やんまの気まぐれ・つぶやっ句 「一句拝借!」

談話は、俳句喫茶店・つぶやく堂へお越しください。

大空に草矢放ちて恋もなし 高浜虚子

2018年06月10日 | 俳句
648
高浜虚子
大空に草矢放ちて恋もなし
草矢を放つのはどんな時だろう。悪餓鬼が野原で遊んだ昔なら飛ばしっこをして競ったものだった。時に独り遊びの草矢も在りうるだろう。かく言う小生も一人っ子で独り遊びには慣れていた。年を育んで青春時代まで独り遊びであった。青空に投げる草矢はやり場のない淋しさを紛らわす所作であった。当然恋のコの字も頭には無い。ただ憧れのをなご先生の話す口びるをじっと眺めているだけだった。:角川「新版・俳句歳時記」(1990年12月15日版)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 顔上げて居れば風くる草むし... | トップ | 鉢植に磨ぎ水撒いてひとりの... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事