今日の出来事

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「プリンセス トヨトミ」を観た

2011-06-04 | 映画・舞台・テレビ
「プリンセス トヨトミ」は万城目学が原作の映画です。
「鴨川ホルモー」「鹿男あおによし」も映像化されています。
原作は読んでいないのですが、あの突飛な発想が観たくて行きました。

やはり突飛でした。おもしろかったです。
中井貴一がよかった。最後の長台詞は独壇場です。
平田満も泣けました。

綾瀬はるかは、展開上いなくてもよかったかな。
でも、あの独特のトンチンカンぶりで、場内から笑いが漏れていました。
(入りもかなりのものでした)
チャコ役の沢木ルカは、デビュー当時のつみきみほのようなかっこよさ。

父と子、一子相伝の「大阪国」の伝え、延々と続く赤絨毯とともに、
妙に説得力がありました。
たしかに、大阪でならありそうな気がする。
堤真一が最後の最後に笑ったのも、
過去の悔いを乗り越えたからこその笑顔なんだろうな。

そういう深読みはしなくて、リラックスして見る映画だと思います。
予告編に入っていた「アンダルシア」のような真剣さとは対極にありました。


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