やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【良識ある米人がみた日米】14(最終回) ヘレン・ミアーズと日本(6)~米国の催眠術にかかった戦後日本人~

2014年11月12日 | ~h27 生き方/文明

□引用元=雑誌「偕行」の連載記事「ヘレン・ミアーズと日本」/大場昭氏(元防衛研究所図書館長)著
□連載のリンク<12345678910111213> 

引用

大東亜戦争 二、大東亜共栄圏

・アジアの政治活動家がカイロ宣言を解釈すれば、日本の暴虐とは、ヨーロッパ諸国が確立した植民地体制の現状(ステータス・クオ)を揺さぶったことなのだ。1931年の満州から41年のインド国境まで、日本が破竹の勢いで進出できたのは、アジア・太平洋諸国をヨーロッパの政治・経済支配から解放するという大アジア建設計画(大東亜共栄圏構想)のダイナミックな革命的魅力に負うところが大きい。

おわりに ~以下は紹介者大場の意見~


・以上、ミアーズの所論の概要を紹介したが、著者名を伏せ、これをアメリカ人に見せたら、日本人が身勝手なことを書いていると思うだろう。

・数日前、輸入商社の社長を務める中年の知人に会い、このコピーを差し上げたところ、学校でマッカーサーは日本を軍国主義から解放したと教えられ、大変親しみを感じていたのだが、と憮然としておられた。

・ミアーズの明快な論理により、戦後史観の疑問が解明されたのである。訳者伊藤は、「あとがき」で、恥ずかしながら告白すると、この本を読みながら何度も泣いたと記しているが、外国生活を経験し、この和訳ができるほどの知識人の伊藤にして、戦後50年、アメリカの催眠術にかかっていたのだろうか。



 私は、昨年:平成25(2013)年の4月28日に日本政府により開催された、《天皇皇后両陛下ご臨席、安倍首相+政府首脳、都道府県知事が出席した「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」》前後から、ようやく日本国は真の独立過程に入ったと思っています。
 (※2013年の式典の際、政府は全都道府県知事に招待状を送り、知事本人が出席したのは26の各都道府県で、21の府県は副知事が出席するなど代理の出席で対応した。<ウィキペディアより引用>)

 そして、真の独立の完成は、日本人が創る新憲法の制定、あるいは、現行憲法の全面改訂(※9条2項の削除か改善、96条の改訂:2/3⇒1/2~3/5、などを含む)が完成するときだと思います。

 それまで、敵性外国勢力だけでなく、日本国内の政治・経済・メディア・娯楽産業などのあらゆる業界に巣くう、《金や地位供与などで反日勢力に飼われている者たち、脅されて反日活動に従事する者たちなど・・・》と、伝統的日本人・愛国者との、情報戦・法律(=制度)戦を中心とした激しい戦い
が続くでしょう。

 その戦いは、《(学校教育や朝日などの反日新聞、テレビなどの偏向報道や印象操作ドラマなどに影響され、「誇りある日本の独立」にしり込みする( 能天気で浮かれた? 臆病な? 波風を立てたくない? ・・・)日本人》が少数になるまで続ける必要があります。

 なぜなら、《つよい日本人》がたくさんいなければ《つよい日本》はできず、今後当分は続くと思われる《不安定、不確定、危険性の高い国際状況》のなかで、日本が(今のような豊かな生活を維持して)生き抜いていくのは難しいでしょうから。

 独立完成後・・・日本・日本文明の世界への影響力が強まり、歴史家トインビー氏が予告したように、「21世紀は日本の世紀」になるかも・・・
 その姿をこの目で見たいのですが・・・

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