Shirakuのモノローグ

矢坂芝楽の日々あれこれを綴ります

またまたデカイ!(京都 知恩院)

2018-04-30 21:59:27 | 旅日記(県外)
先日、京都の六地蔵から伏見まで歩きまして、その事は書かせて頂きましたが、今日はその番外編です。

帰る為に京阪中書島駅で電車に乗ったのですが、時刻はまだ午後3時。
距離もそれほど歩いておりませんでしたので、このまま帰るには若干物足りなく感じておりました。
そこで、予定にはなかったのですが急遽四条で下車しまして、知恩院へ向かう事に。

知恩院は八坂神社の横、円山公園を抜けて行くのですが、八坂神社も円山公園も何度か訪れておりながら知恩院へはまだ訪れておりませんでした。



国内の寺院最大級と言われる三門は何度も目にしていながら、その門を初めて潜りました。



いやあ、さすがにデカイ!
そのデカさに圧倒されてしまいました。



平安時代末期、浄土宗の開祖である法然上人がこの地に庵を結び、ここを拠点に浄土宗を広めていったという事なのですが、江戸時代初期に浄土宗であった江戸幕府初代将軍徳川家康が、二条城と共に京での拠点とする為、大伽藍を作ったという事です。

墓所の門の屋根瓦には葵の紋が見えます。



本堂は改修中で、残念ながら見れませんでした。が、大方丈と小方丈は中を見る事が出来ました。
これまで見た寺院の方丈と違い、どちらかと言えば、お城の御殿の様な作りであります。



狩野派によって書かれた襖絵の数々も、そりゃあもう見事でございます。

とにかく規格外の寺で、今回もまた、歴史的な建築物を堪能させて頂きました。



この国が残す歴史の遺産を、この先、あとどれだけ見る事が出来るでしょうか。



改めて、もっともっと見たいと思いました。