草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

PTAに期待されているもの - 家族支援士のたまごの立場から

2010年02月15日 | PTAについて考えてみる
「PTAは任意加入だ」とPTAに対する指導が
いかないのはなぜだろう・・?

  PTAのあり方に対して、指導が行かない

と考えていましたところ、

シンポジウム「これからのPTAのあり方」で
http://www.kyoikushien.org/pdf/pta_info.pdf

ひとつ判明しました。


寺脇 研氏発言》

 ・日P は、会費収入をもとにして活動する社団法人なのだから、
 当事者の立場に立つと、会員が減るようなことは
 言うわけがない

という主旨でした。
なるほど、納得。

では、文科省はどうでしょうか。
これは 教育委員会・校長 宛には任意であるという
認識を広めたい、と先日、神代 浩氏が宣言されていました。


      


さて、任意加入をアナウンスして起こりうる
諸問題は、いろいろ想像できますが
いまは、そのことは脇において考えます。

また、社会教育団体としてのPTA と、
学校に子どもを通わせている単なる「保護者組織」を
分離するべきとの指摘もあります。

このことも、脇において考えます。

(追記:わたしはこの論に賛成です。
 この稿の最後で、保護者組織の分離は
 やはり大切だね、と念押しすることになります)


      


すこし話は飛びます。

わたし、表情や動作がイキイキとしていない子が多いな、と
感じて数年経ちます。

その原因はなんだろう・・?と思って
自分なりに本を読んだりお話を聴いたり
家族支援士を受講したりしました。

わかったこと。


・家族が孤立すると、子どもが歪むことがあります。

・子どもの問題行動の裏には、親の愛情不足や過干渉、虐待などが潜んでいます。
 しかも、得てして親は、「自分が間違った接し方をしている」と、認識していないことも多いらしい。

・子どもへの「承認」(ありのままを受け止めること)が足りない。

・子育てのみに集中せず、親(母親)自身が、豊かな人間関係を築き、自分の人生を主体的に生きると良い。

・子どもは、家庭だけでは育たず、いろんな立場の大人から、いろんな種類の愛情を受けて育つもの。子ども同士でいろんな体験をすることも必要。遊びも重要。


まとめると、以上のことになるでしょうか。

      


問題行動を起こす子どもへの対応を考えるとき、

一番、頭を悩ませるのが、その子の親御さんへのアプローチ。

また、一母親としては、当のお子さんへの接し方も、難しいものです。

 (「ナナメの関係」大事よね!とばかりに
  身近な子に下手にかかわり、我が子へ
  とばっちりが いったことがありました)


核家族が孤立して大分立つので、
みな、手探りで家事育児のやり方を確立していると思います。

ママ友同士で話してみると
子育て感覚のみならず、日常の家事のやり方でさえ、
差異が大きく「え!お宅はこうなの」とびっくりすることが
しばしばです。

また、子どもには発達段階があること。

家での子どもの姿、学校での子どもの姿、遊び場での子どもの姿は
ぜんぜん違うものだそうですが、そのことを
ご存じない方もいらっしゃいます。

      


社会教育団体としてのPTAに、期待されているもの。

それは、キャッチコピーにすると

  絆・再生-PTA

ということになると思います。


核家族が閉じこもらず、外に出て、
「子どもたちのために」
「こころ豊かな社会を築くために」
共に考えて働くことは、とてもいいこと。

その、チャンネルの一つが、PTAだと思うのです。

そして、PTAをきっかけに、素敵な方と
知り合えることもあると思うのです。


  それは、この時代、なにもPTAだけでなく
  あなたに合うNPOだっていいと思います。


「強制のあるところにボランティアの花は咲かない」と
シンポジウムで指摘がありました。

任意加入が徹底され、諸問題が解決したならば
イキイキとしたPTAが実現することと
思います。

保護者同士が仲良くなれば、
学校とも信頼関係で支え合えれば、
子どもも安心して学校へ通えると思います。


      



蛇足ですが、ちょっと心配なことも。

PTA任意加入を徹底すれば、加入しない方が
当然でてくることと思います。

非加入の動機を問うことは、
有給の取得理由を問うことと同じように
してはいけないことですが・・・

心配なご家庭ほど、PTAのような場に
参加したがらない傾向にあるのでは・・?

  それはそれで、いいじゃない。
  家庭の問題は別の所にあり、
  それにふさわしい、別な手を考えればいいのだから。

で、たぶん、この問題を解決する鍵は、
「社会教育団体としてのPTAと、保護者組織を分離する」
ことにあると思うのです。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
保護者であること (いっこく)
2010-02-15 17:47:33
 PTAへの参加は任意ですが、保護者であることは、子どもを作る時点では任意だけど、子どもが生まれてしまったら任意ではなく、義務が伴うと思います。ですから、学校に子どもを通わせる保護者としての義務の部分と社会教育活動としてのPTAは区分けが必要だと思います。

>・家族が孤立すると、子どもが歪むことがあります。

 教育について語るときに「こうすれば必ずこうなる」ということはあり得ません。しかし、高い蓋然性があると思います。
Re:保護者であること (猫紫紺)
2010-02-15 18:53:45
>いっこくさん
 コメントありがとうございます。

>学校に子どもを通わせる保護者としての義務の部分と社会教育活動としてのPTAは区分けが必要だと思います。
 本当に、おっしゃるとおりだと思います。
 この区分けについては、考えてゆくと奥が深そうで、ゆっくり考えていきたい問題です。
 「保護者としての義務の部分」これは、まず思いつくのは「早寝早起き朝ご飯」的な部分でしょうか。学校関係の事例ですと、シンポジウム「これからのPTAのあり方」でも取り上げられていたように「給食費はきちんと払う」がまずは思いつきます。ほかにも、学校現場等で把握している困った保護者の事例の数々がありそうで、今のわたしの立場では知るすべはありませんが、興味はあるところです。
 PTAが担っている「学校への金銭的・物品的援助をどうするか」これも、赤字だらけの国家財政・地方財政と絡んできますので、「義務教育なんだから行政全額負担」が理想ではありますけれど、現状をまず把握するところから、始めなければいけないのではないでしょうか。

>>・家族が孤立すると、子どもが歪むことがあります。
> 教育について語るときに「こうすれば必ずこうなる」ということはあり得ません。しかし、高い蓋然性があると思います。
 ご注意と、ご指摘感謝申し上げます。歪むことが《あります》と、ぶれを匂わせましたが、なにぶんデータの裏付けのない主張です。勉強不足を感じております。
 【自己肯定感】と【自分の頭で考え、行動する力】と【思いやりの心】を失わせないよう、我が子を育てて行きたいと思っており、言葉かけや表情など日々気を付けておりますが・・。
ご挨拶もせずに (いっこく)
2010-02-15 23:23:38
失礼致しました。ここでの初コメントでした。硬い書き方で伝わらなかったみたいですね。勉強不足だなんてとんでもないですよ。高い蓋然性があると思われる物事に着目して調べるのが理解の始まりだと思います。
 逆に、教育に「こうすれば必ずこうなる」が無いからこそ、教育に関して発言することは勇気が要るのではないでしょうか?
 私自身は「早寝、早起き、朝ごはん」は「当たり前」と思っています。行政や学校がキャンペーンするに至っては、どこか間違っていて悲しいと思います。
Re:ご挨拶もせずに (猫紫紺)
2010-02-16 14:59:59
>いっこくさん
 失礼だなんてとんでもないことです(*^_^*)。コメントくださって嬉しいです。今後ともよろしくお願いします♪

 教育について発言すること。
 子どもが小さいのに、おこがましいと思われる方もいらっしゃいましょう。実はわたし、教員免許状を持っております(初カミングアウトです)中学高校の美術。学生時代は、造形教室のアシスタントをしておりました。両親は、わたしが教員になることを望みましたが、教育実習に行って「だめだ!経験が足りない。今のままでは人にものを教えることなどできない!」と思い、就職しました。また、社会に出てから自分が積み上げてきたものが一度バラバラになり、それを、ある方の講話で自分の方向性を再確認できた経験があります。ですから、「子どもの力を引き出す」こと、子どものいきいきした姿をみること、などは少ないながらも体験があり、ある程度の確信を持っております。

> 私自身は「早寝、早起き、朝ごはん」は「当たり前」と思っています。行政や学校がキャンペーンするに至っては、どこか間違っていて悲しいと思います。

 本当におっしゃるとおりですね。
 ですがそういわざるを得ない悲しい現実があるようです。『子どもの貧困白書』明石書店に、児童館が炊き出しをした事例が載っていました。その背景は、昼食を食べずに一日を児童館で過ごす子どもが相当数いる、と。下手すると昼食代さえ持たず、近くのスーパーで、スナック菓子をちょろまかしてくるのだとか。その子たちの親が、何を考え何をしているのか知る由もありませんが、我が子の昼食の心配もしないなんて・・。また、食事を出さない親も居て、夏休みになると体重が落ちる子どもが存在するとの由です。

 長々と失礼しました。
はじめまして・・ (PTAのあり方とは・・)
2010-02-17 11:36:44
色々と悩ましい現実が存在するようです。
私はPTA退会前に参加していた”旗振り”の際には、信号待ちの子供達に「ご飯食べたか?」と問いかけておりました。
10人中2~3人は「NO」でした・・。
理由は殆ど”寝坊”のようでしたが、中には「食べさせてくれない」という例もありました。

朝、朝食アンケートを行い、食べてこなかった子供達を一室に集め、「読み聞かせ」をしつつパンや牛乳を与える・・、このようなことが出来ないか・・考えたことがあります。

「格差」と申しましょうか、「意識」の違いなのでしょうか、悩ましい限りです。
Re:はじめまして・・ (猫紫紺)
2010-02-17 23:33:15
>PTAのあり方とは・・さん
 こちらでは初めまして!いつもお世話になっております。
 「食べさせてもらえない」というのは胸が痛いですね・・。”寝坊”は、きっと夜更かしのせいで朝が起きられないのでは?なんて思ってしまいます。

>朝、朝食アンケートを行い、食べてこなかった子供達を一室に集め、「読み聞かせ」をしつつパンや牛乳を与える・・、このようなことが出来ないか・・考えたことがあります。

 有志の先生が朝ご飯を用意した事例も、実際にあるそうです。

 親御さんの職業によっては、朝本当に起きられないとかが、あるのでしょうか。地域によっては「しんどい」家庭が多いなど課題があるそうですね。「しんどい」状況に家庭があると、鬱的な状態になりがちで、わかっていても行動できないとかがあるのでしょうか。

 当たり前のことが当たり前に出来る、って実はすごいことなのかも知れません。
早寝早起き朝ごはん (PTAのあり方とは・・)
2010-02-18 10:03:57
猫紫紺さん>
コメントありがとうございます。
「早寝早起き朝ごはん」、至極当然のことと考える保護者が多い一方、全てを放棄する親も存在しておるようです。
「忙しいから」「疲れているから」は理由にならない、親の「義務」だと、私も思います。
(なんだかPTAのようですネ。)

しかしながら、これを教育機関が大々的にキャンペーンすることには疑問を感じております。
というよりも、教育機関が責任を放棄しているような気がします。
私は「義務教育の失敗」だと感じております。
最近の「協働」もそうなのですが、着想はともかく、誤解されて伝えられていることにある種の違和感と無責任さを感ずるのです。
ご承知の通り、教育基本法には全ての教育に関する国や地方自治体の「責任」が明記されていますが、果たされているのか、検証が十分ではないものと思います。
先ずは、「責任」を認めることだと思います。
その上で、それぞれの「責任」について考えるべき性質のものだと考えます。

以前どこかで書きました「両刃の刃」とは、強制することに「従う」「一切参加しない」その両極に向かう傾向が最近強いと感じており、「強制で得られるものとその反動」を意味しております。歴史に学ぶべきです。
(調子に乗ってしまい、失礼しました。)
Re:早寝早起き朝ごはん (猫紫紺)
2010-02-18 10:59:43
>あり方さん
昨晩、あるブログにコメントさせて頂いたのですが、「早寝早起き朝ご飯」は、2種類の団体が存在するようです。
http://blog.livedoor.jp/rve83253/archives/2010-02.html#20100217
全国協議会のキャンペーンのあり方には、わたしも疑問を感じております。○すれば(必ず)△するといった短絡的なものを。いいことやっているはずなのに、感じるこの違和感の正体はなんだろう、と自分で思います。
さて、本家のサイトにある「早寝早起き朝ご飯」のエビデンスはこちらです。
http://www.hayaoki.jp/gakumon/gakumon.cfm

もともとの提唱者のお一人、鈴木みゆき先生から講話を伺ったことがあり、なるほど、と思いました。曰く「ヒトは昼行性の動物である」と。生体リズムを整えること、睡眠は大事、朝ご飯で身体のスイッチを入れる、というのが本旨だそうです。たまたま興味を持って学力を測ってみたら、相関関係がみられた、ということのようです。

責任の所在は、誰にも、すこしはあって、全部の責任はないのかな・・・と思います。難しいです。犯人捜しをしても始まらないので、「良い方向にするにはどうすればいいか」を考えて各自行動するのがいいのかな、とも思いますが・・。わたしは親として出来る限りのことはしているつもりです(え~かげんな所もありますけれど)。
利権と教育は切り離すべきだと思いますし、教育に関しては、地方格差のない条件にしなければ子どもがかわいそう、とも思います。
「自分の頭で考える」「自分の意見をはっきり述べる」「ものごとを曇りのない目できちんとみる」「ひとの意見もきちんと聞け、あいての状況を想像できる」こんなひとになりたいです。

>強制することに「従う」「一切参加しない」その両極に向かう傾向が最近強い
いま、寺脇研氏の本を読み出したところですが、小泉内閣以来その傾向が強まっている、とのことです。

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