参考・03県議選~愛知 (名古屋・尾張・三河)
参考・03衆院選(仮)
参考・04参院選(仮)
参考・05参院選(仮)
=相乗りから対決へ=
前回、神田知事は自民・民主・公明・社民という非共産相乗りで再選された。
今回も非共産相乗りで、楽々3選されるはずであった。
しかし、民主党が候補を擁立し、一転、大激戦の様相となった。
非共産党が対立候補を立てる知事選は、1975年以来、32年ぶりになる。
民主党の独自候補擁立の背景に、「相乗り原則禁止」の小沢指令がある。
民主党の自公との原則相乗りが、国政との論理一貫性を欠くというものである。
また、独自候補擁立指令の背景には、統一地方選もある。
来春は、民・由合併後、初めての統一地方選となる。
最大の参議院選前哨戦といって、異論のないところである。
=動向=
【自民】
現職の神田を支持。
【公明】
現職の神田を推薦。
愛知・豊橋出身の大田代表が精力的に動く。
【社民】
石田前犬山市長を推薦。
【国民新党】
石田前犬山市長を推薦。
=展望=(12月13日)
知事選では、現職有利が一般的ではある
しかし、民主の石田は前犬山市長で、行政経験は豊富である。
さらに、犬山は元自民党議員でもある。
保守から連合まで幅広い支持を見込むことができる。
自民党としては、純民主党的な候補の方が戦いやすかった。
自公推薦の神田陣営に、どれほどの準備があったのかが問題となる。
民主は、小沢の強硬な指令がなければ、相乗りだった。
神田としては、まさか苛烈な選挙戦をするとは思いもよらなかっただろう。
民主党・連合の地元幹部の思いも同じであると推測できる。
互いに保守系出身で、公明・連合を背負う。
ほぼ互角の戦いになると予想される。
こうなると、あとは「県民党」の旗の奪い合いになる。
福島知事選が、佐藤のワンサイドになった要因が「県民党」である。
愛知は福島に比べて、圧倒的に、中央からの財政投下への依存度が低い。
つまり、「中央とのパイプ」の重要性が、福島よりも更に低いのである。
「中央とのパイプ」を表に出しすぎることで、「県民党」が色あせてしまう。
自民党は中央閣僚・党幹部の投入は控えるべきであろう。
石田も小沢一郎の配下との印象はマイナス要因である。
民主の石田よりも、前犬山市長の石田で戦う方が有利と思われる。
「中央から独立の愛知のリーダーである」
全国的に中央の依存度が低下し、政治的な県民意識が芽生え育っている。
中央依存度が低い愛知県ではなおさらであろう。
=序盤情勢=(1月21日)
(中日)
現職・神田真秋と、前犬山市長・石田芳弘が争う。
有権者の42%が投票する候補者を決めておらず、選挙戦終盤に向け、情勢が変化する可能性もある。
神田は自民支持層の7割強、公明支持層の9割弱を固めた。
石田は、民主支持層の6割5分強、共産支持層の2割強を取り込んだ。
投票の判断材料は、「健康福祉対策」・「高齢者対策」・「教育問題」の順。
知事に求められる資質では、「誠実さ」・「指導力」・「決断力」と続いた。
(中日)
支持政党は、自民=29% 民主=20%
夏の参院選に限れば、自民=24% 民主=23%
05衆院選での与党大勝を受け、参院での与野党伯仲を望む意識が伺える。
=期日前投票=
投票を済ませた人は、不在者投票制度だった前回の約4・7倍に上る。
32年ぶりに“脱・相乗り選挙”となったことで、候補者の陣営が制度の積極的な活用を呼びかけていることが背景にある。
期日前投票をした人は21日午後8時現在で、2万6868人。
前回は同時期で5750人で、最終的に12万5766人が不在者投票をした。
投票手続きが簡易で、レジャーなどの理由でも認められる期日前投票は、2003年の公選法改正で導入された。
知事選と選挙運動期間が同じ04年参院選では、投票日2週間前に4万1395人が投票した。
市町村別の増減数をみると、増えたのは多い順に▽豊田市の6640人(前回比5636人増)▽刈谷市の1519人(同1312人増)▽岡崎市の1687人(同1119人増)だった。
=中間情勢=(1月27日)
(時事通信)
自民、公明両党推薦の現職が一歩リードし、民主などが推す新人が追う展開。
=見解=(1月27日)
21日の中日同様、現職優位。
これから積み上がる無党派票は石田に部があると思われる。
しかし、現職神田の壁は厚いか。
=中間情勢=(1月28日)
(共同通信)
3選を目指す現職・神田真秋が先行、元犬山市長・石田芳弘が激しく追う。
神田はすべての年代から幅広く安定した支持を集めている。
自民支持層の約8割、公明支持層の9割弱を固めたほか、無党派層では約5割の支持を獲得。
石田は民主支持層の約7割を固めたが、頼みの綱の無党派層では3割強の支持にとどまり、女性への浸透もいまひとつだ。
(読売新聞)
現職の神田真秋氏が先行し、新人の石田芳弘氏が激しく追い上げている。
神田は、自民支持層の7割弱、公明支持層の9割弱の支持を固めた。
民主支持層の2割強を取り込み、支持政党のない無党派層の支持は約3割となっている。
各地域でまんべんなく支持を集め、年代別では、60歳以上で約5割が支持している。
石田は、民主支持層の6割、社民支持層の半数を固めた。
無党派層では3割弱の支持を得ている。
(毎日新聞)
現職の神田真秋が優位な戦いを進め、これを石田芳弘が追う
神田は、自民支持層の8割近く、公明支持層の9割近くを固めた。民主支持層の2割近くにも食い込んでいる。
石田は、民主支持層の7割を固め、一時支援の動きを見せた共産の支持層の3割強にも浸透している。ただ自民支持層への食い込みは1割程度にとどまる。
=終盤情勢=1月29日
(中日新聞)
神田真秋がややリードし、石田芳弘が追い上げる展開。
投票する候補者を決めていない人が全体の4割おり、情勢はなお流動的だ。
神田は、県内すべての地域と年代で支持を集め、特に女性の支持が高い。
自民、公明の支持層のいずれも7割以上を固めた。
石田は、民主支持層の6割強をまとめ、共産支持層を前回調査よりさらに取り込み、3割強の支持を集めた。
「支持政党なし」層で神田を上回る支持を受けるなど激しく追い上げている。
神田真秋は女性から幅広い支持を、石田芳弘は支持政党を持たない無党派層の支持を集める傾向のあることが分かった。
女性の反応を調べると、神田が石田を上回った。
21日にまとめた前回の調査でも同じ傾向だった。
男性からの支持を見ると、神田さんと石田さんが大接戦を演じているだけに、女性に関しては違いがはっきりと表れているといえる。
一方で、全体の4割いる無党派層の中で、石田は、わずかに神田を上回った。
前回調査では、逆に神田支持が石田支持より多かった。
この1週間で、無党派層の支持では石田が神田を逆転した形になっている。
=開票結果=
当選 1424761 神田真秋 無・現 =自・公
落選 1355713 石田芳弘 無・新 =民・社・国
落選 160827 阿部精六 無・新、=共
(投票率52%)
神田 石田
名古屋 B 355 379
豊橋市 D 65 65
岡崎市 D 70 73
一宮市 D 92 48
瀬戸市 B 27 25
半田市 B 21 20
春日井 B 52 59
豊川市 B 30 26
津島市 C 13 12
碧南市 C 17 12
刈谷市 A 28 30
豊田市 A 97 97
安城市 B 39 33
西尾市 C 22 20
蒲郡市 C 18 16
犬山市 A 11 25
常滑市 C 13 9
江南市 C 21 21
小牧市 B 28 32
稲沢市 C 30 23
新城市 C 16 11
東海市 A 19 19
大府市 A 16 17
知多市 C 18 17
知立市 C 14 13
尾張旭 B 15 16
高浜市 C 9 8
岩倉市 C 9 9
豊明市 C 13 13
日進市 B 15 16
田原市 D 19 13
愛西市 C 17 12
清須市 B 12 11
北名古屋A 16 15
弥富市 C 10 7
愛知郡 B 16 17
西春日井B 5 4
丹羽郡 B 11 14
海部郡 C 32 27
知多郡 C 38 28
幡豆郡 C 18 11
額田郡 B 9 7
西加茂 B 12 13
北設楽 D 6 2
宝飯郡 D 11 9
民主が優勢な順にA・B・C・D
参考・03衆院選(仮)
参考・04参院選(仮)
参考・05参院選(仮)
=相乗りから対決へ=
前回、神田知事は自民・民主・公明・社民という非共産相乗りで再選された。
今回も非共産相乗りで、楽々3選されるはずであった。
しかし、民主党が候補を擁立し、一転、大激戦の様相となった。
非共産党が対立候補を立てる知事選は、1975年以来、32年ぶりになる。
民主党の独自候補擁立の背景に、「相乗り原則禁止」の小沢指令がある。
民主党の自公との原則相乗りが、国政との論理一貫性を欠くというものである。
また、独自候補擁立指令の背景には、統一地方選もある。
来春は、民・由合併後、初めての統一地方選となる。
最大の参議院選前哨戦といって、異論のないところである。
=動向=
【自民】
現職の神田を支持。
【公明】
現職の神田を推薦。
愛知・豊橋出身の大田代表が精力的に動く。
【社民】
石田前犬山市長を推薦。
【国民新党】
石田前犬山市長を推薦。
=展望=(12月13日)
知事選では、現職有利が一般的ではある
しかし、民主の石田は前犬山市長で、行政経験は豊富である。
さらに、犬山は元自民党議員でもある。
保守から連合まで幅広い支持を見込むことができる。
自民党としては、純民主党的な候補の方が戦いやすかった。
自公推薦の神田陣営に、どれほどの準備があったのかが問題となる。
民主は、小沢の強硬な指令がなければ、相乗りだった。
神田としては、まさか苛烈な選挙戦をするとは思いもよらなかっただろう。
民主党・連合の地元幹部の思いも同じであると推測できる。
互いに保守系出身で、公明・連合を背負う。
ほぼ互角の戦いになると予想される。
こうなると、あとは「県民党」の旗の奪い合いになる。
福島知事選が、佐藤のワンサイドになった要因が「県民党」である。
愛知は福島に比べて、圧倒的に、中央からの財政投下への依存度が低い。
つまり、「中央とのパイプ」の重要性が、福島よりも更に低いのである。
「中央とのパイプ」を表に出しすぎることで、「県民党」が色あせてしまう。
自民党は中央閣僚・党幹部の投入は控えるべきであろう。
石田も小沢一郎の配下との印象はマイナス要因である。
民主の石田よりも、前犬山市長の石田で戦う方が有利と思われる。
「中央から独立の愛知のリーダーである」
全国的に中央の依存度が低下し、政治的な県民意識が芽生え育っている。
中央依存度が低い愛知県ではなおさらであろう。
=序盤情勢=(1月21日)
(中日)
現職・神田真秋と、前犬山市長・石田芳弘が争う。
有権者の42%が投票する候補者を決めておらず、選挙戦終盤に向け、情勢が変化する可能性もある。
神田は自民支持層の7割強、公明支持層の9割弱を固めた。
石田は、民主支持層の6割5分強、共産支持層の2割強を取り込んだ。
投票の判断材料は、「健康福祉対策」・「高齢者対策」・「教育問題」の順。
知事に求められる資質では、「誠実さ」・「指導力」・「決断力」と続いた。
(中日)
支持政党は、自民=29% 民主=20%
夏の参院選に限れば、自民=24% 民主=23%
05衆院選での与党大勝を受け、参院での与野党伯仲を望む意識が伺える。
=期日前投票=
投票を済ませた人は、不在者投票制度だった前回の約4・7倍に上る。
32年ぶりに“脱・相乗り選挙”となったことで、候補者の陣営が制度の積極的な活用を呼びかけていることが背景にある。
期日前投票をした人は21日午後8時現在で、2万6868人。
前回は同時期で5750人で、最終的に12万5766人が不在者投票をした。
投票手続きが簡易で、レジャーなどの理由でも認められる期日前投票は、2003年の公選法改正で導入された。
知事選と選挙運動期間が同じ04年参院選では、投票日2週間前に4万1395人が投票した。
市町村別の増減数をみると、増えたのは多い順に▽豊田市の6640人(前回比5636人増)▽刈谷市の1519人(同1312人増)▽岡崎市の1687人(同1119人増)だった。
=中間情勢=(1月27日)
(時事通信)
自民、公明両党推薦の現職が一歩リードし、民主などが推す新人が追う展開。
=見解=(1月27日)
21日の中日同様、現職優位。
これから積み上がる無党派票は石田に部があると思われる。
しかし、現職神田の壁は厚いか。
=中間情勢=(1月28日)
(共同通信)
3選を目指す現職・神田真秋が先行、元犬山市長・石田芳弘が激しく追う。
神田はすべての年代から幅広く安定した支持を集めている。
自民支持層の約8割、公明支持層の9割弱を固めたほか、無党派層では約5割の支持を獲得。
石田は民主支持層の約7割を固めたが、頼みの綱の無党派層では3割強の支持にとどまり、女性への浸透もいまひとつだ。
(読売新聞)
現職の神田真秋氏が先行し、新人の石田芳弘氏が激しく追い上げている。
神田は、自民支持層の7割弱、公明支持層の9割弱の支持を固めた。
民主支持層の2割強を取り込み、支持政党のない無党派層の支持は約3割となっている。
各地域でまんべんなく支持を集め、年代別では、60歳以上で約5割が支持している。
石田は、民主支持層の6割、社民支持層の半数を固めた。
無党派層では3割弱の支持を得ている。
(毎日新聞)
現職の神田真秋が優位な戦いを進め、これを石田芳弘が追う
神田は、自民支持層の8割近く、公明支持層の9割近くを固めた。民主支持層の2割近くにも食い込んでいる。
石田は、民主支持層の7割を固め、一時支援の動きを見せた共産の支持層の3割強にも浸透している。ただ自民支持層への食い込みは1割程度にとどまる。
=終盤情勢=1月29日
(中日新聞)
神田真秋がややリードし、石田芳弘が追い上げる展開。
投票する候補者を決めていない人が全体の4割おり、情勢はなお流動的だ。
神田は、県内すべての地域と年代で支持を集め、特に女性の支持が高い。
自民、公明の支持層のいずれも7割以上を固めた。
石田は、民主支持層の6割強をまとめ、共産支持層を前回調査よりさらに取り込み、3割強の支持を集めた。
「支持政党なし」層で神田を上回る支持を受けるなど激しく追い上げている。
神田真秋は女性から幅広い支持を、石田芳弘は支持政党を持たない無党派層の支持を集める傾向のあることが分かった。
女性の反応を調べると、神田が石田を上回った。
21日にまとめた前回の調査でも同じ傾向だった。
男性からの支持を見ると、神田さんと石田さんが大接戦を演じているだけに、女性に関しては違いがはっきりと表れているといえる。
一方で、全体の4割いる無党派層の中で、石田は、わずかに神田を上回った。
前回調査では、逆に神田支持が石田支持より多かった。
この1週間で、無党派層の支持では石田が神田を逆転した形になっている。
=開票結果=
当選 1424761 神田真秋 無・現 =自・公
落選 1355713 石田芳弘 無・新 =民・社・国
落選 160827 阿部精六 無・新、=共
(投票率52%)
神田 石田
名古屋 B 355 379
豊橋市 D 65 65
岡崎市 D 70 73
一宮市 D 92 48
瀬戸市 B 27 25
半田市 B 21 20
春日井 B 52 59
豊川市 B 30 26
津島市 C 13 12
碧南市 C 17 12
刈谷市 A 28 30
豊田市 A 97 97
安城市 B 39 33
西尾市 C 22 20
蒲郡市 C 18 16
犬山市 A 11 25
常滑市 C 13 9
江南市 C 21 21
小牧市 B 28 32
稲沢市 C 30 23
新城市 C 16 11
東海市 A 19 19
大府市 A 16 17
知多市 C 18 17
知立市 C 14 13
尾張旭 B 15 16
高浜市 C 9 8
岩倉市 C 9 9
豊明市 C 13 13
日進市 B 15 16
田原市 D 19 13
愛西市 C 17 12
清須市 B 12 11
北名古屋A 16 15
弥富市 C 10 7
愛知郡 B 16 17
西春日井B 5 4
丹羽郡 B 11 14
海部郡 C 32 27
知多郡 C 38 28
幡豆郡 C 18 11
額田郡 B 9 7
西加茂 B 12 13
北設楽 D 6 2
宝飯郡 D 11 9
民主が優勢な順にA・B・C・D
犬山市 神田11 石田25 差13
出身地が逆ならひょっとした?