幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

老後のことを今考える

2018年05月23日 | ふれあい日記

最近始まった新築工事。
お施主様は介護関係のお仕事をされていらっしゃるので
間取りを考える段階で、先々のことをとてもよく考えて
いらっしゃいました。

いつも介護されている方と接しているので
どこをどのようにしたらいいか知っていらっしゃるんですね。

建てる時点での生活だけを考え、先のことなんて後回しで
つい忘れがちですが、いつか来る老後に備えて住みやすく
しておくことはとても大切ですね。

例えば、もしも車いすになったら…その時考えればいいじゃない、
では直すのが大変だったりします

移動のためには歩行より幅が取られます。

開き戸を開ける時少し後ろに下がらなければなりません。

段差があると車いすでの移動が難しくなります。

2階へ上がることをやめて1階での生活になります。(寝室を確保しなければ…)

外へのスロープや昇降機のスペースが必要になります。

いっぱい考えなければならないですね

扉を開き戸から引き戸にするとかならまだしも
廊下の幅を広くしたい、なんて後からじゃ結構大変じゃないですか!

しかもそういった改修工事が必要になった時は、若い頃より
すべてがスムーズにできないかもしれない…子供に頼ることになり
迷惑をかけるかもしれません。

今後、介護施設に入れるかどうかもわからないし
このように考えておくのは賢明ですね。

お若いのに感心だなと思いました

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