間待ちという人気ぶりに。
20代や30代の女性客が最も多い。
 
上海の日本総領事館で7日に行われた極楽湯のイベントに参加した
上海出身の陳●(=衣へんに壇のつくり)香さん(36)は
「日本文化が好きで極楽湯にも何度か行きましたが、
館内が清潔で日本の管理が行き届いている」と笑顔をみせた。
イベントには極楽湯とタイアップした群馬県のゆるキャラ
「ぐんまちゃん」も登場。草津や伊香保などの名湯を観光PRした。
 
3年前に海外1号店がオープンした上海では、岩盤浴やサウナ、
露天風呂なども楽しめるほか、床面積が1万平方メートル前後と
日本の店舗の約6倍。ネイルサロンやマージャン室に加え、子
供たちの遊ぶスペース、化粧品や小物、浴衣などの衣類、
日本のアニメ関連商品の販売コーナーなど、「
総合的なエンターテインメント施設を備えたテーマパーク」(馬場氏)に
なっている。このため入館者の滞在時間は平均で5時間にもおよぶ。
 
ただ、中国でスーパー銭湯を成功させるまでには苦労が絶えなかった。
まず水質の問題。中国大陸ではミネラル成分の多い硬水ばかりで、
なめらかな感覚のある日本の軟水のお湯とはほど遠い。
このため、極楽湯では硬水を軟水に変える特殊な
濾(ろ)過(か)装置を日本から直接導入した。
 
 また、湯船に入ったことのない従業員や入館者に、
掛け湯の仕方やタオルを湯につけないなど、
湯船を汚さぬ公衆ルールを説明するところから始めた。
 
それでも日本式スーパー銭湯の文化を中国に急速に広げつつある
極楽湯の展開は、日本企業の対中進出スタイルの転換を示す重要な
事例になりそうだ。
 
日本的な意匠をこらした「More Japan」をコンセプトに、
あくまで日本企業を前面に押し出し、
サービス業で中国市場を開拓する極楽湯。
直営店となる武漢の3号店以降の成否にも、注目していきたい(高岡氏より)

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