我在北京,活得很好!

へっぽこ会計士が昔の留学生活の後悔をもとに、希望して中国の事務所に異動させてもらった1年8か月。

圣彼得堡

2015-06-11 13:37:37 | 北京日記
ついに思い描いていた通り、北京からシベリア鉄道に乗った。
先輩のアドバイスどおりに、東直門で少しロシア通貨に換金し、りんごやキュウリ、カップめん、ビスケット、ティーバッグなどなどいろいろ持ちこんで。
一番普通の4人コンパートメントにしたが、あまり乗客が乗ってこないので、途中ウランバートルまでモンゴル人の親子、モンゴル人女性医師と一緒だった以外はコンパートメントを独占状態である。
シベリア鉄道にも3つルートがあるらしいが、今回の私のは中国人車掌、中国車両ということで、途中国境でロシア人がいきなり入ってきてパスポートチェックや荷物チェックされた以外は特段のロシアっぽさは感じない。
中国人車掌や乗務員たちは小さなキッチンで中国料理を作り、いいにおいをさせている。
ときおり別の車両に入って、同じく一人で乗ってる香港人の男の子や一人でさみしそうな車掌さんとしゃべる。
香港人の男の子が私のコンパートメントに来たときにビスケットあげたら、夕方またやってきて、缶詰のうち一切れくれた。お互い食料がなくなってきており、希少なやりとりである。まあまた途中の駅で買えばよいのであるが。。

北京からモスクワ、毎朝列車で目覚めたときの景色が素晴らしくて、ハッとする。
モンゴルを通るので、遊牧民が放牧させてる風景だったり、大草原だったり、針葉樹だったり、かわいいカラフルなおうちだったり、うわーっていう感じの風景が、毎日目の前の窓から広がっているのだ。
時間なくて北京からモスクワぶっ通しで載るから6日間髪の毛洗えないけど、それでも乗る価値ある。


モスクワはあまりピンとこず、赤のひろばとクレムリンをさらっと見て、すぐサンクトペテルブルクに来た。
ロシアは聞いてたとおり、あまり英語が通じない。
皆、道をきくと大抵ロシア語で丁寧に答えてくれる。
でもジェスチャーでつうじあう。

ガイドブックがなく、手探りの旅。

サンクトペテルブルクにはエカチェリーナ宮殿があるというのをネットの誰かのブログで知り、それはプーシキンにあり、地下鉄クプチノからバスらしいというのを宿で知り、クプチノ駅でロシア美女に186番バスと教えてもらい、バスで隣のおばさんにプーシキンに着いたとロシア語で教えてもらい、なんとかたどり着く、完全綱渡りである。

50人くらい道聞いた。しかしみんなとても親切。

ロシアは超絶美人かつダイナマイトボディ多し。

火锅

2015-05-10 10:09:48 | 北京日記
私の数少ない友達、奎瑶。
30歳、既婚。
希少な上級シニアなので、わからないことはしょっちゅう彼女に聞いている。
結果間違っていることもあるけど、けっこう頼りになる。

家が近いので何回も家に招待してくれたのに、1回行ったきり、忙しくてずっと断り続け
でも来週から彼女が雲南に出張になり、
もう機会がなさそうなので土曜日招待されていってきた。
今考えたら忙しくても行ったらよかったな。
ごはんはどっちにしても食べるもの。
2、3時間くらいどうってことないのだ。

いいな、雲南出張

昨日は火鍋。
またもやダンサーのだんなさんが腕をふるった。
羊肉おいしい。
火鍋の肉は羊が一番好きだ。
昨日は四川風の鍋、辛いのと、あっさりしたのと真ん中で区切った2種類の鍋
みんな、これは別に辛くないよね、いい感じって言ってたけど
一人けっこう辛(から)かった。
いつも辛さの感覚が違うと思う。

ものが少なく、シンプルで清潔なお家
こういう家がいいなと思う。

いろんな人に、あんた中国にいたほうが幸せになれるよっていわれる。
そうなんかな。
自分の長所を生かすとしたらそうなんやろうな。

いらいらすることも多いけど
生きてるって実感のできる場所かもしれない。





休息

2015-05-03 16:45:22 | 北京日記
微信に不満ばっかり吐きだめていたら
心配した大学の先輩が自宅ごはんに呼んでくれた。
たびたびこの先輩のおうちにはお邪魔しているのだがいつもおいしい。
今回は台湾人の奥様が振るうおしゃれなごはん
奥様は台北でお店を開いているプロ。普段は台北に住んでらっしゃるが休暇でこっちにこられた。
すごく手際よくプロのごはんが出てくる。
美人やし、40過ぎとは思えぬ美肌、知的。
二人でポルトガルいったり、中国から列車にのってロシア行ったり、長身の仲良し夫婦。
先輩は京都人だけあって、あんた、とお互いを呼び合う。あんた、これ飲み、あんた、これ食べ。とか。
あんたにものすごく愛情が感じられて。
なんか素敵やな。

こういう料理できる人になりたい。
40過ぎでもあんなに美肌の人いるんやって感動。

先輩は私のちょうど一回り上。アマチュア無線3級取得、鉄道マニア、カメラメーカーに勤めているだけあってカメラ好き、読書家、男性の割に料理けっこうできる、ジャムとか作ったりする、中国語超うまい、広東語もできる、バスしか乗らない、髪の毛カットは20元を誇りにしているけちでシニカルで面白い人。外大の先輩の中で一番仲良くさせていただいている。本当に中国語発音うまくて、いろいろ中国のこととか世界のこと知っていて尊敬する。

私が会計士ということをいつもほめてくださるのだが、会計士じゃなくなってもかわいがってくださるだろうかというくらい、そこをほめてくださるのが気になる。。

5月1日お昼の1時から夜の10時まで先輩のお家で先輩の会社の方々と先輩夫婦と飲み食いをし、次の日はほとんど何も食べれなかった。
いつもお酒あんまり飲まないけど、先輩宅ではけっこうワインとか飲む。ごはんがおいしいし、家って人のおうちであってもなんかゆったりしてて飲める。
でも超楽しかった。
人間、息抜きって必要やな。

そしておいしい料理って人を元気にするのな。
白菜に生ハム載せて塩コショウでオーブンに焼いたのんとか、悶絶するおいしさでございました。
自分でもやってみよう。
ささっとリゾットとかありとあらゆるものが出てきて、しかもそれがさりげなく出てくる。
料理にいっぱいいっぱいになってないのですね。
かっこいい。








高富帅

2015-04-11 20:19:14 | 北京日記
金曜日の晩、家に帰って40分のマッサージを受けて寝ようと11時の予約をいれて急いで帰る。
タクシーがつかまらなかったので、地下鉄で。
間違えて反対方向に乗ってしまって
乗りなおして席に座ってぼーっとしていた
隣の男性が英語で話しかけてくる,Do you speak English?
金髪じゃないから気づかんかった欧米人とは。

そして八通線の最終列車時間は?と。
知らんけど、たぶん11時くらいという。
間に合わないかもしれないと男性は心配そう。
携帯で調べてあげる。11時22分だった。
報告すると安心している男性。

カリフォルニア出身
バークレー大学の化学専攻
3日前に北京に来た。
いま北京大学で学んでいる。
すご
9号線に乗ってて電車で30分くらい寝過ごしちゃって遅くなったらしい。

なんで北京に来たのかときいた。
日本と韓国と台湾に旅行いったけど小さいし、日本は外人外人って言ってくるし、
中国は人もいっぱいでみんな面白いし、英語の先生とかいっぱいバイトもあるし、らしい。
英語の先生のバイト、子供に教えているらしいが、1時間250元ももらえるらしい、今のレートだと5000円くらいか。いいバイトだ。
自国のバイトの3倍くらいだよって。はは。

でも中国はカリフォルニアに比べてやっぱ小さいっていうこの男性。
カリフォルニアの自宅の写真や車、バイクの写真をみせてくる。
自宅にはプールとテニスコート。
車は日産とトヨタ、バイクはヤマハ。
この人金持ちなん?
よくわからんけど。

年齢とかなんも聞かんかったけどたぶん、ギャップイヤーで来ているのか、もしくはこっちで院生しているんかな。
アメリカ人って年齢わからん。

同じ駅で降りた。
席を立ったらYou are so small,と。日本では正常ですけどと反抗。
アメリカ人にとったらとりあえずなんでもかんでも小さいんでしょうな。。中国を小さいというのだから。

別れるとき、握手する。Nice to meet you。
なんか雰囲気のある人でしたな。
ちょっともうなくなったけど似ている人を思い出した。

惜しまれるのはわたしはひどい恰好だったということ。そして英語もひどい。しゃべろうとすると中国語が先に口を出て、自分のなかでの外国語はもう中国語だけみたいな。
なんか必死で思い出し、絶対間違ってるよなって思いながら、めためたな英語をしゃべる。一瞬相手もこいつ何いってるんだろうってちょっと時が止まるみたいな。


最近事務所の場合はすっぴんで会社いくし。
ちゃんとしなきゃいかんが
もう少し余裕ができてからちゃんとしよ。

2015-03-14 20:10:13 | 北京日記
一週間が数日くらいに感じる
超早い

あと1か月すればたぶんだいぶ楽になってるのかな
6月から日本やけど、早めに休んで中国国内旅行行きたい
ここ最近二人で一緒に仕事しているNoble君が旅行好きでここがおすすめってごはんの最中に言ってたとこが
すごいよさげ。
珍しくごはんも盛り上がる。

江西省。
中国人にはある程度有名やけどでもほかの名所に圧されてそこまで人が多くなく、でも結構世界遺産とかもあるらしい。
婺源、庐山、三清山、龙なんとか山
三清山は掛け軸とかにあるような雲海のかかったいわゆる中国らしい山で、黄山みたいやけど、黄山ほど人が多くないのでおすすめとのこと。
婺源は古鎮、古い趣のある街並みが楽しめる。
なんかこれは!っていうくらいいい。
けっこう最近訪れる人も徐々に増えつつあるらしく、もっと観光地化する前にいまいっとこ。

つらいときにこういう楽しいことを考えて一瞬ワープしないとやってられない。