あなたの 大きな胸のなかで
わたしたちの歌は はしゃぎます
でも 夜が来たとき
あなたは 私を止めはしない
あなたには わたしを泊める枝の寝台がない
わたしは それが悲しい
わたしは地上の 牙と爪の夜に眠ります
乳色の
あなたの胸は あたたかい
でも わたしが射たれた時
あなたは わたしを抱きとめはしない
こんな小さい罪の重みさえ
支える力が あなたにはない
わたしは それが悲しい
わたしは堕(お)ち 凍る地上で腐ります
わたしたちの歌は はしゃぎます
でも 夜が来たとき
あなたは 私を止めはしない
あなたには わたしを泊める枝の寝台がない
わたしは それが悲しい
わたしは地上の 牙と爪の夜に眠ります
乳色の
あなたの胸は あたたかい
でも わたしが射たれた時
あなたは わたしを抱きとめはしない
こんな小さい罪の重みさえ
支える力が あなたにはない
わたしは それが悲しい
わたしは堕(お)ち 凍る地上で腐ります