A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。今後のメディアがどうなるかも気になるところです。

たまには4ビートを忘れて、徹底的にボサノバで・・・・・

2008-01-09 | MY FAVORITE ALBUM
Yes, I Had No 4 Beat Today / Toshiko Akiyoshi

秋吉敏子の70年代以降の活動はオーケストラ中心であったが、時にはピアノをメインにしたアルバムも。オーケストラを操る敏子の表情も魅力的だが、ピアニストとしての敏子の指捌きも素敵だ。Concordへのデビュー作もその一枚であった。
そのトシコのピアノというとやはり基本は4ビート。今度は、「たまには4ビートを忘れたピアノの演奏を」という企画で作られたアルバムだ。
アルバムのタイトル“Yes, I Had No 4 Beat Today”も洒落ている。

4ビートを忘れたといっても、彼女の場合はハンコックやコリアのようにフュージョンをやった訳ではない。
アントニオカルロスジョビンが亡くなったこともあり、「彼の作品を何曲かやろう」と曲選びをしているうちに、「いっそうのことすべてボサノバにしてしまおうか」ということに相成り、結果生まれたのがこのアルバム。

ボサノバのピアノアルバムというと、エレキピアノを使って何となくイージーリスニング風になりがちでありが、そこはトシコのまじめに取り組む性分の本領発揮。ボサノバのリズムにも徹底的に拘ったのか、リズムセクションは本場ブラジルのメンバーを起用。曲によってはオーケストラのメンバーが管楽器のバックを加え、「彼女のボサノバの演奏のすべて」を聴ける素晴らしいアルバムになっている。

曲はボサノバの世界では有名なワンノートサンバやワンスアイラブドがあるかと思えば、クラッシクの名曲G線上のアリアも。ラテン調のアレンジで有名なアマポーラ(この曲はマリガンとブルーベックの演奏がお気に入りだ)や、ティコティコ、さらには、彼女のオリジナルでConcordのアルバムやオーケストラでも演奏したWarning!・・・・・。
バラエティーに富んでいるが、どれも本番物のボサノバだ。
何をやってもトシコの作品には手抜きがない真剣さを感じる。

1. Once I Loved
2. Pollination
3. Tico Tico
4. Air / G線上のアリア
5. One Note Samba
6. Star Eyes
7. Amapola
8. Warning ! Success Maybe Harardous To Your Health

Produced by Toshiko Akiyoshi

Toshiko Akiyoshi (p)
Lincoines Golnes (eb)
Duduka Dafonseca (ds)
Valtinho Anastacio (Per)
Ivo Araujo(Surudo, Chocalh,Repinique,)
Scott Wendholdt (tp)
Scott Whitfield (tb)
Ray Stewart (Tuba)
Lew Tabakin (ts)
Roberta Cooper (Cello)

Recorded at Power Station Studio B,NYC,on August 2&3,1995
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