八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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「助成団体・支援金給付団体 交流会」が開催されました。

2018-10-18 19:03:53 | 「つどい」の主催行事とお知らせ

こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。

9月30日夜、台風24号が近畿地方を通過しました
皆様のお家は、大丈夫でしたか?
我が家では、前回の21号のこともあったので、懐中電灯を傍に、
備え準備OK!で待機しましたが、何事もなく過ぎ,ほっとしました。

その30日の前日、29日午後4時から、「えんがわホーホケキョ」で 

「助成団体・支援金給付団体」交流会 が、

開催されました。

今回は「八尾市市民活動支援基金事業助成金」で助成を受けた
団体に加えて、「環境アニメイティッドやお」との共催で、

「楽しい環境活動支援金」の給付団体の方々も交流会に
参加され、それぞれ選考委員を務められている近畿大学の久先生や、
立命館大学の笹谷先生も参加されました。

八尾市の助成金など公金や善意で積み立てられた寄附金の扱い方を議論し、
今後申請する市民活動団体にも同様の統一見解を持ってもらい、
公益的活動の活発化にむけてさらに取り組んでいく機会に
なることを目的として、企画されたものです。
(垣根を越えて、膝を突き合わせて、助成金のお金を大切に扱うために
 をテーマに意見交換を行いました。)



久先生から
「力には、権力・金力・人のつながり力の3つの力があり、
その力を3つとも持っているのが、市役所である。ただ、人はお金が
無かったら、人の力で繋がろうとする。」
と三日市市の例を挙げて話されました。

また、「活動に参加してくれる人を3ケタに載せる事。2ケタは友人を
呼べば達成できるが、3ケタは友人だけではできない。3ケタが一つの
目安になる。」とも話されました。

また、笹谷先生は、
「ソーシャルキャピタルなどがしっかりとできている団体は、
自立して助け合いながらやっている。お金をかけるという
保険を掛けるよりは、人の助け合いが役にたつ。」と言われていました。



「楽しい環境活動支援金」について、八尾市役所職員さんから、成りたちの
説明がありました。
当時、行政の環境部局は、環境をテーマに活動している団体と繋がりが
なかったので、どうやったら団体と繋がれるかを考えた時に、楽しい
環境活動に応募をしてもらうためにお金をだすことだったそうです。
そして、当時、各種団体のサポートを行い、つながりをつくる協議会として
環境アニメイティッドやおがつくられたそうです。

当時は、良いアイディアや計画を提案してもらって、それに対する
報奨金の意味合いがあったそうです。
「今、活動している人たちは、当時の経緯を知らない。人のつながりから
こんなことも分かってくるのですね。」という意見もありました。

地域と市民活動の関係にも話が及び、
久先生から、「市民活動と地域がぶつかる場合が多いが、ホンワカと
やっていく活動が必要で上からの命令で動かす関係ではなく、下から
動かす行動が必要」との意見がでました。

そして、多くの団体が、みんな集まって1日ワークショップをして
お互いを知る交流の場が必要という意見がでました。

そこから12月8日に行われる市政70周年記念事業の紹介がおこなわれました。

この交流会で、市役所の職員高尾氏(プライベートで参加)が、議論を
絵や図などのグラフィックに可視化」して記録するグラフィックレコード
を担当して下さいました。

 



その他、参加者の方から感想などもいただき、会は次の懇親会に移行。
枝豆ビールと美味しいお料理で盛り上がりました。

今までは、八尾市市民活動団体だけの交流会として開催してきましたが、今回
環境活動団体が加わってのラウンドテーブルとなり、今まで聞けなかった
お話を聞くことが出来ました。

今後も、いろんな活動をされている団体との交流ができれれば、
話題も、つながりも広がってゆくと思いました。



追加コメント
 ・テーマのない井戸端会議「ラウンドテーブル」を、市民活動支援センター
  だけで担うと、支援を受けたい・困ったので相談に乗ってほしいといった
  方が参加してくれるが、用件が解決すると参加がしなくなる。
  そのため、他の中間支援組織(商工会議所関係といった事業者団体など)
  とも共催でラウンドテーブルを開催した方が良いと提案があった。
 ・次回は、つながりづくりを行っている交流会とも共催で
  ラウンドテーブルが出来るように開催を行って行きたい。
 ・今回、市民・事業者・教育機関・行政の垣根を越えた交流会となり、
  かつての環境アニメイティッドやおの様に、もう一度八尾に、多様な
  活動主体があつまる場をつくることを提供する意義を感じた。



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