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アイティアビー 故郷 岩見牧場さんにて

2012-08-22 07:17:15 | 所属馬紹介
先週、北海道新冠の岩見牧場さんで、
元所属馬で現在繁殖牝馬として暮らしているアイティアビーに
会わせていただきました


(現役時代、厩舎にいた頃のアイティアビー)


(現役時代、厩舎にいた頃のアイティアビー)

取材に伺った日はあいにくの雨。

お忙しい中、親切に丁寧に、アイティアビーのお話を聞かせてくださいました

嬉しいことに、放牧地は母トウキュウアビー(父コマンダーインチーフ)と同じ

トウキュウアビーはJRAで5勝
現役後半は障害にもチャレンジ。
南関東へも参戦し、2000年のTCK女王盃では5着になっています。
現在は功労馬として故郷での時間を過ごしているとのこと。


放牧地ではおとなしいというどっしりとしたトウキュウアビーの傍らに
「娘」らしく寄り添うアイティアビーの姿がとっても微笑ましかったです






厩舎でアイティアビーのことは
「アビー」「アビーちゃん」と呼んでいたのですが
お母さんも「アビー」ちゃん、なんですよね

アイティアビーは手がかからない仔だったとのこと。
「母に似ずおとなしい(笑)」

トウキュウアビーの性格から少し早めの離乳となったそうですが
競走馬としてのお仕事を無事に終えて、
またこうして同じ放牧地に母子で2頭という時間は
早めの離乳を埋め合わせるために競馬の神様がくれたプレゼントのような気もします


お母さんアビーがかなりビッグに見えますが、ちょっと手前に立っています。

仲良く寄り添う姿を見ながら
「親子だっていうこと、わかっているのかなぁ。忘れちゃってるのかなぁ(笑)」
なんてお話しながら。。。

アイティアビーは今年は残念ながら不受胎。
かわいい当歳を連れたアイティアビーの姿を想像しながら
再来年の春を楽しみに待ちましょう

放牧地での過ごし方など、
お母さんになる日に備え、トウキュウアビーからいろいろ教わっているのかも知れませんね。


写真は素敵な母子ショット
岩見さん母子とアビーさん母子です



お話を伺いながら、
厩舎の馬たちそれぞれに故郷で大切に育てた方がいることを
改めて感じる取材となりました。

今日もアビーさん母子は仲良く放牧されているのかな。
そんなことを想う楽しみも増えました

岩見牧場さん、どうもありがとうございました


なお、取材は事前に連絡しご都合を伺っておこなっています。
競走馬はとてもデリケートであり、牧場や馬主さんにとっての大切な財産です。
そのため一般の訪問を受け付けつけていない牧場や時期を限定していることがありますので
事前に「競走馬ふるさと案内所」でご確認くださいね



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