Hirakata turezure 四季のなにわ

あるとき、ときどき、いろんな思いをふっと向ける事柄があります。

サザエさん一家

2013年06月16日 | 日記
サザエさん一家


少し難しい話になって恐縮である。
今年1月に出た、政府税制改正大綱に新車を購入する時にかかる自動車取得税について消費税5%から(8%の増税を経て)10%にあがる平成27年10月に廃止されることが決まった。(自動車重量税は今後引き続き検討される)
自動車ユーザーの願いがほんの少しだけ前進したことになるが、暫くは消費税との二重課税になる。日本社会運営の基盤といえる現行の税制度とはいえ、少しでも安くという願いは国民全ての感情であることには相違はない。

さて、いままで数回訪れている長谷川町子美術館がある東京世田谷の桜新町駅前にあるサザエさん一家の銅像がまたまた話題になっている。

前回は銅像の損壊であり、その修復に対する話題であった。中味は波平の毛3本の行方不明事件であった。結末は知らないが、その被害額より一般紙を含むマスコミの報道、宣伝活動の威力もあって、その商店街、銅像に逆に付加価値が出た事件でもあった。

 今回は、この銅像に固定資産税(「償却資産税」)が、資産の評価額の1.4%の税率で課税され、約五十五万円の納税通知が所有者の商店街組合に届いたという話題である。

今後の顛末については、サザエさんもきっと気になって注目することになるが、なんと無粋でノーセンスな世田谷都税事務所の課税決定ではなかろうか。

以前このブログで触れた(「真夏の夜の夢」)御堂筋の銅像群が非課税の大阪市所有でよかったのと思ったのと、今回の桜町、サザエさん一家の銅像の前に募金箱等が設置されないように願うばかりである。