真珠子学園

真珠子主催の活動公式公開日記。
https://www.youtube.com/user/Shinjukohime

吹けば飛ぶよな男だが

2009-06-26 21:53:33 | つぶやき



花子。ソープで働き始めた頃。







今、「天草」って文字を目にするだけで、ときめいています。

「『吹けば飛ぶよな男だが』映画みた?天草ちょこちょこ出てきたよ。」

ってヲ山敬子ちゃんが教えてくれたので、ふうううんって
思いながら、ipod聴いてたら・・・

星のように光る汗流しながら膨大な滝ながるるごとく泣きながら歌おう底辺の者よ労働者諸君よ忘れまじや若き日にいだきしをば、親の為にでなく彼彼女でなく一人己自身のためだけにただ歌おうさあ底辺の者よ労働者諸君よ忘れまじや青き日の輝ける夢をば

って、耳に流れてきた曲のタイトル・・・「吹けば飛ぶよな男だが」って!!!!!!!
戸川純ちゃんのアルバムに入ってたの!!!!!!!!
戸川さん、この映画を愛好していて何回も観てるらしいです!
鳥肌・・・
完全に呼ばれてる・・・


で、観ましたけど・・・
天草の女の子のイメージって、映画「赤ちょうちん」の秋吉久美子しかり、
このまえTVで観た松本清張のドラマの沢口靖子しかり、
なんでいっつも事件の容疑者とか、狂人とかなんですかー!!!!!
(みんな美人だからうれしぃけど・・・)
今回は、緑魔子で、白痴~!
緑魔子扮する花子ちゃん・・・秋吉久美子と双子なんじゃないか、ってくらい
おそろいのでっかいおリボン頭につけて、いつも心におばあちゃんが居て、
手紙をまめに書くんだよ・・・
あれ?リボンとか、おばあちゃんとか・・・わたし、他人と思えなくなってきました・・・。

映画に崎津が出てきます。






夫が撮影した崎津の教会。
http://www.makken.com/pearl/pearl.htm



この時初めて崎津に行った。わたしなんと25歳の時。

最近、人形作家の清水真理さんと親しくさせて頂いているのですが、
ご自身のある日の日記で、

同じ九州の熊本県の天草出身で、違った形で「少女性」「乙女心」を表現している真珠子さん。
 高畠華宵や竹久夢二など、弥生美術館系の「大正時代の叙情画家」が好きだと言う共通点以外に、東京で出会って引き合わせたものはなんだろう?と考えました。
 それで思い当たったのが、「天草という地方の文化的な閉塞感」です。


http://www5.diary.ne.jp/user/505283/

と書いてくださっています。
ものすごく共感致しました。

(清水さんのご活躍は前々から存じ上げていたのですが、
ひょんな事から半年前にこの東京でお話するきっかけを得て、
話してみると、同じ天草出身、しかも同じ天草高校卒、しかも美術部、
そして、恩師も同じ・・・ということがわかり
運命的なご縁を感じる方です・・・。)

そうなんです。わたしは、天草・島原の乱でまさに舞台になった
お城跡で肝試しをしたり(しゃれにならない・・・)、乱で処刑された人々の
首が埋まっている千人塚で、かくれんぼしたり(マジでしゃれにならない・・・)して
子どもの頃遊んでいたので、こっちの方面の事は知らないし、
電車もないし行けなかった。

「こんなにも美しい場所がある」・・・それを知っちゃいけないような
感じ・・・。








最近、読んだ本。爆笑問題の日本史原論、日本文学者変態論、宮武外骨の
猥褻風俗辞典(最初から最後まで、私娼の異名と性器の異名の羅列だった。最初、真剣に読んでいたけど、半ば過ぎた当たりから、笑いがこみ上げてきた・・・笑。)不知火~石牟礼道子のコスモロジー~、(水俣の山が崩されて工場が建ち始めたころ、水俣の狐たちは、みんな天草に渡ったそうです。天草の漁師さんにお願いして連れて行ってもらったそうです。天草には、狐の眷属がいるらしい。)、カムイ外伝(わたしは、もしかして
お化粧をしていなくて外にいる時、隠形の術を使ってるのかもしれないと思った!だって、風になった気持ちで歩いてるから!)、カムイ第二章(16巻に天草・島原の乱のことが出てきます。)、歴史街道(総力特集:竹中半衛と黒田官兵衛)、孫子、花粉症花占い、愛情通信大全集1・・・。観たもの。歌舞伎、「蝶の道行き」、(初めての幕見。4階席。一時間待ったけど、500円。イヤホンガイド借りても、900円。
ナイルレストランでムルギーランチ食べても、2400円。おまけに、ブロマイド2枚買っちゃっても3400円。3階席よりも安いよ!でも席は遠く演目は1つです・・・。でもこういうのもたまにはいい!だって、「通」っぽいじゃないですか!笑)1903年と、1915年に撮られた「不思議の国のアリス」、映画「サンダカン八番娼館」(10年振りに観て思うところ多々あるのですが、10年前に気が付かなかったことの一つに、水の江 瀧子扮するおキクさんがものすごくかっこよかったってこと・・・!!!!!!!あんな凛とした着物にネックレスなおばあちゃんって天草にいたよね・・・)

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蝶の道行き | トップ | びびでばびでぶー!!! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき」カテゴリの最新記事