やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】684 32 戦後日本の文化状況 -6- ■まとめと考察 ⑴生活文化の全体的状況 3/3 

2019年02月07日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-31年度使用)

32 戦後日本の文化状況 -6-

■まとめと考察  -3-

⑴ 生活文化の全体的状況 3/3 




 

3 国民の「意識・認識」についての描き方

●記述の全体的文脈では、おおよそ「専業主婦」の肯定は、「女性差別」の一種であると読めるような表現がある。 →  帝国書院。

※1 「意識・認識」については、客観的認識が難しく、よほど明確な資料がないかぎり、歴史的事象として採り上げにくいと思われる。「中流意識」については、政府:内閣府調査の資料の信頼性は高い。

※2 「専業主婦」の肯定は、「女性差別」の一種である》・・・私事にわたるが、私の現役時代の34年間、月給とボーナスはすべて「家内」に渡し、必要経費と小遣い(数万円)を「家内」からもらってきた。私の世代(=60台後半以上)では、このような「家計運用法」をしている(していた)日本人が半数以上(ほとんど?)だと推測している。

 この家計システムは、《家庭経営の経済面においては、おおむね「主婦」が主導権をもつ》ということを意味している。これは、《差別された女性が、会計係をさせられている》という形態ではない。

 《米欧の専業主婦家庭では、収入のある男が家計の主導権をもつのが普通》だと聞いているが、どうやら、《家庭における男女の役割・責任・権限の重さ》は、伝統的日本人と米欧人では逆になっているらしい。伝統的な日本人家庭の多くでは、《家庭の「奥さん・家内」の影響力(支配力?)は、「主人・だんな」より大きい》と思われる。欧米の価値観・人権意識で日本を評価するのは、慎重でなければいけない。

(参考1:ケント・ギルバート氏は、若いころ、宣教師として日本に赴任するにあたって、上司から、「日本はアメリカとすべて逆だから…」と指導された、と書いている。)

(参考2:《最近では、家庭内飲食費や住居費・子ども養育費などの共通支出分以外は「夫婦別勘定」が増えている》という情報があるが、信頼できる統計を見つけきれない。)

 

4 日本文化の「国際関係」の描き方

●日本文化の国際的な影響について、言及している。 → 〇 育鵬社、自由社、東京書籍、帝国書院。

●上記について、無記。 → △ 教育出版、日本文教、清水書院、学び舎。

※どうやら、《世界中の子どもが日本のアニメを見て育っている》らしい。実際、3日後に来日して私の新しい家族になるベトナム人の9歳と5歳の子どもたちの一番のお気に入りは、「ドラえもん」のアニメと漫画だ(ベトナム語に変換してある)。

 

~次回から、⑵報道メディアの描き方

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者:松永正紀  教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》※記事の不備等に関するお願い…《ブログ「やおよろずの神々の棲む国で」の記事》が原典。他に2つのサイトに同時に投稿中。不備等の後日修正は原典のみで実施中ですが、事情により原典ブログではコメント機能を止めています。ブログの内容に疑問がある場合は、投稿中の2つのサイト<または >へのコメントで教えてください。

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