Baradomo日誌

ジェンベの話、コラの話、サッカーの話やらよしなしごとを。

070203四谷天窓~中村翔ライブ報告

2007-02-07 | LIVE情報
先週の土曜は、高田馬場・四谷天窓にて中村翔ライブ。
基本的にこのユニットは、彼のソロワークであって、私はにぎやかしだから、彼の歌の邪魔さえしなければステージとしては成立する。
彼自身、一人でもあちこちでやってるし、俺とのユニットはこのところ天窓くらいでしかやってない。
曲によってはジャム的な性格の強いものもあり、それはそれではっちゃけることも出来るのだが、激しい曲でジャム的に展開するのは比較的常套手段。
でも、これはライブだから、あまりセッション的にやりすぎるとバランスを欠く。
だから、むしろ、抑え目の曲で即興的にバッキングできたら、そりゃぁかっこええやろ~な~、なんて夢想しながら、毎回ステージを楽しみにしているのだ。

ところで、実はこのユニット、11月以来リハをやってない!
既存の曲でも最近やってないのもあるし、アレンジ途中のものもあるし、何より新曲が増やせないなぁ・・・と思っていたら、今回は新曲が。
「風に舞う」という曲だったんだけれど、これが淡々とした曲で、沁みるんだ・・・って、おいおい、ジェンベつけなきゃ。
サウンドチェックで軽くあわせた後、楽屋でしばらく回してみて、一応の基本パターンをつけておいた。
後は野となれ山となれ・・・。

本番は、手馴れた感じで比較的まとまった演奏。
ミドルテンポの曲を2曲ほど。
ジェンベは音がでかいのでマイクも立てずにやってるんだけど、それでもかなりの迫力で聞こえるようだ。

で、問題の新曲。
始まってしまえばこっちのもの。
2コーラス目に入ったあたりでかなり気持ちよくなってきた。
ところが!
途中からな~んか気になる気になる。
こういうミドル~スローなテンポで、あまりハネない曲で、アスファルトの上を風に飛ばされた空き缶が転がっていくようなパーカッションのフレーズが使われていた曲があったはず・・・なんだっけなぁ~?あれ~?思い出せない~!!

つづいて激しくファンキーな曲をやった後、うちらの次に出演予定だったKENTAくんを引っ張り込んでSweet Home Chicago。
天窓出演も4回目くらいになるが、ブルースネタで盛り上がれる共演者は初めてじゃないかな。
最後はRedemption Song。
カバー2曲ってのも久しぶり。

そのあとは、トリをつとめたKENTA君のステージ。

よかった。
ほんっとによかった。
「デパート」という曲で、不覚にも涙が出てしまった。
「香り」をキーワードに展開する慕情とでも言おうか、単なる「匂い」フェチと言おうか、まじめによかった。

無論、ステージ終了後はみんなで飲み会突入。

で、帰りの駅で、階段を転がり落ちる空き缶を目撃。
「Oh! あの音サンプリングするか?」
なんて、あほなことも思ったんだけれど、そこでまたフラッシュバック!
なんだっけ、あの曲は?

で、ついに昨夜思い出した。
ロイド・コールのソロ1stだよ。
ギターはロバート・クワインだ!ドラムはフレッド・マー!80年代末当時のルー・リードのバックバンドのメンバーだ。
もしかしてあの音ってジェンベだったのかなぁ・・・クレジットには「per Fred Maher」としか書かれていなかったと思うんだけれど。
さて、どこにあったかなぁ・・・がさごそがさごそ・・・。