健康教室だより 第２１号（２０１８年 １月 ３０日 発行）
久々の健康教室便りです。
この冬はとても寒く、八尾北でもインフルエンザの患者さんが増えています。
健康教室は昨年来、院内と地域での取り組みとしてしっかりと根付いてきました。今年も年頭からすでに２回行いました。食事会や日本語教室とともに今年もがんばっていきます。地域のみなさんの参加、ご協力をよろしくお願いします。
今年初めての健康教室 テーマはインフルエンザとノロウイルス
▼ 【第４４回目 １月１８日】デイケア 【４５回目 １月２６日】西郡第三集会所▼
□ ＜インフルエンザ＞
▼ 年間１０００万人の人がかかり、そのうち１万人が亡くなっています。▼ 今年は流行のピークが例年より早く、普通は先にＡ型がはやり、その後Ｂ型がはやるのですが、今年はすでにＢ型の人が出ています。
▼ 感染経路は、飛沫(ひまつ)（咳・くしゃみ・鼻水など）と接(せつ)触(しよく)です。１個のウイルスが１時間後には１００万個に増えます。
症状は、高熱、頭痛、関節痛などです。
また、「隠れインフルエンザ」があり、熱がそれほど高くなく、自覚症状がうすいので、インフルエンザと気づかず周りに広めてしまうことになります。予防接種を受けた人や高齢者がなりやすいので注意してください。
【クイズです】
インフルにかかった家族への関わり方で間違いはどれ？▼１、窓を開ける ２、かかった人の携帯電話に触る ３、かかった人のマスクに触る ４、加湿器を置く ５、同じ部屋で寝る
→ 間違いは ２、３、５です。
▼ うつるのを防ぐためには、予防接種、正しい手洗い、マスク、うがいなどです。免疫力を高めるために、きのこ類を食べるのもいいそうです。▼ かかってしまったら、安静にする・部屋の温度や湿度を適切に保つ・水分(お茶、ジュース、スープ)を取ることを心がけるようにしましょう。
（写真は1・26第3集会所で）
＜ノロウイルス＞
▼ 激しい腹痛、下痢、吐き気、嘔吐を引き起こします。脱水が激しいと死に至ることがあります。
▼ 潜伏期間は、１２～４８時間で、１２月～１月が流行のピークですが、年間を通して発生します。
感染経路は、経(けい)口(こう)、飛沫(ひまつ)、接(せつ)触(しよく)です。汚染された物を食べたことでの感染は半分で、後の半分は、人から人、つまり嘔(おう)吐(と)や下(げ)痢(り)で生活環境が汚れ、それに触(ふれ)ることで感染します。感染力はインフルエンザの１０００倍という数字には驚きます。
【 クイズ 】
ノロにかかった人の汚物の処理で間違いはどれ？
▼ ○トイレの水洗レバーに触る ○トイレのフタを開けたまま流す▼ どちらでしょう？
→ トイレのフタを開けたまま流してはいけません。ウイルスが周りに飛び散るからです。蛍光塗料で実験すると一目瞭然、ペーパーホルダー、ふた、レバー、床あらゆるところに飛び散っているのがわかります。
▼ 対策としては、手洗いの徹底、汚物処理は、使い捨ての手袋をし、塩素系の漂白剤を薄めて使う、蠣(かき)など生で食べず加熱して食べる等です。
▼ 正しい手洗いについて
「てあらいあわわ」の歌に合わせてみんなで確認しました。ポイントは、水を流したままにし、石けんで洗ったあとは２０秒間水ですすぐ、清潔なタオル、できれば使い捨てのペーパータオルで拭きましょう。
▼ かかってしまって脱水症状がひどい時は、病院を受診し点滴をしてもらってください。
▼ インフルエンザもノロウイルスも、予防と、かかった時の対処法、消毒液の作りかたなど覚えておくといいですね。
▼ 中国の方が利用されている地域のデイサービスでの出張教室を今年もやっていきます。
（写真は1・18デイで）
お知らせ 来月のテーマは「高血圧」です。 みなさんぜひ参加してください。
◎２月２２日（木）３時から 八尾北医療センター・デイなごみ（待合に来てください。案内します。）
◎２月２３日（金）２時３０分から ※高砂団地集会所を予定しています。決まり次第お知らせします。
久々の健康教室便りです。
この冬はとても寒く、八尾北でもインフルエンザの患者さんが増えています。
健康教室は昨年来、院内と地域での取り組みとしてしっかりと根付いてきました。今年も年頭からすでに２回行いました。食事会や日本語教室とともに今年もがんばっていきます。地域のみなさんの参加、ご協力をよろしくお願いします。
今年初めての健康教室 テーマはインフルエンザとノロウイルス
▼ 【第４４回目 １月１８日】デイケア 【４５回目 １月２６日】西郡第三集会所▼
□ ＜インフルエンザ＞
▼ 年間１０００万人の人がかかり、そのうち１万人が亡くなっています。▼ 今年は流行のピークが例年より早く、普通は先にＡ型がはやり、その後Ｂ型がはやるのですが、今年はすでにＢ型の人が出ています。
▼ 感染経路は、飛沫(ひまつ)（咳・くしゃみ・鼻水など）と接(せつ)触(しよく)です。１個のウイルスが１時間後には１００万個に増えます。
症状は、高熱、頭痛、関節痛などです。
また、「隠れインフルエンザ」があり、熱がそれほど高くなく、自覚症状がうすいので、インフルエンザと気づかず周りに広めてしまうことになります。予防接種を受けた人や高齢者がなりやすいので注意してください。
【クイズです】
インフルにかかった家族への関わり方で間違いはどれ？▼１、窓を開ける ２、かかった人の携帯電話に触る ３、かかった人のマスクに触る ４、加湿器を置く ５、同じ部屋で寝る
→ 間違いは ２、３、５です。
▼ うつるのを防ぐためには、予防接種、正しい手洗い、マスク、うがいなどです。免疫力を高めるために、きのこ類を食べるのもいいそうです。▼ かかってしまったら、安静にする・部屋の温度や湿度を適切に保つ・水分(お茶、ジュース、スープ)を取ることを心がけるようにしましょう。
（写真は1・26第3集会所で）
＜ノロウイルス＞
▼ 激しい腹痛、下痢、吐き気、嘔吐を引き起こします。脱水が激しいと死に至ることがあります。
▼ 潜伏期間は、１２～４８時間で、１２月～１月が流行のピークですが、年間を通して発生します。
感染経路は、経(けい)口(こう)、飛沫(ひまつ)、接(せつ)触(しよく)です。汚染された物を食べたことでの感染は半分で、後の半分は、人から人、つまり嘔(おう)吐(と)や下(げ)痢(り)で生活環境が汚れ、それに触(ふれ)ることで感染します。感染力はインフルエンザの１０００倍という数字には驚きます。
【 クイズ 】
ノロにかかった人の汚物の処理で間違いはどれ？
▼ ○トイレの水洗レバーに触る ○トイレのフタを開けたまま流す▼ どちらでしょう？
→ トイレのフタを開けたまま流してはいけません。ウイルスが周りに飛び散るからです。蛍光塗料で実験すると一目瞭然、ペーパーホルダー、ふた、レバー、床あらゆるところに飛び散っているのがわかります。
▼ 対策としては、手洗いの徹底、汚物処理は、使い捨ての手袋をし、塩素系の漂白剤を薄めて使う、蠣(かき)など生で食べず加熱して食べる等です。
▼ 正しい手洗いについて
「てあらいあわわ」の歌に合わせてみんなで確認しました。ポイントは、水を流したままにし、石けんで洗ったあとは２０秒間水ですすぐ、清潔なタオル、できれば使い捨てのペーパータオルで拭きましょう。
▼ かかってしまって脱水症状がひどい時は、病院を受診し点滴をしてもらってください。
▼ インフルエンザもノロウイルスも、予防と、かかった時の対処法、消毒液の作りかたなど覚えておくといいですね。
▼ 中国の方が利用されている地域のデイサービスでの出張教室を今年もやっていきます。
（写真は1・18デイで）
お知らせ 来月のテーマは「高血圧」です。 みなさんぜひ参加してください。
◎２月２２日（木）３時から 八尾北医療センター・デイなごみ（待合に来てください。案内します。）
◎２月２３日（金）２時３０分から ※高砂団地集会所を予定しています。決まり次第お知らせします。
