ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

Q&A 2ビート

2007-12-01 11:19:22 | YOSSYのQ&A
今月から乳がん治療月間です(笑)、しばらくはプールに入れません
が、お客様からの質問メールにお答えする、というお仕事は出来ます
お客様からの質問・回答は、私にとってもとても良い勉強にになり
ここだけの物にしておくのは勿体無いので、コーチ同士で共有したりします
個人的な相談は秘密厳守ですが

以下は、お客様から頂いた、2ビートに関する質問です
2ビートでお悩みの方、参考にしてみて下さい


 一つ質問です。キックと手の入水のタイミングは?
キックの方は、ちょんっと蹴って、戻して、揃えて腰の回転 ですよね
すると、足がそろったところで、腰の回転とともに 手 入水 と
いうのが理屈に合っているように思いますが
実際にやってみると、手が少し早めに「入りたくなって」しまいます 


回答です
2ビートのタイミングですね・・・
----手が少し早めに「入りたくなって」-------- 合ってます

これから入水しようとする手の反対の足をちょんと蹴って、
戻しながら、腰を回転させて足を揃えます
戻してから、回転ではないです
足を戻す力が、腰を回転させ、手を入水させるのです
つまり、腰の回転が上半身に連動するので、それに合わせ入水です
足を揃えるのは、入水直後からです
入水してから、次のスイッチ動作まで、抵抗の無い姿勢を保つ為に揃えるのです

トータル・イマージョンのHP ビデオライブラリーの「対角線の力」
というのがあります
入水しようとする手の反対の足を蹴り下げる力では無く、次の蹴り上げる
アップキックの力が対角線上にある反対の手に、一気に重心を移動させるのです
普通のクロールよりも、手を斜めに深く差し込むTIクロールの本領発揮ですよ
アップキックのエネルギーが手に送られ、前重心の滑るような泳ぎになります

ここで、基本的なバタ足の性質が正しい事が重要になります
水泳を始めたばかりの方にありがちな、「ひざ下を上げてから、足の甲で打つ」
動作を単純にいうと「アップ→ダウン」ですね?水を叩いているだけです
これでは、TIクロールの2ビートの力を発揮出来ません
水面に対し、平に足を伸ばしたら、ひざを下にゆるめ、まず打ち下ろします
下で止まらずに、元の水面に足を伸ばしながら上げます
つまり「ダウン→アップ」です
普段のキック練習はダウンキックよりも、アップキックを意識して下さい
「打つ・打つ・打つ」 ではなく 「上げる・上げる・上げる」と、呪文のように
言いながら、やって見て下さい

サロンレッスンの時に、ひざを緩めももを前に出すキックをしたと思いますが
確認しながら、正しいキックの性質を身体に染み込ませて下さい



もう、12月だなんて・・・速すぎる~
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コメント (4)
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