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TOSS芳賀野 小川 康行 yasushino@syd.odn.ne.jp
2学期はじめの語りでは、次のことを意識している。
①学級開きの話を思い出させ、ゆるぎない教師の方針を確認する。
②努力するべきめあてを明確にし、やる気を持たせる。
具体的に次のように語る。
【語りの実際】
① 学級開きの話を思い出させ、ゆるぎない教師の方針を確認する。
1学期の初め、皆さんと先生が始めてあった記念すべき日に、先生がお話したことを覚えていますか? 「皆さんははなぜ学校に来るのか」という話をしましたね。理由は2つありました。
1つ目は、「勉強をするため」です。学校は勉強をして賢くなるためにくるのです。 2つめは、「友達と仲良くするため」です。学校はみんなで助け合って生きていくことを学ぶためにくるのです。
2学期になってもこの2つは変わりません。「勉強をするため」「友達と仲良くするため」そのために学校に来るのです。忘れないでください。
先生が厳しくしかる、3つのこと、覚えていますか?
1、命に関わるような危険なことをしたとき
2、いじめ、差別、うそ、ごまかしなどで人の心や体を傷つけたとき
3、3回注意されても、行動を直そうとしないとき
この3つでした。
1学期は、一つ目が少しだけあったけれど、皆さんが賢いおかげで、先生はほとんどしからずにすみました。とってもうれしかったです。
2学期もしっかり守ってください。
② 努力するべきめあてを明確にし、やる気を持たせる。
夏休み前にめあてを立てましたね。どのくらい達成できたかな。
パーセントで表してみよう。正直に手を挙げるんだよ。
(確認後)はい、分かりました。
中には、「めあてが達成できたかどうか分からない。」という人もいたかもしれませんね。
ところで、大きな会社を作ったり、大金持ちになったりするなど、さまざまな世界で大成功をおさめた人たちは、ある共通点があったそうです。
それは、みんな「はっきりした目標」を持っていたということ、そしてそれを「紙に書き出していた」ということです。
皆さんは今までになんども目標やめあてを紙に書いてきたことでしょう。実はそれは人生の成功にもつながる、とても大切な行動だったのです。
新しい学期が始まります。1学期頑張れた人も、そうでなかった人も、また新しいスタートを切るのです。
まず気持ちを入れなおして、自分のめあてをしっかりと紙に書き出してみましょう。
ポイントは2つです。
1つ目は「今より少し努力を続けていくことで、達成できそうなことを書く」こと、2つ目は「数字を入れて書くこと」です。
みんなが「めあてを達成できた!」「大成長できた!」と言える2学期にしましょうね。 先生は全力で応援します。
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