選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

参院補選・1人区予想~第2回

2007-01-26 | 参院選予想
第一回
http://blog.goo.ne.jp/yaoyorozu_001/e/d46d561f0dafac66d40fe7c0213d56f1

2007年01月26日(金)
民主が友近氏(愛媛FC)擁立で調整 参院選
 民主党愛媛県連が7月の参院選愛媛選挙区の候補者にサッカーJ2愛媛FCの元主将、友近聡朗氏(31)=松山市=を擁立する方向で調整を進めていることが25日までに分かった。複数の関係者によると、小沢一郎同党代表が2月5日に来県を予定しており、同氏に出馬要請するとみられる。
 友近氏は松山市出身。同市勝山中―南宇和高―早大を経て1999年から1年余り、ドイツのクラブチームでプレー。2001年に当時日本フットボールリーグに昇格したばかりの愛媛FCに入団した。05年には主将としてチームのJリーグ昇格に貢献。昨年は選手会長として選手の地位向上などにも努めた。昨シーズン終了後に引退表明、1月末で退団する。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070126/news20070126649.html
(愛媛新聞)


 愛媛民主党とは思えないほど(?)しっかり水面下で候補選定をしてたみたい。
 予想外に良さそうな候補です。(どうせ連合関係者だろうと思ってました)

(修正)
 愛媛 自民 有力 65


選挙:参院補選 自民県連、選考作業やり直し 1区支部推薦3人を除外 /福島
 自民党県連は25日、4月の参院補選の公認候補擁立に向けた役員会と選対委員会を開き、1区支部から推薦されていた3人以外から選ぶことを決定し、選考作業を白紙に戻した。人選は岩城光英会長と吉田弘幹事長に一任された。今月中の擁立を目指しているが、難航は必至だ。

 県連は前日本青年会議所副会頭が出馬を辞退したため、県内5支部に候補の推薦を求めていた。しかし、期限の25日までに、1区支部の3人以外の推薦はなかった。

 同日会見した吉田幹事長は1区支部推薦の3人を選考対象から外したことについて、「本人たちの意向もあるが、1区の選挙区事情があった」と説明し、福島1区を地盤とする同党衆院議員が2人いる複雑な選挙区事情に配慮した結果との理由を示した。

 別の県連幹部は「挙党態勢のためには1区以外でなくてはならない。1区を外せば(1区が分裂しないため)一枚岩になれる。(選考作業は)一歩前進した」と語った。

 県連内には、7月の通常参院選の公認候補として名前が挙がっている県議らを推す声もある。人選について、吉田幹事長は「今日からすでに選考作業は進めている。自民党は人材が豊富すぎるため、候補者を1人に絞るのに難航するだけだ」と話し、擁立に自信を示した。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070126ddlk07010261000c.html
(毎日新聞)


 迷走が続く、福島自民。
 対抗馬の民主・増子が郡山、改選が重なる自民・岩城が浜通り。
 知事を取られて苦しい自民が、党内分裂回避にも神経を注がなければならない。
 人口の多い、中通りを制すれば、勝利は見えてくる。
 しかし、根本と覇を争ってきた増子と中通りで互角以上の力を持つ候補は限られている。
 しかも、福島市など県北から出せないとなれば、増子と地盤のかぶる郡山から出す以外にない。
 郡山の県議は、佐藤前知事逮捕で少なからぬ影響を受けているのが多い。
 自民党は、悩ましいところだ。



  
 


参院補選・1人区予想~第1回

2007-01-26 | 参院選予想
補選

福島  民主 確実 85
沖縄  民主 有力 65 

本選

青森  自民 接戦 60
岩手  民主 確実 90
秋田  民主 有力 65
山形  民主 有力 70
栃木  自民 接戦 60
群馬  自民 確実 95
山梨  民主 確実 85
富山  民主 接戦 55
石川  自民 流動 ??
福井  自民 有力 70
三重  民主 確実 85
滋賀  民主 接戦 60
奈良  民主 接戦 55
和歌山 自民 確実 85
岡山  自民 接戦 55
鳥取  自民 接戦 55
島根  自民 確実 90
山口  自民 確実 85
香川  民主 有力 70
徳島  民主 有力 65
高知  自民 接戦 55
愛媛  自民 確実 85
佐賀  民主 有力 65
長崎  自民 接戦 55
大分  民主 流動 ??
宮崎  民主 流動 ??
熊本  自民 流動 ??
鹿児島 自民 確実 85
沖縄  民主 有力 75


自民15

確実6
有力1
接戦6
流動2

民主14(+補選2)

確実4
有力7
接戦3
流動2


参院複数区予想~第一回

2007-01-26 | 参院選予想
北海道  自民・民主(確実=民1 接戦=自1)

 伊達35・小川35・多原30

宮城  自民・民主(確実=自1・民1)

 愛知55・岡崎45

福島  自民・民主(確実=自1・民1)

 候補者未確定

茨城  自民・民主(確実=自1 有力=民1)

 候補者未確定

埼玉  自民・民主・公明(確実=自1・民1 有力=公1)

 候補者未確定

東京  自民2・民主2・公明(確実=自1・民2・公1 有力=自1)

 候補者未確定

神奈川 自民・公明・民主(確実=自1・民1 有力=公1)

 小林35・松25・水戸20・牧山20

千葉  自民・民主2(確実自1・民1 接戦民1)

 加賀屋25・長浜25・白須賀25・石井20・本間5

新潟  民主2(確実=民1 接戦=民1)

 森35・黒岩35・塚田30

長野  自民・民主(流動=自1・民1)

 候補者未確定

静岡  民主・自民(確実=自1・民1)

 榛葉55・牧野45

愛知  自民・民主・公明(確実=自1 有力=民1 接戦=公1)

 鈴木30・山本20・谷岡20・大塚20・八田10

岐阜  民主・自民(確実=自1・民1)

 候補者未確定

京都  民主・自民(有力=自1・民1)

 松井45・西田40・成宮15

大阪  民主・公明・自民(確実=民1・公1 接戦=自1)

 梅村35・白浜30・谷川20・宮本15

兵庫  自民・民主(確実=自1・民1)

 鴻池55・辻45

広島  民主・自民(確実=自1・民1)

 佐藤60・溝手40

福岡  民主・自民

 岩本55・松山45(確実=自1・民1) 


自民 18(確実13 有力2 接戦2 流動1)

民主 21(確実15 有力3 接戦2 流動1)

公明  5(確実 2 有力2 接戦1)

参議院比例 展望

2007-01-24 | その他
民主党の比例得票

03 2207
04 2114
05 2104  (万)


自民党の比例得票

03 2067
04 1680
05 3436  (万)

公明党の比例得票

03 862
04 862
05 900   (万)



 イメージとは異なり、投票率や構図に関わらず、民主党は安定、自民党はジグザグ。
 今回も、民主党の投票は2100万から2200万位でしょう。
 比例1党争いは、自民党が2200万以上取れるかどうかにかかってきそうです。


 いまのところ、選挙区は候補者勝負になると見ています。

07余呉町長選

2007-01-21 | 京都・滋賀
 1月21日、余呉町長選の投開票が行われた。
 
 候補者は、自民推薦の前町議・久保田順一と、嘉田知事と政策協定を結んだ二矢秀雄候補の2人。

 高レベル放射性廃棄物の最終処分場・丹生ダム計画が争点となった。

当選 1351 二矢秀雄    無・新

落選 1272 久保田順一  無・新 =自

 二矢秀雄が、わずか79票差で勝利した。
 二矢は、嘉田由紀子知事の支援団体と政策協定を結び、組織に頼らない草の根選挙を展開した。

 当選の興奮が冷めやらぬ選挙事務所に嘉田由紀子知事が姿をみせた。
 二矢当選の知らせを聞いて大津市から急きょ祝福に駆けつけた。

=見解=

 自民党の強い地区で、近江八幡市に次ぐ連勝。
 争点を浮き立たせ、盟友関係を結ぶ候補が当選していく。
 嘉田陣営は、思っていた以上に手ごわいようだ。


参考・06滋賀知事選
参考・06栗東市長選
参考・06近江八幡市長選


07知事選~宮崎

2007-01-21 | 大分・宮崎
 立候補を最初に表明したのは、県議会議長の自民・坂元裕一。
 町村会は、林野庁長官川村秀三郎に立候補を打診。
 共産党は津島忠勝を擁立。
 そのまんま東も出馬を表明。
 民主党開派に属する参院議員・松下新平も立候補をほのめかした。

 県町村会から出馬を要請された川村は、出馬の意向を事実上表明。
 すでに自民党は持永哲志を推薦。
 川村担ぎ出しには中山衆議院議員がかかわったとされ、保守分裂選挙となる可能性が強まった。

【自民党宮崎県連】
 自民県議は所属議員の投票で推薦候補予定者6人を事前にリストアップ。
 立候補の意思を確認した持永、坂元、川村の3人に絞り投票した結果、持永が最高得票だった。
 結果、自民党県議は持永を推薦することになった。

 自民党本部は、郵政造反組から復党を果たした江藤拓を第2選挙区支部長、古川禎久を県衆議院支部長にそれぞれ選任した。
 江藤は空席となっていた同選挙区支部長となり、次期衆院選の党公認候補予定者となる。
 一方、古川は地元選挙区の県第3選挙区支部長に持永が就任していることから、選挙区を明示しない支部長となった。
 県議会自民党が知事選の候補として推薦している持永が知事選に出馬し、選挙区支部長が不在となった場合、古川が新たに選挙区支部長に選任される。
 自民党宮崎県連は、選対委員会を開き、元経済産業省課長の持永哲志を推薦候補とすることを決め、党本部に申請した。
 これを受けて持永は記者会見し、出馬の意向を正式表明した。
 持永が知事選に回ることで、公認争いも解消する
しかし、川村を押す声も根強く、波乱含みの様相となった。
自民党の衆院宮崎1区支部(支部長・中山成彬衆院議員)が、元林野庁長官の川村秀三郎を支援することを決めた。
自民党は、持永哲志の推薦を決めており、分裂選挙に突入することが確定的になった。
 
 衆院1区支部が川村支援を決めたことについて、1区の中山成彬衆院議員は、自らの知事選への対応を「中立」とした。
 川村も自民推薦・持永哲志も支援しないことを表明した。
 持永推薦の選考過程を批判した。
 この背景には、中川秀直幹事長からの要請があったとされる。

 自民党宮崎県連の渡辺京子副会長ら8人が、同県連に辞表を提出した。
 渡辺らは、自民推薦の持永ではなく、川村を支援。
 県連側はこれを「党規違反」として、処分に乗り出すところだった。
 候補者選定を発端とする内紛劇は、告示後ますます激化している。
 
 県連は、知事選告示の後、渡辺副会長らに「党紀に基づき除名」とする通知書を郵送。
 支部長らがそろって反発の声を上げた。
 渡辺副会長ら5人は、県議団の持永推薦の課程に異議を唱えた。
 川添会長は役職の辞任だけでなく離党が必要とする。

 県連党紀委員会は、処分を検討する方針。
 一方、地域支部長らは「除名も構わぬ」と党紀委を欠席する見通しだ。

 自民党県連の党紀委員会(加藤司委員長)は、党の決定に反し川村を支援している地域支部長ら4人から事情を聴いた。
 このうち、宮崎市と近郊の3支部長は川村支援の継続を伝え、2支部長は離党勧告などの処分を受けた場合、支部党員の集団離党を示唆、強い姿勢を見せた。
 党紀委は近く委員会を開き、処分について検討する。

 加藤委員長と日高純一副委員長が個別に事情聴取した。
 日高義人生目支部長、村岡賢蔵国富支部長、兼森義廣高岡支部長の3支部長は川村支援に至った経緯を説明。
 県連が下部組織の意向を聞かず持永推薦を決定した手法について批判した。

 聴取後、3支部長は離党勧告が出た場合、これを受け入れることを明言。
 その上で、「全員離党もあり得る」と一歩も退かない構えを見せた。

 党紀委は川村支援を明らかにしている渡辺京子県連副会長と宮崎市・東諸県・宮崎郡内の7地域支部長と幹部ら12人に対し、事情聴取を求める通告書を送付。
 しかし、8人が欠席した。

 加藤委員長は「処分を出すかは未定」としている。

【経済団体】
 JA宮崎中央会や県建設業協会、県医師会など自民党を支える経済10団体は、
県議会自民党会派が持永を推すことを決めたが、独自に判断する考えを強調した。
 10団体は、各団体が挙げた計8人の候補者から持永、坂元、川村に絞り込んだ。

【農民連盟】
 同連盟は県内最大の政治団体で、盟友約12万人とされる。

 県農民連盟は、持永推薦を決めた。
 前林野庁長官の川村秀三郎が立候補表明したことを受け、持永推薦の執行部案に対し、反対意見が続出
 採決の末、辛くも賛成多数で執行部案を可決したが、内部に大きな火種を残す結果となった。

 各支部長や生産者代表ら135人で組織する代議員会は非公開で行われ、102人が出席。
 執行部側は自民友好の経済10団体の一員として持永推薦を決めた経緯などを報告し、支持を求めた。
 しかし、反対意見が相次ぎ、複数の代議員から自主投票で選挙に臨むことなどが求められた。
 採決の結果、賛成58、反対44の小差で決着。
 会場を後にする代議員には険しい表情が目立った。
 えびの支部の代議員は持永支援はしないと言い切った。

【森林組合】
県内の8森林組合のうち、県央、県北地域の5森林組合は、前林野庁長官の川村秀三郎を積極的に支援することを決めた。
8森林組合で構成する県森連は持永推薦を決定しており、実質的な内部分裂となった。
川村支援を決めたのは宮崎中央、児湯広域、耳川広域、延岡地区、西臼杵森林組合。

 【町村会】
 町村会は川村に立候補を打診した。
菅義偉総務相は、市町村長の会合に出席し、持永を支援するよう求めた。
自民勢力は持永と県町村会が擁立した川村の二陣営に分裂している。
町村会側は、市町村への『無言の圧力』だと反発を強めている。
 菅総務相は会合で、新年度予算約3千億円をちらつかせ、持永支援を迫った。
 この旧然とした圧力に市町村長は反発した。
会合の主催は、自民党宮崎県連。
出席を呼び掛けた全31市町村のうち三分の一しか参加せず、町村は約8割が欠席。
本人の出席は町長1人だけだった。
 持永支援の為の会合と見て敬遠された。

【民主党県連】
民主党県連は立候補の意思を固めている林野庁長官の川村秀三郎を支援する。
 川村は、政党や特定団体の推薦を受けず、幅広い支持を求めていく。
民主党県連は今後、正式表明を受け「支援」「支持」など選挙協力の程度を含めて機関決定するとみられる。
民主党県連に推薦願を出している元経済産業省課長の持永哲志については推薦しない意向を示している。
 川村支援の在り方について、民主党は前面には出ず、勝手連的な動きになる。
川村をめぐっては、県町村会が、知事選への立候補を要請。
 小沢一郎代表は与党との相乗りを禁止しているが、独自候補擁立のメドが立たないため、特定の支持組織を持たない川村に乗る。
 県連支持にとどめる見込み。

【連合宮崎】
 連合宮崎も、川村支援を決めている。
 川村は政党・団体に推薦依頼をしない方針を表明しており、勝手連的支援になる。
 連合宮崎には持永からも推薦願が出ていたが、持永支援は見送った。
 
【公明党】
 公明党県本部は持永推薦を発表した。
 推薦願を提出していた立候補予定者は持永だけ。

 今知事選は自民対民主・社民の選挙戦との認識を示し、民主、社民の推す候補を応援するわけにはいかないと、持永推薦の理由を表明した。


【自民党本部】(告示後)

 終盤に入った宮崎県知事選で、自民党の三役が相次いで現地に入り、推薦候補の本格的なてこ入れに乗りだした。
 選挙戦は有力3候補が激戦を展開。
 結果次第では支持率が続落する安倍政権に打撃を与えかねないが、肝心の同党宮崎県連は「分裂状態」。
 党関係者は危機感を募らせている。

 自民党の中川昭一政調会長が街頭で演説。
 丹羽雄哉総務会長が宮崎県医師会などの党支持団体に支援を要請。
 最終盤には中川秀直幹事長も現地へ行き、三役そろい踏みで必勝を期す。

 選挙情勢は予断を許さない。
 同党県連幹部の一部は持永でなく、川村を支援、自民支持層を奪い合っている。
 独自候補擁立を見送った民主党、社民党も川村氏で動く。

 このため、「与党対野党」の構図に持ち込むのが自民党の戦略。
 政権与党とのパイプを前面に掲げ、支持団体への働き掛けを強める方針だ。


 
=中間情勢=

(朝日)

 東が自民支持層の2割強、民主支持層の4割、無党派層の5割の支持を集める。 20代~40代の比較的若い層の支持が厚い。

 川村は、自民支持層の3割に食い込み、無党派層からも3割の支持を得ている。
 50代と60代での支持の高さが目立つ。

 持永は、自民支持層の4割程度、公明支持層も川村を大きく下回っている。

(西日本)

 川村がやや先行、東と持永哲志が追い上げ。

 川村は、県内ほぼ全域に浸透。
 40代以上と女性の支持率が高い。
 民主・社民・自民の支持層に食い込んでいる。

 東は、延岡などで先行。
 2・30代を中心に無党派層から最も多くの支持を集める。

 持永は、地元の都城など県南部で支持を広げる。
 推薦を受けた自民、公明の支持層に浸透していない。

(読売)

 川村は、自民・民主支持層の2割、無党派の2割を固めた。
 年代別では60歳代以上の2~3割の支持。

 東は、2、・0歳代で他候補を上回る。
 民主支持層の3割、無党派層の2割を取り込んだ。
 
 持永は自民支持層の3割、公明支持層の約2割を固めた。

(宮崎日日)

 東・川村・持永が三つどもえ。

 東は、県内9市で票を集めそうな勢い、郡部でも支持拡大をうかがう。

 川村は、「県民党」、林野庁長官という経歴を前面に押し出す。
 宮崎市と近郊の県央地域、特に東諸県郡で強く、西都市などでも健闘。
 農林業を基幹産業とする県北・郡部や延岡市でも支持を得つつある。
 組合員への浸透も進んでいる。

 持永は、県西・南地域で都城を中心に浸透
 古川禎久・小斉平敏文らがバックアップを受ける。

(共同通信)

 川村と東が横一線、持永が追う。

 川村は、5-70歳以上を中心に幅広い年齢層に浸透。
 民主、社民両党支持層の4-6割、自民支持層の3割近くに浸透。

(宮崎日日)

 川村と東が横一線で並び、持永が追う展開。
 
 川村は宮崎市・宮崎市近郊で強く、東諸県では他候補を圧倒、日向市も好調。
 支持政党別では、自民支持層の一部、民主・社民支持層。
 30―60代男性からの支持が目立つ。
 職業別では、農林漁業。

 東は、延岡市が際立ち、都城市で持永と票を分け合い、西都市でも浸透。
 無党派層の獲得で川村・持永に水をあける。民主・社民支持層の一部に浸透。
 男性よりも女性の支持が強く、特に2・30代女性の4割強の支持を集める。
 職業別では、事務・技術職・現業職で両候補を上回る。

 持永は日南・串間・小林でトップ、西諸県で圧倒、都城で東と競り合い。
 自民支持層の獲得は最多、公明は一部を東に奪われている。
 20代男性の半数近くの支持を得る。
 管理職の後押しが強い。

 小選挙区別に見ると、1区は川村、2区は東、3区は持永がリード。

(宮崎日日)
【県北】

 東を除く4予定者とも県北部の知名度はいまひとつ。

 自民は、衆院宮崎2区内22支部の役員会を開催、延岡・日向に事務所を置いて組織選挙の展開を狙うが、一枚岩とはなりそうもない。
 県農民連盟も実態は自主投票に近い形の支部もある。

 表明が遅れ、知名度も不足している川村は、郡部は県町村会が中心となる。
 市部では、旭化成労組など支援団体が支持拡大に努める。

 東は、知人などを頼りに草の根の動き、県北にもこまめに足を運ぶ。

【児湯】

 保守地盤の厚い地域は持永、川村に割れそうで情勢は混沌としてきた。

 持永は推薦した自民や県農民連盟などの組織を通じて支持を広げる構え。
 しかし、県連の推薦手続きへの不満がくすぶる。
 南九州大の移転問題で、住民感情も都城市を地盤とする持永にはマイナスだ。

 知名度がない川村だが、前林野庁長官であり、山間部を抱える西米良村・木城町をはじめ、各首長に期待が根強い。
 橋田西都市長も川村支持とされる。
 
 東は、浮動票の上積みを目指す。

 
【延岡】
 東が飛び出し、残りを持永、川村で分け合う。

【日向】
 川村、持永、東の順。
 態度が明確な有権者ほど、川村、持永支持が増える。

【東臼杵】

【西臼杵】
 川村氏が優位。これに東氏が続く。
 7割近くが投票する候補者を決めており、票が固まりつつある。

【西都】 
 東が伸びている。川村、持永が追い掛ける展開。
 8割が投票する候補をほぼ決めている。

【児湯】
 川村を東が追う。持永の浸透が進んでいない。

=県央=

 自民党県第1選挙区支部が党本部推薦の持永ではなく、川村推薦を打ち出したことで情勢は混迷している。
 県都・宮崎市では告示とともに持永、川村の主導権争いが過熱。

 宮崎市の自民支部を構成する地域支部9のうち7つが川村を支援。
 しかし、市議レベルでは必ずしも川村一辺倒という状況にはない。

 中山成彬は中立を強調するが、組織は川村を推す流れにある。
 中山に近い元佐土原町長の戸敷正は川村に傾倒する。
 しかし、戸敷の動きが、市長選を戦った津村宮崎市長を刺激する懸念がある。

 中山と対立する上杉光弘は持永支援。

 東諸県郡の国富、綾町は、綾町出身の川村に票が流れそうだ。
 同郡や同市を地盤とする松下新平は川村支援を決めている。

 県農民連盟の宮崎中央、綾支部に川村支持の声が強い。
 商工関係団体は持永支援で団結。
 民主、社民の支持母体の連合宮崎は川村の支援を決定した。

 一方、東が宮崎市で急速に浸透している。
 浮動票を狙う持永、川村陣営は、東への警戒感を強めている。


【宮崎市】
 川村がリードし、東氏が追う展開。持永氏は水をあけられている。

【宮崎郡】
 持永、川村で分け合う。

【東諸県郡】
 郡を挙げての支援体制が整い、川村が非常に強い。

=県西=

【県西】

 自民・公明推薦の持永は最大の地盤である県西部で大量得票を狙う。
 しかし、中山成彬・長峯基の支持者らが川村支援で、保守分裂の状態にある。

 同選挙区選対本部長には、衆院選で激突したかつての政敵、古川禎久が就任。
 両者の選対関係者が持永後援会事務所に集まり、合同選対会議を開いた。
 古川支持者の票を持永のものにしようとするが、古川支持者には複雑な感情が少なからずある。

 持永の都城市後援会事務所開きには、長峯都城市長系列の市議らが顔を出し、の堀小林市長が祝電を送った。
 の宮崎道公えびの市長は、持永和見と近い松形祐堯と対立関係にあり、持永とは距離がある。

 川村陣営は、持永支援を拒否している中山の支持者が中心となっており、小林市でも保守分裂の様相。
 都城市内では中山後援会や民主などが、04参院選の構図で、横断的な支援による当選を目指す。

 都城市長の父である長峯基は川村支持を決め、堀之内久男の支援者の林業関係者ら一部が川村支援へ動き、都城市では持永包囲網が着々と築かれつつある。

 豊富な人脈を都城市内に持つ東は、高い知名度を武器に支持を広げる構え。
 一部の地方議員による、勝手連的な支援も見受けられる。


【都城】
 東、持永で支持が割れる。川村は苦戦。

【小林】
 持永が強く、東が続く。
 投票する候補者を決めていない有権者は4割に上る


【えびの市】
 川村、東、持永氏が、ほぼ横一線に並ぶ。
 8割強が投票する候補者を決めている。

【西諸県】
 持永一色といった様相。

=県南=

 持永の知事選転出で、古川との衝突が回避できたと歓迎の声は多い。
 前林野庁長官の川村が名乗りを上げたことで林業関係者の得票が鈍る恐れがあるが、農水産業者などが強く推す支持を集められる持永の優位は変わらない。
 
 一方、東も保守地盤に食い込みつつあり、台風の目となる勢い。

 川村は、王子製紙新労組日南支部などを頼りに非自民票を集める。
 それに加え、持永が押さえる保守票をどれだけ取り込めるかが鍵。
 県町村会は川村を担ぐが、各首長が支援に回るのは困難な状況。

 川村との浮動票の奪い合いが予想される東は、県南でも草の根活動を展開。
 抜群の知名度で無党派層に食い込んでいる。


【日南】
  持永が大きくリードし、川村が追撃する。東氏は出遅れている。
 ほとんどの人が投票する候補者を決めている。

【串間】
 持永が圧倒する。次いで東、川村。
 投票する候補者もほぼ固まっている。

【南那珂】
 川村が先行する。
 
【北諸県郡】
 持永、川村で分け合うが、持永が頭一つ出ている。


=開票結果=

そのまんま東 267 無・新
川村秀三郎  195 無・新
持永 哲志   121 無・新
津島 忠勝   14 共産・新
武田 信弘    4  無・新




07甲府市長選

2007-01-21 | 山梨・長野・新潟
 1月21日、甲府市長選の投開票が行われた。
 現職・宮島は知事選での支持分裂の余波で自民党県連は役員会を開催できず、推薦を得られなかった。
 しかし、自民市議全員が支持した。


当選 宮島 雅展 784 無・現 =民・公・社

落選 植村 道隆 154 共・新

(投票率62%・前回67%)

 宮島雅展が共産党地区役員・植村道隆を破り再選を果たした。
 植村は立候補表明の遅れが響いた。


07成田市長選

2007-01-21 | 埼玉・千葉
 1月21日、成田市長選の投開票が行われた。
 
 
当選 小泉 一成  281 無・新

落選 湯浅 伸一  163 無・新

落選 鵜澤  治    39 共・新

(投票率50%)


 元市議・小泉一成が初当選。
 前県議・湯浅伸一 、前市議・鵜澤治を破る。

07赤穂市長選

2007-01-21 | 大阪・兵庫・和歌山
 1月21日、赤穂市長選の投開票が行われた。

 豆田正明が再選。共産党地区委員の村阪産代一を破る。。

 確定得票数次の通り。

当選 豆田 正明  144 無・現 再選 =自・民・公

落選 村阪産代一  65 共・新

(投票率51%)

07弥富市長選

2007-01-21 | 静岡・愛知・岐阜
 1月21日、弥富市長選挙の投開票が行われた。
 

会社役員の服部彰文が現職・川瀬輝夫を破り当選。

当選 服部 彰文 115 無・新

落選 川瀬 輝夫  94 無・現 =自 =公・連合

(投票率63%)