静夜 草庵の裏(うち)
独り奏す 没絃(もつげん)の琴
調べは 風雲に入りて絶え
声は 流水に和して探し
洋々 渓谷に盈(み)ち
颯颯(さつさつ) 山林を度る
耳聾(じろう)の漢に あらざるよりは
たれか聞かん 希声(きせい)の音
没絃琴・・・絃のない七絃。 空想のもの。不立文字(ふりゅうもんじ)を示す禅語である。
不立文字とは、「以心伝心」と共に、禅宗の立場を示す標語。
悟道は文字、言語をもって伝えることができず、心から心へ伝えるものである、の意。(広辞苑)
独り奏す 没絃(もつげん)の琴
調べは 風雲に入りて絶え
声は 流水に和して探し
洋々 渓谷に盈(み)ち
颯颯(さつさつ) 山林を度る
耳聾(じろう)の漢に あらざるよりは
たれか聞かん 希声(きせい)の音
没絃琴・・・絃のない七絃。 空想のもの。不立文字(ふりゅうもんじ)を示す禅語である。
不立文字とは、「以心伝心」と共に、禅宗の立場を示す標語。
悟道は文字、言語をもって伝えることができず、心から心へ伝えるものである、の意。(広辞苑)