高校時代の部活の恩師が、市の文化功労者として昨年の文化の日に表彰された。長く軟式テニスに携わり、地域でのスポーツ振興に貢献されたということで、市長、市の教育長など賑々しく、華やかな式典だった。
まあ、自分としては同世代を一緒に青春を謳歌した仲間との飲み会の肴であり、今日も久々に盛り上がれると、普段の喧騒から離れて楽しい時間を過ごせた。
で、長い長い来賓の挨拶の中で、とんでもない話が出て来た。
今回文化功労者の表彰を受けた先生のお父さんが、そもそも市の文化功労者の表彰状の文面を考えられた方だったと、来賓の方から紹介された事だ。
長い歴史の中で沢山の方が受賞された賞を、自分の親が作って、それをその息子が受賞する。こんな奇跡があるのか?
いまは逝去されたであろうお父様も、今受賞された息子さんも、さぞ感無量。この上ない、表現できない感動があったのだと思う。凄い。
そんな場所に入られたことに、これまた感謝。感謝。感謝。
自分はどうだろう。自分の子供じゃなくても良い。なんでも良い。なにか、後輩、後世に残せるものがあるか。
まだまだ、これから。
一生感動、一生努力だなー