ドリュー・バリモア主演のシンデレラ・ストーリー。魔法使いの代わりにレオナルド・ダ・ビンチが出てきて、主人公を助けてくれる。
召使や農奴と仲良しで、継母のいじめにもへこたれず明るく育った娘は、本好きの正義感の強いお転婆娘。フランスの皇太子として生まれながら、王権の継承が世襲であることで自分の価値を見出せず、父王に反発しながらもしがらみを捨てきれない王子。王子が姫にやっつけられ助けられ啓蒙されて、身辺にわんさといる「媚を売る姫」にない彼女の新鮮さに惹かれていく。王子が娘を恋するのは分かるんだけど、なぜ自由闊達で強い彼女がそれほど取りえのない王子に惚れたのかは不明でした。
継母はいかにも「気位の高い落ちぶれた貴族の奥方」でいい感じ。継姉の下の方がシンデレラの(少しだけ)味方というのもよかった。ドリュー・バリモアは、庶民的であんまり綺麗じゃないけれど、役柄としては性格美人だからOKかな。王子役のダグレイ・スコットは、そこらの兄ちゃんという感じで、あんまり高貴な身分というイメージがなくって×。
それにしてもアメリカって、どうしてこんなに「自由・平等・正義」が好きなんでしょうね。こんなおとぎ話なのに道徳くさいの。正しいことが正しいと言う主張も、ここまでストレートだと、引いてしまう。いや、いかにも「らしい」映画でした。
召使や農奴と仲良しで、継母のいじめにもへこたれず明るく育った娘は、本好きの正義感の強いお転婆娘。フランスの皇太子として生まれながら、王権の継承が世襲であることで自分の価値を見出せず、父王に反発しながらもしがらみを捨てきれない王子。王子が姫にやっつけられ助けられ啓蒙されて、身辺にわんさといる「媚を売る姫」にない彼女の新鮮さに惹かれていく。王子が娘を恋するのは分かるんだけど、なぜ自由闊達で強い彼女がそれほど取りえのない王子に惚れたのかは不明でした。
継母はいかにも「気位の高い落ちぶれた貴族の奥方」でいい感じ。継姉の下の方がシンデレラの(少しだけ)味方というのもよかった。ドリュー・バリモアは、庶民的であんまり綺麗じゃないけれど、役柄としては性格美人だからOKかな。王子役のダグレイ・スコットは、そこらの兄ちゃんという感じで、あんまり高貴な身分というイメージがなくって×。
それにしてもアメリカって、どうしてこんなに「自由・平等・正義」が好きなんでしょうね。こんなおとぎ話なのに道徳くさいの。正しいことが正しいと言う主張も、ここまでストレートだと、引いてしまう。いや、いかにも「らしい」映画でした。