Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

滋味深い地味練

2008-11-13 | ダトトパ教本(ネット版)
上記は、B=ベース、s=スラップ、t=トン、空欄=休符 として標記。
Aはすべてオーソドックスな3連符系のパターン。
パッドパトトパッドパトトと聴こえる。
これをベースとして、いくつかのパターンを乗せていったら、んも~、課題がぼろぼろぼろぼろぼろ・・・。

(1) 左右交互にベース音
 
 Bはダトトダトトと聴こえる。
 AはS・TS・・(通常のパッティパッ)の方が、Bの「・トト・トト」を意識できていいかも。


(2) 3音の叩き分け

 左右の粒をそろえる必要がある。
 また、上記とは逆にSSTTBBと叩いたり、

   SSTTSSTTSSTT・・・

 とやると、スラップからトンに移行するときの音が濁って汚くて情けない。


(3) 4拍3連

 B音を追うと、大きな3連になっている。
 これをS・B・S・B・と叩くと、ドゥンドゥンバのバダみたいな感じ。
 また、ママディが叩いているソコの音源では、

   S・・・S・・・S・TTS・・・S・・・S・TT

 というソロフレーズがあり、考え方としてはこれと同じと思われる。


(4) 4拍3連の応用

 (3)は単純に4音を1カタマリとして捉えたけれど、これは8音を1カタマリとして捉えた場合。
 Bのパターンはさまざまな楽曲で使われる、これまたオーソドックスな4連系のパターン。これを無理やり?3連系のグルーヴに乗せると、24音ずつ、最小公倍数でループする。
 でも、自分だけ気持ちよくなっちゃうと、他者のアンサンブルが崩壊する。


(5) オーソドックスなパターンを用いた2拍三連

 これは遊びと言えば遊びなんだけど、輪唱みたいな形。とはいえ、ソコなどのアコンパで、AとCの組み合わせがあるから、実践向きかもしれない。
 BはJBのスリップビートみたいだけれど、チューニングの違うジェンベABC3者がいっぺんに叩けば、ドンドンドンドンドンドンとメロディになって聴こえる。
 似たようなことは

   B・TT・・S・(ドッタカツッタン)

   S・BSS・TT(パッドパパットト)

 でもできる。
 バンドのウォームアップにはちょうどいいかも。