県政のどまん中!   佐々木正行日記

公明党の神奈川県議会議員(相模原市中央区)が日々の活動を綴ります。

10月22日 厚木基地視察!

2013年10月22日 | 日々の活動
県議会 安全・安心推進特別委員会で厚木基地第四航空隊の防衛・防災活動について説明を受けました。
具体的には、P-3Cの活動状況や大規模災害の対応、平時に行う上空からの国土の地形的特徴調査など首都直下地震に対応したシュミレーションも実施しているとのこと。
自衛官が丁寧に説明してくれました。










10月22日 深層崩壊対策重要!

2013年10月22日 | 実績・政策
大型台風の影響により伊豆大島で犠牲となられた皆さまに哀悼の意を表するとともに、被害に遭われ皆様に心よりお見舞い申し上げます。

昨年9月の県議会本会議において、私は、公明党の代表質問で「深層崩壊対策」について取り上げました。

東日本大震災を機に、海岸部の津波災害が大きく取り上げられてしまいますが、山地の多いわが国では、過去にも山津波という現象が発生し、多くの被害をもたらしてきました。

大雨、地震、火山噴火などで大規模な山崩れ(深層崩壊)が発生すると、崩壊した大量の土砂がそのまま一気に下流へ流れたり、土砂が河川を一時的に塞ぎ、堰き止められた水や土砂が一気に下流へ流れる場合があり、あたかも津波のように下流を襲います。

山津波(深層崩壊)は、山間奥地で発生することが多く発生の頻度も少ないことから、予測の技術は十分には進んでいませんが、発生場所については過去に発生した深層崩壊と地形、地質との関係を統計的に結び付けて予測する手法が開発されています。国土交通省では、この手法による「深層崩壊の発生の恐れのある渓流抽出マニュアル」を作成し、全国で順次危険個所の調査が進められています。

山津波による災害を防ぐ上では、深層崩壊による土砂や洪水が流れ下る範囲を予測し、危険な場所に住む住民をいち早く避難させることが必要になります。
そのための有効な技術として数値シミュレーションが活用されています。数値シミュレーションでは土砂や水の動きや量を計算するプログラムを作成し、複雑な動きをする山津波の流れを計算してどの範囲に流れが広がるかを具体的に予測することができます。

まさに、命を守る防災・減災対策が急務です。
「深層崩壊渓流レベル評価マップ」