北海道旅行記～小っちゃ～い傘～

札幌に行き、叔父さんの家にあった、
人形の付属品？の小さい傘が気に入ったのんちゃん。
ずっと持ち歩いては傘をさしたり閉じたりしていた。

夕飯をみんなで食べに行った時、外は小雨が降っていた。
「傘持っていく？どうする？」と、やっちゃんと話していたら、
「ののはこれ～！」と、ちっちゃ～い傘を持って行くと言い出した。
正直、さしても濡れるし・・・・。
家から近いので、お店まで歩いて行ったのだが、
やっちゃんに抱っこされつつも、ちゃんとちっちゃい傘をさしていたのんちゃん。
お店に入る時も、いっちょ前に傘を閉じ、バサバサと滴を落とし、
なんと！このちっちゃ～い傘を、
ちゃんと傘立てに掛けていたのには笑った。

次の日、近くのスーパーにのんちゃんと私で買い物に行った時も、
ちっちゃい傘をさし、お店の傘立てにちゃんと掛けていた。
買い物が終わり帰る時、取りすがりの人に微笑まれ、
私は非常～に恥ずかしかった。
だって、どうみても傘は小さすぎて、絶対濡れるんだもん。

ちっちゃい傘をさしたのんちゃんの姿に、
『となりのトトロ』での、トトロが傘をちょこんとさしてるシーンを思い出したのだった。