アジアシリーズの決勝が11日釜山・社稷運動場で行われ、B組1位の巨人がA組1位のラミゴ(台湾)を6-3で下し、大会初制覇。優勝賞金約3600万円を獲得した。交流戦、リーグ戦、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと合わせて年間5冠に輝いた。
何とも地味な大会で、正直「まだ野球やってたの?」って感じである。せめて夜に開催してくれればまだしも、日中の試合開始では視聴すること自体難しい。これまで日本一に輝いたチームは「とりあえず出場」している感が否めず、それで五冠と言われてもどうもピンと来ない(そもそも交流戦を入れては駄目だろう)。また出場選手も若手中心なことを考えると、日本ではやはり日本シリーズがひと区切りの印象が強い。それってメジャーのワールドシリーズとWBCのそれぞれの位置付けと似ている気がする。
権威ある大会にするには長い歴史が必要だと思うのだが、やはりオーストラリアをアジアシリーズに入る事自体無理がある気がするな。