本堂の天井には、1753(寛延6)年に描かれた狩野派、金竜斉宗信の絵画「百人一首画格(ごう)天井」があります。約85㎝の正方形、一枚板100枚に詠み人の肖像画と歌が見事に描かれています。③正喜橋 藤田善導寺から徒歩約30分
④鉢形城跡 藤田善導寺から鉢形城歴史館まで徒歩約43分
鉢形城跡は、戦国時代の代表的な城郭跡として、1932(昭和7)年に国指定史跡となりました。荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれ、天然の要害をなしていました。「日本百名城」、「日本の歴史公園100選」「日本の史跡101選」にも選ばれています。
<歴史>鉢形城は、1476年に長尾景春が築城したと伝えられ、後に、小田原の北条氏邦が現在の大きさに拡充しました。1590年、豊臣秀吉の小田原攻めで、1ケ月の攻防戦を展開し、開城。徳川の世となり、成瀬正一が代官となり、この地を統治しました。
(1)笹曲輪 曲輪→城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域の名称です。
(2)鉢形城歴史館
鉢形城の歴史や周辺地域の文化などを学習、体感できる施設です。↓大型休憩施設 鉢形城歴史館の隣にあります。(3)土塁と堀 土塁→侵入を防ぐため築かれた盛土による堤防状の防壁 (4)エドヒガン 樹齢150年を超えると推定され、町の天然記念物に指定されています。↓春のお彼岸の頃に咲く(HPより)(5)深沢川
鉢形城は荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上の天然の要害にありました。(6)堀と畝(うね)(7)復元四脚門(8)三の曲輪と四脚門、石積土塁(9)秩父曲輪に建つ「復元四阿(あづまや)」(10)花木園 四季折々の花を楽しむことができます。
⑤雀宮公園 正喜橋から徒歩約5分
七代目松本幸四郎(松たか子はひ孫)別邸跡地で、ウッドチップを敷き詰めた散策路があります。秋には、モミジやイチョウが鮮やかに色づきます。↓HPより ⑥玉淀水天宮 玉淀駅まで徒歩約5分
1931(昭和6)年、玉淀を開発した保勝会の有志が、神社を勧請して祭事を行うことを発願し、探した所、石宮を発見、水神様と水天宮様を合祀したものです。水難除けと安産の神様として広く信仰されています。↓毎年、8月に盛大に打ち上げられる大花火と川面に映える万灯の競演は、『関東一の水祭り』と呼ばれています。(HPより)