経営は哲学なり

がんばれ!ニッポン!

日本企業の復活に向けて

2009-09-28 | 組織は人なり
組織は人なり
野中 郁次郎,吉田 久,成田 康修,坂井 秀夫,平田 透,磯村 和人,咲川 孝
ナカニシヤ出版

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アマゾンに寄稿した「組織は人なり」の紹介文が、以下のとおり掲載されました。以下、アマゾンの掲載文です。




● ビジネスマンや大学生から、経営学研究者まで


 本書は、経営学研究者と企業内研究者のコラボレーション作品です。経営学の予備知識がなくても、平易な文章でスラスラと読み解くことができるように配慮しました。

 理論ばかりでなく、エピソードやケースなどもふんだんに盛り込み、本の内容を日常に応用できるよう工夫しました。具体的には、長嶋茂雄と野村克也のエピソードにはじまり、本田宗一郎、松下幸之助、木川田一隆、藤沢武夫、井深大、オバマ大統領、タイガー・ウッズ、カルロス・ゴーンらの逸話を用いて、わかりやすい解説を試みています。ケースでは、セブンイレブン、JFEスチール、トヨタ、日産、エーザイ、東京電力、ホンダ、SASインスティチュート等を紹介しています。

 経営学説入門の名著である『経営学説入門』(有斐閣、1977年)では、野中郁次郎氏がドラッカーを解説していましたが、それから30年以上の時を超え、本書では野中郁次郎氏と平田透氏により、ドラッカーの学説が再考されています。

 さらに、フォレット、バーナード、坂下昭宣、フェファー、オーウチ、野中郁次郎など、世界を代表する経営学者の学説も紹介しています。ブックガイドでは、ミンツバーグや、バダラッコの作品も紹介しました。

 以上、ゴージャスかつハンディな、経営学のケース、ブックガイド、学説や理論の総合的かつ平易な解説書となることを目指しました。ビジネスマンや経営学研究者(経営学者、経営コンサルタント、企業内研究者)が、十分に楽しめる「経営学の教科書」となっていると自負しています。


● 野中郁次郎ファン必見!


 また、別の見方をすると、本書は「野中郁次郎ファン」のための書とも言えると思います。

 まず、ブックガイドでは、不朽の名作である『失敗の本質』(中公文庫)の興味深い解説がなされています。その挿絵には、グラマンのイラストを使いました。野中ファンなら知っている人も多いことでしょうが、彼は幼少時代にグラマンに襲われた過去を持っています。その経験が鮮烈に挿絵としても描かれているのは、一見の価値があることでしょう。

 ほかにも、ウィリアム・オーウチの学説の紹介では、移民船「あるぜんちな丸」のイラストを用いました。この船は、野中氏が富士電機を休職し、バークレーに留学した際に乗り込んだ船でもあります。彼の大いなるチャレンジ精神を、挿絵を通じて感じとることができるかもしれません。

 さらに、最終章では、世界が注目する「マネージング・フロー」のエッセンスを解説しています。この章では、野中郁次郎氏自身の学説解説もなされています。


Managing Flow - A Process Theory of the Knowledge-Based Firm

Palgrave Macmillan

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 これらのことから、本書は、野中ファンにとっての座右の書となっているとも言えると思います(成田康修)。


以上。




本書が完成した今、「組織は人なり」が読者様の眼球を通じ、読者様の「心」に未来を切り拓くための「何か」を与えられればうれしいと感じています。また、「われわれの研究成果が日本企業の復活に役立てたら・・・、」という素朴ですが熱い思いも感じていますです。ぜひとも、本書を多くの人に読んでいただき、日本企業の未来を切り拓くこと、これにいくぶんでも貢献できれば幸いです。


最後に、本研究を許可していただいた先見性の高く度量の深く広い坂井マネジャー、何度も頓挫しそうになったプロジェクトを支え続けてくれた吉田さん、そしてさまざまな面で協力をしていただいたヒューマンファクターグループのメンバーのみなさまに深い感謝を申し上げます。


同じ会社の人には、坂井マネジャーが書き下ろした「柏崎刈羽支援についての熱い思い」が語られている「本書の経緯」をじっくりと読んでいただきたいです。


それでは、しばらくブログをお休みしますが、みなさまご健康に気をつけて、楽しい日々を過ごせますことを祈念しております。
コメント

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