アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

モントプレチア

2017年06月22日 | うちの庭では

アフリカ原産のモントプレチアが、情熱的な橙色の花を庭で咲かせています。繁殖力が強く、球根で、地下茎で、種でどんどん増えます。管理は、わざわざ植えることなしに、不要な苗をひたすら抜くことです。草丈は1メートル以上になりますが、直立せず枝垂れて来て、小さい草花を覆ってしまうのが問題です。

モントブレチアの花言葉は「楽しい思い出」です。今が良ければ、当時苦しかった体験も楽しい思い出になります。山口百恵が歌った「秋桜」にも「苦労はしても 笑い話に時が変えるよ」とありました。私はスリランカ・コロンボにある国際かんがい管理研究所の本部に派遣され、4年後帰国しました。当時56歳で、普通なら研究部長に就けるところ、研究所には役職ポストが空いておらず、僻地手当が支給される石垣島に「左遷」されました。石垣島は今では観光開発が進み、近代化していますが、当時は本土と週2便、小型ジェット機が結んでいました。それも、滑走路が短く、燃料を満タンにできないので、宮古島で一旦着陸し、燃料を補給して本土の向うと言う有様でした。

日本の西外れの石垣島では、日の出も日没も遅いのです。夏至の頃の比較では、根室とは2時間ほどの違いがあります。午後8時くらいまで戸外は明るいので、毎日充実したアフターファイブを享受できるのです。私も、毎日のように海釣りを楽しんだものです。仕事は管理職的なもので、どちらかと言えば閑職でした。そこで、スリランカでの研究成果をじっくり論文に取りまとめ、学会誌に投稿することができました。幸運にも、教授候補を探していた三重大学にこの論文が検索され、教授に就くことができたのです。石垣島では暗澹たる気持ちでしたが、今にして想えば、途上国からの留学生10人を九州や北海道一周の研修旅行に引率したこと、離島マラソンのはしご、アフターファイブの娯楽など、楽しい思い出となりました。「あの時の苦労が今に生きているのだ」と思えれば、オセロゲームのコマが反転するように、全てが「楽しい思い出」に反転するのです。

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