老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

ホークス 杉内で落とす

2007-06-16 21:01:04 | Weblog
 杉内、高橋尚の息詰まる投手戦。
 8回、2死からのデッドボールが杉内の命取りになった。

 0-0の投手戦の場合、押している方が何となく不安になる。再三のチャンスを潰している内に、相手は唯一のチャンスをものにするケース。

 不安が的中し、地で行った様なゲームになった。

 仲のよい高橋尚に完全に抑えられた小久保。そう言えば小久保は古巣相手のときは精彩を欠く。巨人時代もホークス相手に打てなかった。
 
 古巣相手に打てないと言えば、横浜戦、多村も打てなかった。

 自分の弱点を知られているということと、意識しすぎというメンタル面も影響しているのかもしれない。

 だが、そんなことも言って居られない。これで巨人戦3連敗、全敗する訳には行かない。明日は和田、何としても一矢を報い、ヤフードームに勝利の花火を上げよう。

   必勝ホークス!!  ホークス!!

ホークス 連勝!! 交流戦タイに

2007-06-14 21:26:19 | Weblog
 ガトームソンにやっと白星、3勝目。多村が逆転の2塁打、馬原21セーブ。
 阪神戦に続いての1点差勝ち、チーム力が上向いてきたしるしと考えたい。

 今日、勝つことは勝ったが、反省すべき点もある。

 初回、又ガイエルに2ランHR、打てるポイントの少ないバッター、なのにホークスバッテリーは魅入られたようにポイントに投げ込む。先頭青木にはヒットで出塁されたが田中2ゴロで併殺、やれやれと思ったのも束の間、ラミレス、ヒット好走塁で2死2塁、次打者はガイエル、2日続いてHRは無い、と思っていたのだが、・・・野球に「たられば」はないが、初回の失点がなければガトーは完投できたかも分からない。

 1点リードして8回、最終回は馬原が控えているとは言え、1点でも2点でも追加しておきたいところ、先頭小久保が左中間に痛打、果敢な走塁で無死2塁となる。願っても無いチャンス、大村バント、当たっている柴原敬遠で1死1・3塁、次打者ブキャナンは絶対、外野フライを狙うべきところ。(勿論ヒットがベストだが・・)
 ブキャナンは初球、インコーナーを外れるボール球を窮屈なスイングで内野小フライ,本間は大きなライトフライでチェンジとなる。打順が逆だったら、・・・ふとそんなことを思った。

 交流戦後半に入って広島戦に続く連勝、これで9勝9敗のタイとなる。あと3カード、勝ち越して本戦(対ロッテ)を迎えよう。

 週末は東京ドームで悔しい連敗をした巨人戦、お返しはきちんとしないと義理を欠く。

 松中の【足の違和感】が心配だが、明後日までには回復するだろう(という希望的観測を信じたい)

   ホークスに栄光あれ!  

ホークス 打線が繋がった!

2007-06-13 23:54:25 | Weblog
 え、?・・7番に大村?・・その大村を挟んでアダムとブキャナン、変な打線。
 可笑しなものでこの変な打線が初回に繋がった。
 新垣が不用意な投球で、セリーグ最低打率(規定打席)の4番打者、ガイエルに2ランHRを打たれ、厭な雰囲気になりかけたところで川崎が得意の内野安打、果敢な1塁ヘッドスライディングが一気にチームを盛り上げる。
 小久保、大村、ブキャナンのタイムリーで4-2と逆転、立ち直った新垣は5回までヒットを打たせない。
 2回には松中がタイムリーで1点追加5-2、驚いたのは3回、ブキャナン/田上が何とヒットエンドランを見事に決めた。!!あ~びっくりした。畳み掛けたいところで後続が凡退、得点できなかったのが如何にも残念。
 
 新垣は6回に田中の長打から1点を失い、7回には無死で宮本、宮出に連打される。いつもの悪い癖はどうにかならないものか。
 今日良かったのは6・7回2点差に迫られた直後に得点をして反撃の芽を摘み取ったこと、特に7回、2死からの攻撃は見事だった。
 田上、川崎が良く選んで1・2塁、本多が前進守備のセンター頭上を超える3塁打
で2点、多村が又凄い、ファールで粘りに粘って13球目(?)をライト前へヒット、これで9-4、楽勝ムードになった。

 ところが、ところが・・・9回、安定の佐藤誠が不安定、先頭ガイエルにヒットされたが、宮本で併殺、やれやれ2アウトということで、スタンドは勝利の風船を膨らますのを急いでいた。それから誠はヒット、死球、四球で満塁、あろうことか次打者も四球で押し出し、・・そこでリリーフしたのが篠原、厭な記憶も未だ消えていない。

 楽勝ムードがあっという間に緊張ムードに切り替わる。篠原は首位打者青木を二ゴロに討ち取り、やっとゲームセット。

 見所(?)の多い、面白いゲームだったが、勝てる試合はもう少しすっきり勝って貰いたいものだ。

 明日はガトちゃん、今日のように繋いで援護してやって・・ストロング打線の皆さん、

ホークス 甲子園で1勝1敗

2007-06-11 21:39:08 | Weblog
 6/10 敵地甲子園での緒戦は雷鳴の中、杉内の鬼気迫るようなピッティングで終回までもつれ、結局2番手篠原が、林のサヨナラHRを打たれ、惜しい試合を失った。チーム初安打で漸く取った1点を守りきれなかった。しかし、この試合投手は責められない。阪神先発ジャンを全く打てなかったのは情けない限り、5回まで小久保の1本のみ(それが先制点のタイムリーになった)。

 5回に入って雨が激しくなり、グランドはまるで池、よこなぐりの雨の中、ユニフォームをびっしょりと濡らして力投する杉内、阪神の攻撃は2アウト、もう一つアウトを取ると試合は成立、場合によっては降雨コールドゲームになってもおかしくない状態だった。しかし、ボ^ルが滑ってストライクが入らず四球、ここで試合は中断となった。

 悔しい思いをした敗戦だったが、(?)と首をかしげる采配が目についた。

(1)9回杉内の続投、杉内の調子が良く、完投を考えても不思議ではないことは確か、しかも馬原は今日投げると三連投、できるならば休ませたい、こんなことから続投となったのだろうと推測する。しかし、試合開始が30分遅れ、5回の中断は1時間10分、豪雨で身体は水を被ったよう、こんな悪条件の中で、体調やモチベーションを維持することは並大抵のことではない。9回は当然馬原と誰もが思っていたのではないだろうか?

(2)2度のチャンスに捕手の山崎に打順が回ってきた、いずれも2死、現在の山崎ではとても期待できない、代打田上、と誰もが思ったはず、ところが山崎がそのまま打席に立ち、そして予想通り凡退した。捕手田上に終盤の守備を任すのをためらったのかも知れない。

 勿論結果論であるし、采配を批判するつもりは毛頭無い。
 ホークスの勝利を願う余りの独り言、聞き流して頂きたい。

 6/11 絶対連敗は出来ないホークス、昨日いやな形で悔しい思いをした選手は勿論、フアンもみな同じ思いだったろう。何かしら、流れが悪く4連敗中の和田も心に秘めるものがあったに違いない。天敵下柳との投げ合いで1点を争う大接戦となった。相変わらず決定打不足で残塁数を増やしていく。

 9回、川崎の痛打、藤川の肩先を抜いて決勝打点、復帰後の初打点、やってくれました!! このヒットの意義は大きい。

 結局、この試合
  ホークス  8安打3四球で1点  残塁10
  タイガース 6安打3四球で0点  残塁10
どちらも決定打不足で、調子が上がらない様子が滲み出ている。

 和田は久し振りになる5勝目、馬原は20セーブ、(三年連続20S以上)

川崎が、いよいよ本調子になりそうだ。明後日からのヤフードーム、ヤクルト戦、巨人戦が俄然楽しみになってきた。大隣も巨人戦あたりに登板するかも?・・・

ホークス   栄光目指して!!

ホークス 大隣合格、初勝利!!

2007-06-09 22:41:32 | Weblog
 初先発の大隣、初回こそ緊張したのか梵にいきなりHR、四球を連ねた後前田に合わされ、松中の2塁打で得た1点をあっさり逆転される。どうなることかと案じられたが、これでふっきれたかのように、6回1死までヒットを許さない力投。栗原にHRされたが崩れることなく、結局7回を4安打3失点(自責2点)。
 8回、昨日と同じく、代打ブキャナンのヒットから反撃が始まる。川崎四球、本多の犠飛で1点差、アダム内野安打で繋ぎ、2死1・3塁で4番の登場、松中はエース黒田渾身の球を一振、ライトスタンドに飛び込む逆転スリーラン!!!
 主砲の一撃はプロ初登板、ルーキー大隣に初勝利をプレゼント、好投に報いた。

 大隣憲司(23)頼りになる孝行息子がやってきた。江夏二世という呼び声が高いが、今日の投球を見る限り、昨年の新人王、八木投手(日ハム)を彷彿させる。

 明日からは甲子園、異常な雰囲気の中、宿敵タイガースと戦う。
 幸い、打線復活の兆しもある。多村の怪我が気にかかるが、チームは上向き、復帰した川崎もそろそろ本調子になるだろう。

 頑張れホ-クス!! 甲子園で連勝を目指せ!!
 

ホークス 交流戦後半○でスタート

2007-06-08 23:47:44 | Weblog
 川崎復帰第1戦、絶対に勝ちたいホークスだったが、5回までは、今日も・・・と思わせるような厭な展開。
 ニックネームが「ベローン」という青木高広投手、ルーキーで緩急自在の技巧派サウスポー、とくれば不吉な予感がする。その予感どおり、ベローンとしたフォームにタイミングを外され、4回までノーヒット、1回四球のランナーも併殺、12人の打者が枕を並べた。

 5回ウラ、流石と思わせる川崎のファインプレー。これが試合の流れを変えた。
 6回には代打ブキャナンが、7回には先頭多村がソロホームラン、1点差に迫った後、小久保2塁打、代打柴原タイムリーで追いついた。
 そのウラ、久し振り出場の嶋に初球を打たれホームラン、折角追いついたのに直ぐリードされる。   これまでか・・・・とがっかりしたが、今日のホークスは一味違った。
 8回は田上、本間の連打の後、2死から多村のタイムリーで又追いつく。松中四球で満塁に登場した小久保、永川から決勝打。
 最後はお定まりの馬原が締めて18セーブ。

 交流戦後半の緒戦、ホークスは久し振りにビハインドを撥ね返して勝利した。8回、2死からのタイムリーが続いたことは打線復活の兆しと見たい。

 勝利のハイタッチ、川崎のこぼれるような笑顔が印象的。明日は是非、復帰初安打を見せて欲しいと願っている。

他球団の気になる若手(2)

2007-06-07 18:06:46 | Weblog
 大嶺裕太(19)千葉ロッテ・マリーンズ投手

 沖縄、八重山群島、八重山商工の出身。MAX.150を誇る本格派右腕。
 幼いときからのホークスフアンで、高校卒業の時はホークスとは相思相愛、当然ホークス入団が決まるものと思われていた。しかし、ドラフトでロッテが強行指名、当初は涙を浮かべてロッテ入団を渋っていたが、バレンタイン監督の熱心な勧誘もあって結局翻意、ロッテの一員となった経緯がある。

 逃がした魚は大きい。
 球種は直球とスライダーだけ、力はあるが正統派の素直な球筋なので、直ぐ一軍には通用しないが、練習と経験の積み重ねで一流投手になる資質は充分にある。
 第一、マウンド度胸が良さそう、投球フォームに風格がある。性格、ルックスも好感度抜群。

 将来はロッテ投手陣の中心的存在となるのは必至、成長が楽しみな本格派右腕である。



ホークス 交流戦前半4勝8敗

2007-06-06 23:30:15 | Weblog
 昨日、今年の典型的な負けパターン、と書いたが、2日続きで同じフレーズを使うことになろうとは・・・・・(悲)

 王監督は昨日の試合の後、勝つ要素の全く無いゲーム、と嘆いた。こんなことが続いたら監督の身体にも影響する。

 拙攻、又拙攻、残塁8(2回までに5)被併殺2。
 クリンアップに覇気を感じない、多村の内野安打1本。特に4番松中、バッティングがどこかおかしい。体調が悪いのではないか。本気で心配している。もし、悪いのであれば、休んで徹底的に直して再出発した方が良い。このところ本来ならばオーバーフェンスするはずの打球が全部手前で失速している。

 新垣8回1/3、7安打2四球6三振で失点3は、一応ゲームを作ったとはいえるが、野手のファインプレーに助けられたシーンも多く、好投とは言いがたい。
 中継ぎ陣はいつもの通り崩壊した。

 決勝打を打たれた下窪は歳は食っているが、今年のルーキー(鹿児島実業で杉内の2年先輩)、プロ初打点をプレゼントした。相変わらず他球団のルーキーには優しい我がホークスではある。

 これで交流戦前半が終わった。巨人、横浜に連敗、あとは1勝1敗で4勝8敗、借金4、交流戦では貯金5を目論んでいたが、達成するには後半の12試合で11勝が必要になる。・・・・8勝4敗で5分に戻せばよしとするか・・・・・

 それにしてもホークス、ライオンズ以外のパ・リーグチームの強いこと、ファイターズなんかセントラルを総なめ、まだ全勝である。(これもホークスが連勝の火をつけたのだが・・・)この調子だとプレーオフにもオフされるかも・・

皮肉なことに、ホークスこの試合で観客動員数が100万を越えた。パ・リーグ最速である。

 頑張りましょう ホークスの皆さん。

ホークス ●先行が癖に・・・

2007-06-05 22:07:50 | Weblog
 今年、ホークスの典型的な負けパターン、この試合に限ってのポイントは何も無い。
 いつものように幕が開き、いつものように幕を閉じた。

 寺原に白星をプレゼント、多村は打たせてもらえなかった。
 10安打で2点、中、1点は寺原の暴投で貰った点、2併殺、7残塁・・(無言)

 中でも8回の攻撃には、正直がっかりした。クリンアップからの攻撃、ヒットの小久保を挟んで、多村・松中・アダム(柴原の代打)が力の無い内野ゴロ、ストロング打線の名前が泣いている。

 明日は新垣、相手は12球団最低を誇る(?)打線だ。持ち球『暴投』を駆使して6勝目を頂こう。

 頑張れ頑張れホークス!!ホークス!!
 
 

他球団の気になる若手(1)

2007-06-04 20:15:47 | Weblog
 大引啓次(23)オリックス・バファローズ遊撃手

 大阪浪速高から法政大学に進み、今年、オリックス入りした。攻守走、三拍子が揃った逸材。開幕から一軍入り、一時は打率3割を越えていたが、5月に入って調子を落とし、現在は0.261。

 開幕当初こそ7・8番を打っていたが、すぐに2番に上がり、すっかり定着した。守備は既に完成品、決して派手ではないが、広い守備範囲、球際の強さは抜群、随分ピンチを防ぎ投手を助けている。

 よく言われる、「野球センスが良い」というのは、こういう選手のことを言うのだろう。

 近い将来、オリックスを引っ張る不動のリードオフマンに成長するのは間違いない。そしてホークス川崎選手と並び日本を代表する遊撃手になるだろう。